『MASTERキートン』とは、勝鹿北星・浦沢直樹著の漫画作品。
原作にほぼ忠実なアニメ化もされている。
一回 刊行後謎の絶版になり、いろいろ言われていたが、後に完全版が刊行、ついでに「MASTERキートン REMASTER」が何回か発表された。
主な登場人物
平賀=キートン・太一
声:井上倫宏、宮田幸季(幼少期)
ロイズ保険組合の調査員(オプ)だが、遺跡発掘などの研究をする考古学者でもある。
専門の考古学に限らず歴史全般に造詣が深い知識人で、複数の言語を自在に操るマルチリンガル。
日本の自宅にいる時以外は、発掘作業中であっても基本的にスーツを着ている。
元SAS曹長でサバイバルのスペシャリスト。英国特殊部隊で先生をやっていたので、そこの生徒から「マスター(上にプロフェッサーと言うのがいる)」の尊称をもらう。
母親のパトリシアさんは、イギリスで実業家として成功しているらしいのだがマンガには一回も出てこない。なお同じく、作品に全く出てこないキートン夫人(日本人)はアメリカで方程式さんと不倫の後、「REMASTER」では正式に離婚。
平賀太平
声:永井一郎
太一の父で動物学者。下半身が元気すぎるエロじじい。
太助というチャウチャウの血が混じった雑種犬を筆頭に、その他に数匹の動物を飼っている。
彼をメインに一応据えた「キートン動物記」と言うのもある。
平賀百合子
声:桑島法子
太一の娘で、母親譲りの気の強さや現実的な面と、父親譲りの堅実さやロマンチストな面を持つ利発な少女。父親のライフワークである「ドナウ文明」の研究者で、パパの師匠であるユーリから、百合子と名付けられた。
父親のお人好し過ぎる所は「尊重すべき欠点」と見なしている模様で、当人もややもすればお節介焼きである。
声:菅原正志
太一の幼なじみの有名探偵。
イタリア系で、仕事の上では太一をライバル視しており、素早い事件解決をモットーとしているため、彼の調査に疑問をはさむ太一に苛立つこともあるが、その一方で自分以上に度胸の据わっている太一を認めている。