政党機関紙でありながら日本国内外の各種一般報道を行い、一般の全国紙や地方紙と遜色ない内容が提供される。加えて独自の調査報道には定評があり、このため共産党員以外の購読者も多い。日刊版と日曜版があり、日曜版の発行部数のほうが多い。
ページ数が少ない分広告が少なめで記事の正味量では他の一般紙とほとんど差がない。原則として大企業の広告を載せておらず、それが逆にスポンサーのことを気にせず財界にとって都合の悪いことも書けるという、有力なセールスポイントの一つとなっている。
日本共産党の政策から企業不祥事や労働問題の報道に熱心で、冷蔵庫メーカーの消費電力表示問題や反ブラック企業キャンペーンには他紙や週刊誌も追随した。ニセ科学や新興宗教に対し非常に批判的でカルト集団をチェックしている人たちの情報源にもなっている。
報道姿勢は真逆であるが、読売新聞を追放された記者が多く加わっていた経緯から、レイアウトや記事のまとめ方は読売新聞の流れをくんでいる面が大きいという。