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ひゅうが型護衛艦の編集履歴

2014-11-01 16:28:43 バージョン

ひゅうが型護衛艦

ひゅうががたごえいかん

海上自衛隊が運用している護衛艦の艦級。

見出しのイラストは1番艦のひゅうがだ。



概要

本艦は海上自衛隊が運用する「ヘリコプター搭載護衛艦」である。「はるな」「ひえい」の老朽化に伴い、後継艦艇として計画された。2004年に予算がおりたことから計画時は16DDHと呼ばれていた。


どう見ても空母のようなシルエットでイタリアの「ジュゼッペ・ガリバルディ」などの軽空母と同じサイズと排水量となっているが、ハリアーやF-35BのようなSTOVL機などの固定翼機の運用はまったく考えられていない。あくまでヘリの集中運用プラットフォームとしての全通甲板であり、よってヘリコプター搭載型護衛艦DDHと防衛省と海上自衛隊はアナウンスしてる。


艦自体の固定武装はファランクス2基、VLS(16セル)、魚雷2基6門とかなり割り切った武装のみというかたちをとっている。この他に昨今の海上テロを警戒して12.7mm機銃座が存在しており、必要とあらば相当数を搭載可能である。そして一見淡白な武装であるが、VLSの中にはESSMや垂直発射アスロックが満載されており、ESSMに至っては定数16発に加えて予備が1セット揃っている。更には潜水艦狩りに狂気に等しい執念を持つ海自ならではの、197mの巨体の3分の1に達する巨大ソーナーまで搭載しており、対空対潜攻撃能力は非常に高い。自衛隊が運用するすべてのヘリの離発着が可能であり、実際にテストも行われている。また、海上保安庁や警察など、我が国の公的機関が用いるヘリの殆ど全ても整備運用可能で、こちらの方も離着艦テストが行われた模様である。近年では米軍との共同演習でV-22オスプレイの離着艦が可能なことも確認された。


こうして、ひえいが現役を退くことにより、はるな型は全艦が有事に巻き込まれることなく、日本の守りを全うした末に退役した。


同型艦はネームシップの「ひゅうが」と二番艦の「いせ」で、共に太平洋戦争で名を馳せた伊勢型戦艦日向伊勢の名を引き継いだ。


余談

ひゅうがの船内には、宮崎県の東国原知事のサインと、航空戦艦時代の日向と護衛艦ひゅうがのツーショットのイラストが飾られている。前者は東国原知事が「日向の名を持つひゅうがの活躍を県民一同期待して」という祝電と共に贈ったものである。後者は米ロッキード・マーチンが贈呈したもので、こちらはいせにも同様のもの(戦艦伊勢と護衛艦いせのツーショット)が飾られている。


関連タグ

護衛艦 イージス艦 いせ ひゅうが

伊勢型戦艦

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