概要
連載経緯
最初はビブロス出版「カラフルBee」にて連載を開始。
その作風からマニアックな人気を得るも同紙の廃刊、出版社の倒産によって掲載の場をコアマガジン出版「コミックメガストア」に移し再出発(単行本タイトルは”新”ゲノムに変更)。同誌の休刊後は同じくコアマガジンの「コミックメガストアα」へ移行して現在にいたる。
なおビブロスから出版された旧ゲノム単行本全4巻は絶版の憂き目にあい入手困難な状況…だったが、2012年5月に新装版「ゲノム金」「ゲノム銀」として復活。幼女のアレが見られる「チョコんとチロルちゃん」もそのまま収録されている。
ストーリー
しゃべる動物や虫人間にゴリラが闊歩する現代日本に、エルフ界から留学してきたエルエルさん。卒論製作のために生物研究所に居候してますが、メガネゴリラと緑色の美少年に毎日いじられる楽しい日々を送っています。まわりの人たちも常軌を逸したいやらし人ばっかりでさぁ大変。さてさて今日はどんな受難がやってくることやら・・・・。
(ナレーション:滝口順平)
登場人物
エルエル
本作の主人公。
エルフ女子大の女子大生で卒論テーマの研究のために人間界にやってきた尻尾つきのエルフ。巨乳。
この作品の数少ない常識人かつツッコミ係だが、同時に超がつくほどのお人好しでもある。
生物研究所に居候しているが毎回ろくでもない研究の被害にあっており、いつの間にかお話にちなんだ生き物スーツを着せられていじられている。
何故か同性にモテモテ。
パクマン
本作のギャグ担当にして永遠のいやらし人。
感情どころか性欲まで兼ね備えたAI(通称:イヤラシステム)を持つ貯金箱みたいな形の助手ロボット。
大体ゲノムは彼の意味不明な挙動からスタートするため、ゲノムの要とも言える。
毎回エルエルに生き物スーツを着せてはセクハラかますエロ大将。ひどい人(?)ジャナイヨ、ただいやらしいだけなんだ・・・。
ちなみに、ニニンがシノブ伝ドラマCDではCV:中田譲治。ゲノムドラマCDではCV岩田光央。
小林所長
エルエルとパクマンが居候している生物研究所の所長。
豪快でがさつな性格、巨乳、そしてレズビアン。眼鏡を外すと美人というお約束つきである。
回が進むごとに出番が減っており、公然とそれをネタにしているタフな女。
なっちゃん
ナメクジがご先祖様の女の子。美乳。
たたずまいは女の子全開だが、ナメクジは雌雄同体なのでハッスルスティック装備。
エルエル大好き。もちろんレズビアン。
ダクエル
ボーイッシュな褐色肌のエルフ女子。
自称エルエルのイジメっ子であり、幼なじみ。巨乳。
ツンデレ気質だが数少ない常識人であるため、必然的にツッコミ担当を担ってる忙しい人。お仕事はパクマンへの鉄拳制裁。
当然のようにレズビアンでエルエルが好き。
バッタ16世
バッタの王様。
パクマンとは別種の変態でしょっちゅうエルエルにストーカー行為をはたらくが、たいていボコられてお話が終わる。
途中からイナゴ姫と結婚するも相変わらずエルエルにちょっかいを出しては痛い目に遭っている。
ウミさん
ウミウシのお姉さんでなっちゃんの親戚。
本作きっての巨乳でたたずまいも言動も艶めかしいエロス人。ある意味パクマンより危険な存在である。
ちなみにウミウシは雌雄同体なのでワンダフルキャノン装備。
やっぱりレズビアン。
パクマンの親父
パクマンの夢の中の住人。
全身真っ黒なパクマンの姿をしている。
パクマンに帝王学とエロスをたたき込んだパクマン以上のド変態かついやらしさん。
途中から夢の世界より脱出して研究所に置いてるテレビの中に住み着いている。
キング・ジャック・ジョーカーダイナマイトゴリラ3兄弟
コバヤシ研究所の近所に住んでるゴリラ兄弟。ことあるごとにパクマンと対決するが根はいい奴らで喧嘩友達と言ったところ。古賀先生のゴリラ狂いから出番が多めである。困ったもんだ・・・。
コオロギ兄さん
コオロギだけにミュージシャンを志望しているお兄さん。自堕落でちゃらんぽらんなダメ兄さんで、ミュージシャンの才能もからっきしな困った人。ちなみに妹が一人いるが、かわいい上に歌って踊れてギターも得意なスーパー美少女なので完全にキャラを食われている。ちなみに妹さんの名前はさとみでCVこおろぎさとみ。おいこら。