エラム(Elam)とは
pixivでは2.の意味で用いられる事がほとんどである。
『アルスラーン戦記』のエラム
小説『アルスラーン戦記』の登場人物。
ナルサスはかつて、父から家督を継ぐと、家に仕えていた奴隷をすべて解放した。その中のある夫婦はそのことを非常に感謝し、恩義を返すためナルサスに仕えるよう息子に遺言を残した。それがエラムである。
本人も、ナルサスを主人としても師としても慕っており、ナルサスがアンドラゴラス三世の勘気を被り、バシュル山に隠棲した際も自ら付いていっている。
王太子アルスラーンに請われてナルサスがバシュル山を降りる際も、ナルサスの心配を振り切って行動を共にし、やがて歳の近いアルスラーンと身分を越えた友情を深めていくようになる。加えて、同じくナルサスを師と仰ぐアルスラーンとは兄弟弟子となる。
知略はまだナルサスに遠く及ばないが、頭がよく弓術にも秀でている。
また、アルフリードとはナルサスを挟んで犬猿の仲で、しょっちゅう口喧嘩をしている。
第2部ではパルス国の侍衛長(ケシュタク)に就いており、アルスラーンの側近として共に行動することが多い。ダリューン曰く「指図振りがナルサスに似てきた」とのこと。