なぜかオリョクルのイメージが強いでち公こと伊58と、オリョクル向けの能力を持ち、かつオリョール海にも興味を示す呂500のカップリングのこと。
御存知の通り伊58の本人希望の愛称は「ゴーヤ」だが、呂500は時報で彼女のことをこれに従わず「でっち」と呼んで怒らせている。
特に仲が良さそうな伊8の「はっちゃん」や伊19の「イク」はちゃんと呼んでいる中、なぜ伊58だけ本人希望の呼び方でないのかは不明である。口癖をあだ名と間違えたのなら伊19は「ナノ」とかになりそうなものだが。
この点について公式4コマでは、「U-511時代の初対面で彼女の口調が印象に残りすぎた」「なのは日本語で普通に使うから」とフォローされている。でちはダメなんでちか!?
また、独自のあだ名が付いてしまうほどに呂500が伊58に懐いているとも解釈できる。
この二人が絡む際は「呂500がでっち呼びして伊58が怒る」ところまでがお約束である。
呂500は本来通商破壊用の潜水艦であり、ゲーム中の通商破壊作戦であるオリョクルやバシクルにも興味津々である。
この点が伊58のでち公ネタやそれに伴うオリョクルネタと複合して使われることもある。
無論こちらは嫌う人もいるので、使う際は用法用量を正しく守ろう。
この関係をU-511時代に遡らせたでっちゅーも単独カップリングタグとして機能している。
こちらと組み合わせて検索すると、時間経過による二人の関係の変化を描いたイラストを楽しめる。
潜水艦娘同士のカップリングタグは、厳密にはコラボ限定艦を含むイオしおの先例があるにはあるが、通常艦同士ではこれまで特にカップリングタグは作られてこなかった。
これは、そもそも潜水艦娘は数が少なく全体でひとまとまりの印象があり、しかも史実での繋がりやゲーム中での交流を見せる者もいなかったため、わざわざタグで分類するような特定の組み合わせが生まれなかったためと思われる。
ゲーム中で潜水艦娘同士の交流が描かれたのは呂500の時報が初めてであり、そんな中で想像力を掻き立てる伊58への言及は非常に印象的だったのである。
なおゲーム内での実装が1年半も先であるため伊58が先輩扱いされることが多いが、史実では進水・竣工は呂500(U-511)のほうが3年近く早く、帝国海軍への在籍も呂500のほうが先だったりする。
また方や武勲艦、方や練習目標用と経緯は大きく異なるが、どちらも終戦まで生き残った潜水艦達であり、そのおかげでゲーム内の潜水艦娘としても特に運の値が高いコンビである。