おきのどくですが
ぼうけんのしょ１ばんは
きえてしまいました。
概要
『ドラゴンクエスト』シリーズで冒険の書が何らかの原因で消えてしまった時に流れるメッセージである。
「きえてしまいました」じゃねぇよ!!
ある意味『ドラゴンクエスト』最大の敵。
しかも発動すると回避不能。今までの苦労が水泡に帰す。
しかも1つだけでなく、いっぺんに全部のデータが消える場合もある、こうなったらもうどうしようもない。
消去された後は「ぼうけんのしょをつくる」というメニューだけがぽつんと表示される。
メッセージと共に嫌なBGM（呪われたアイテムを装備した時の音楽）が流れ、さらにトラウマ度を増している。
「データが消えたのは呪いだからしょうがない」という理由でわざとあんな音楽にしたそうだが、どう見てもブラックジョークの極みである。
できればクリアするまで聞きたくないものである。
そもそもどうして「データが消えた事をソフト側が認識できているのか」だが、実はデータが消えていることなどは確認していない。
実は、電源投入時に不良データを発見したり、読み込む側のプログラムの誤作動でデータが読み込めなかった時などに、意図的にデータを消去しているのである。
つまり、「きえてしまいました」というよりは「（エラーが発生したので）けしてしまいました」である。
本当の意味で「（電源を入れる前から）データが消えていた」場合は、このメッセージが出ることはない。
だが、メッセージが出ている最中に素早く電源を切るなどの方法で、意図的なデータ消去をキャンセルしてデータ復旧できる場合もある。
こんな仕様なのに不良データが発生しやすく、敏感に片っ端から消すのだからたまったものではない。
[nicovideo:sm12165862]
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