思花とは東方情花郷に登場するキャラクターである。
概要
思花(sika)
種族 :情花(本当は崩壊そのもの)
能力 :理を司る程度の能力
二つ名 :崩壊の姫君、情花郷総司令官
所在 :情狂邸
テーマ曲:鉄十字に輝くあの頃の思い出~Ich schütze dieses Kind
情花郷の6面ボスとして登場。
薄緑色のウェーブでずれたツインテール、翡翠を思わせる瞳、フリルが豊富なワンピース、胸元に輝く鉄十字、不気味な色合いの帽子と軍の中で生きる冷徹な戦乙女のような風貌。
胸元に輝く鉄十字は、かつてのナチスのものである。
生まれはドイツで、ナチスによって育てられた(使われていた)。しかし、有名なあの方からは娘のように愛されていたという過去も持つ。
ナチスが滅んだ後、世界を転々とした思花。辿り着き住み着いたのが情花郷。その頼れる人材や天才的な策略により、情花郷を纏める総司令官の地位にまでなった。上司に向ける忠誠心は今や、束縛にも似た恋情となり咲に向けられている。ちなみにナチスにいた頃の名前はルーシュ・ハイリア。
呼称
思花、しーちゃん、ゲシュ子
個人設定
一人称:私 二人称:名前or貴様、お前
絶対的な忠義と束縛に似た愛を持つ子。
愛するもの、尊敬するものを傷つけ貶める者は絶対に許さない。
簡単に言えば、毒舌冷徹堕天使系乙女。
頭脳明晰で冷静だが、一度怒らせると気が狂ったように怒る。
咲が大好きで鬼緒が大嫌い。超堕天使。
好きなものは情花咲、バームクーヘン、マシンガン、ショットガン、RPG。
嫌いなものは松本鬼緒。
ちなみにナチス所属時は、「崩壊の姫君」と謳われ愛された。
能力について
理を司る程度の能力
元々は「崩壊へ誘う程度の能力」だったが、長い時を得て「理を司る程度の能力」へと成長した。
能力や自我。存在、概念、感情、視覚、嗅覚、味覚……理解に通じる全てを、自由自在に操ることができる能力である。
思花はまず、戦闘になると能力の方から掻き消そうとする。(嫌な奴だ)
元軍に所属していたせいか、スペルカードで弾を見ているより銃で弾の動きを見た方が安心して、能力消去に集中できるそうだ。
この能力は「脳を操る程度の能力」とも言えるだろう。
テーマ曲
鉄十字に輝くあの頃の思い出~Ich schütze dieses Kind
あの方が求めたのは、「Elysia」
私が求めたのは、「Elysion」
胸に輝く鉄十字には栄光の思い出が語り出す。
過去の栄光を捨て、今を生きると私は決めた。
全てを壊して、全てを失い。
私はあの子を守っていたいだけ。
スペルカード
名称 | 難易度 | 説明 |
---|---|---|
思符「ティアドロップの導き」 | E | 幾多の悲劇を見た涙のスペル |
考符「思考削除」 | E・N | 思考を徹底的に削除している時のスペル。安置は多い |
論符「ロストロジック」 | E・N | 論理を失わせるスペル。触れると徐々に論理的ななにかが消えていく感じがする |
絶符「拒んだ正常」 | E・N | 正常を拒んだ者にしか見えないスペル。なんだが正常に申し訳なくなる |
拒絶「右手に理解を 左手には疑問を」 | E・N | 当たると痛いし、何が何だか分からなくなってくるスペル |
「鏡の向こうのあなたはあなた」 | E・N・H | 怖い。ただそれだけだ。まるでなにかが壊れるような気分になる |
粛清「長めのナイフが輝く夜」 | E・N・H・L | 1934年に起きた「長いナイフの夜」を表現したスペル。ナイフが高密度 |
1938「水晶が砕けた夜」 | E・N・H・L | 1938年に起きた「水晶の夜」を表現したスペル。ガラスの破片と血が少々 |
狩人「標的:逃亡者」 | H | 銃で撃ってくる。追尾タイプの弾 |
開幕「白鷲侵攻令」 | H | ポーランド侵攻のこと。この行為が第二次世界大戦の引き金となった |
終幕「栄光が朽ちた日」 | N・H・L | 1945年4月30日。ヒトラーが自殺した日である |
情花「理解の花咲け、疑問の種蒔け」 | H・L | 情花の花とその花粉のスペル |
「鋼鉄銃器要塞:Abyss」 | H・L | ラストスペル。大きな要塞が登場し、幾千の銃から弾が容赦なく撃たれる |
独裁「NSDAPの矛盾の行方」 | EX | NSDAP。ナチスの略称である |
殺戮「42回の暗殺計画」 | Ex | ヒトラー暗殺計画の確認されている回数である |
崩壊「問い:お前は誰だ?」 | Ex | ゲシュタルト崩壊になるための行為。良い子も悪い子も絶対やっちゃダメ |