概要
1970年代に爆発的にヒットしたチョロQの1シリーズ、『コンバットチョロQ』シリーズを題材にゲーム化したもの。これだけならただ「おもちゃにゲームをくっつけたもの」になるはずであったが…
特徴
ゲーム内容はいたってシンプルでミッションをクリアして報酬をもらい、その報酬でパーツを買い新しいミッションに挑む、というもの。しかし戦車に詳しい人なら分かるが出てくる戦車のほとんどは実在し、かつ戦争に参加した戦車なのだ。しかもこの手のゲームにありがちな名前が同じなだけのベツモノというわけでもなかった。形、性能、挙動までほぼ忠実に再現したのだ。雑魚敵戦車でさえ詳しい人が見たらすぐにわかるぐらいに。そしてこれらの戦車一つ一つにわからない人でもわかりやすい解説がついており、多くの子供にミリタリーの道を歩ませた。そして驚くなかれ、ゲーム内で忠実に再現された戦車はゲーム内で使用可能だったのだ。恐るべしタカラ、恐るべしBHE(開発元)。
ちなみにBGM担当は佐藤天平氏。魔界戦記ディスガイアなどのBGMを手掛けている人である。
その質の高さゆえなのか、今は入手困難なゲームでありこのゲームの攻略wikiに「今作の入手は限りなく不可能」とまで書かれるほど。
今作の評価の高さからシリーズも独自に発展し、『新コンバットチョロQ』(PS2)、『コンバットチョロQ アドバンス大作戦』(GBA)が発売されたりしている。
オリジナルタンク
そしてこの作品のもう一つの魅力はオリジナル戦車であろう。
どう見ても恐竜戦車なタンクがいたり、
どこかで見たタンクがいたり、
子供の心にトラウマを刻むタンクがいたりオリジナルもやたら濃い。
ちなみに
このゲームで一番のトラウマ的存在に某戦車アニメでも大暴れした超重戦車を挙げる人も多い。