データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
タイプ | いわ |
ぶんるい | 物理(~第3世代)→特殊(第4世代~) |
いりょく | 60 |
めいちゅう | 100 |
PP | 5 |
範囲 | 相手一体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 10%の確率で攻撃、防御、特攻、特防、素早さの能力ランクが一段階上がる |
英語名 | AncientPower |
概要
第2世代で追加されたいわタイプの技。当初は物理・特殊がタイプごとに設定されていたため物理技であった。
威力自体は大した事無いものの、追加効果が攻撃、防御、特攻、特防、素早さが一段階上昇するという破格のものとなっている。
所詮は1割なので発動する機会は少ないが、「10まんボルト」で麻痺する確率と同じと考えると無視できるものでもない。特に「フロンティアクオリティ」のあるゲーム中のバトル施設では、毎ターン当たり前のように強化を遂げる凶悪な攻撃兼積み技に変貌する事も稀によくある。
4世代の技仕様変更に伴い、既存の岩技で唯一特殊技に振り分けられる。同時に裏設定が追加され、特定のポケモンが「げんしのちから」を覚えた状態でレベルアップすると進化するという一部の道具と同等の扱いがなされるようになった。
また、「パワージェム」という特殊岩技が登場したが、ほとんどのいわタイプが習得できないという棲み分け以前の段階にあるため、特殊岩のメインウェポンは現在まで変わらず「げんしのちから」であり続けている。そして、サブウェポンとしての採用はほぼ4倍弱点をピンポイントで狙うものとなる。
倍の威力120技をメインに据えるタイプもある中でのこの状況は非常に厳しいものがあり、「やむを得ず使われている」という趣が強い。一方で、上記の追加効果を主目的にした一種の「ロマン砲」として採用しているトレーナーが少数ながら存在する。ネタプレイと同列という事が既に不憫なのだが。