るみゃみけとは、クロネコの描いたルーミア、Exルーミア、Phルーミアおよびルーミア三姉妹のイラストにつけられるタグ。また、そのルーミア三姉妹の総称である。
ここではルーミア三姉妹について解説すると共に、便乗してクロネコが独自に設定を加えて改変したルーミア、Extraルーミア、Phantasmルーミアや、そのルーミアの過去などについて解説する。
概要
ルーミア三姉妹(通称るみゃみけ)は、ルーミアを主に描いているクロネコが、東方紅魔郷に登場するルーミアおよび二次設定であるEXルーミアに独自設定を加えて改変した、Normal、Extra、Phantasmのそれぞれのルーミアを姉妹にしたものである。三次設定に近い。
以下に、ルーミア単体としての設定と、ルーミア三姉妹としての設定の二つに分けて解説する。
原作である東方紅魔郷のルーミアについてはルーミアを参照のこと。
なお厨二成分が非常に多いので、観覧の際はご注意を。
ルーミア単体としての設定
ここではルーミアに姉妹が居ない、ルーミアを単体としての設定を解説する。
原作には、「頭のリボンはお札で…(以下略)」とあり、そこから派生して、お札が解除された本来の姿としてEXルーミアという二次設定が生まれたが、このルーミアはExtraルーミアよりさらに上のPhantasmルーミアが存在する。
この三段階のルーミアを元にルーミア三姉妹の設定が作られた。
共通点
服装
服装は三段階全て共通しており、原作とほぼ同様。以下の服を基本的には着用している。
- 黒色のベスト
- 白色のブラウス
- 黒色のマイクロミニスカート
- 白色のキャミソール
- 白色のジュニアショーツ
- 赤色のお札(頭部)
- 赤色のボンボンが三つついたアクセサリー(胸部)
- 黒色のニーソックス
- 赤色の靴
服装以外
- 巨乳
服装以外では、各状態で大きさは異なるが三段階全てにおいて巨乳である。
ルーミア(Normal)
過去については後ほど。性格については三姉妹の設定にそのまま使われてるため、そこで解説する。
日常
原作とほぼ同様、目的をもたず、闇を展開しながらふよふよと幻想郷の各地を飛んでいる。
原作と違う所は、過去のトラウマで外から来た人間でも食べない事、妖怪だけでなく人間にも友好的な事、また、理由は不明だが光は嫌いではないが、光を嫌うふりをしている、など。
また、臭覚と聴覚が優れている。
二つ名
- 宵闇の妖怪
能力
- 闇を操る程度の能力
原作では魔法の闇を展開するだけだが、このルーミアは比喩的な表現として使われる闇も操れる。
主に、
- 自由に光を無くし、自由に暗くする。
原作同様、魔法の闇なので明かりを中でつけても意味が無い。
- 物を消す。
- 何もない場所から物を出す。
上記の二つは有機物、無機物等関係なく行う事が出来る。ただし、有機物を出したり消したりするのは緊急時以外は使わない。
- 知識を自由に得る事が出来る。
ルーミアの精神世界に、地球上のあらゆる情報や出来事が入っており、それを閲覧する事で自由に知識を得る事が出来る。
元ネタは分かる人は多いかもしれないが、仮面ライダーWの主人公であるフィリップの能力、地球の本棚から。
このように強力すぎる能力だが、紅魔郷1面で博麗霊夢に負けた理由を作るため、「本人は弾幕ごっこでは本気を出さず、闇を展開する能力しか使わない」としている。
外見
原作と同様、ロリ顔で、赤い目、金髪の髪をセミショートくらいの長さまで伸ばしている。身長は人間の小学一年生くらい。
原作と違う所は、
- 幼児体型ではなく、メリハリがついた体型をしている。
- 上記に書いた通り巨乳である。これは以下のExtra、Phantasmも同様。
要するに小人である。何ともありえない状態だが、彼女は人間ではなく妖怪である。
ルーミア(Extra)
二次設定のEXルーミアとの外見上の違い
お札が取れておらず、ルーミアとは逆の位置(ルーミアから見て右側)に着け直されている。
二つ名
- 日の出の妖怪
能力
- 光を操る程度の能力
「闇を操る程度の能力」がお札に封印される代わりに、「光を操る程度の能力」を得る。「闇を操る程度の能力」と同じく、光そのもの以外にも、比喩的な表現として使われる光も操る事が出来る。
主に
- 太陽光、レーザー光、電磁波を自由に操る事が出来る。
- あらゆる物事の解決方法が直感的に分かる。
例えば、弾幕ごっこでの避ける方法、あらゆる悩みや問題事、クイズなど。
ただし、全て現在の状態に全て依存しており、咄嗟に至近距離で新たに弾幕を出されたり、今の状態で何も出来ない、理論上の解決策が無いという状態になると使えない。
外見の変化
- お札がルーミアから見て右側に着け直される。
- 髪がセミロングぐらいに伸びる。
- 身長が人間の中学一年生くらいに伸びる。
お札の解除と再封印、制限時間と再解除について
お札の解除と再封印はルーミアが自由に行える。
制限時間は、解除から12時間。12時間経過すると再封印される。
再解除は、最初の解除から次の午前6時を過ぎないと出来ない。
よって午前0時に解除を行えば半永久的に使えるが、ルーミア自身の精神的な疲労が半端ない事になる。
ルーミア(Phantasm)
二つ名
- 一日妖怪
能力
- 闇と光を操る程度の能力
上記の二つの能力を同時に使用できる。
外見の変化
- お札が無くなる。正しくは解除されたお札が身体と融合する。
- 髪がロングぐらいに伸びる。
- 身長が人間の高校一年生ぐらいに伸びる。
お札の解除と再封印、制限時間と再解除について
Extra状態の時と同じく、解除と再封印はルーミアが自由に行える。
ただしExtraの状態の時のみ解除ができ、Normalからいきなり解除する事は出来ない。
また、制限時間はExtraの時から12時間であり、時間を延ばすことは出来ない。
また再解除については、Extraの状態を挟まないと解除自体が出来ないので、特に時間的な制限はなく、Extraのものに依存する。
ルーミア三姉妹としての設定
イラストの画面左側が長女(Phantasm)、右側が次女(Extra)、中央が三女(Normal)の姿である。
このように三人共(三段階共)巨乳である。
上記の設定を元に、ルーミアがある日突然三人に分裂したら、という設定。
能力や外見は上記と同じだが、それぞれお札の解除が出来なくなっている。
共通点は全員とも家事が得意で、特に料理が上手い。
ここには各ルーミアの性格のみを解説する。
ルーミア(Normal)
ルーミア三姉妹の三女。
無邪気な子供の様な性格で、他の人妖との関係づくりも積極的。人妖の事に限らず色んな物事にも興味を持つ。行動や言動も無邪気で明るい。何事にもプラス思考で行動力があり、暗い人を見ると放って置けない。
気分が良いと、他人に対してより積極的に行動する。
だが一旦傷つくと極端に落ち込み、一時的に元気が無くなる。その時は他人に迷惑をかけないように表面上では明るく振る舞う事が多い。だが心の回復は早く、暫くすれば大抵は何らかの事でいつもの調子に戻る。
姉達に対しては、長女には猫のように甘え、次女には言葉や悪戯等で弄る事もあるが、遊び相手になって欲しいという甘えからである。
実は三姉妹として分離する前や幻想郷に来た直後は、過去の事もあり今とは正反対の内気な性格だったらしい。
今でも、時たま闇を展開したりするのは外の世界に居た時の名残である。
ルーミア(Extra)
ルーミア三姉妹の次女。
年頃の女の子の様な性格で、恥ずかしがり屋。他の人妖に対しても、本心とは逆の行動してしまいきつく当たる事もある。思い込みが激しい。
気分が良い時は、言い訳をしながら他人に積極的に行動する天然なツンデレ。
だが、姉妹の中で一番心が傷つきやすく感情が少々不安定。そのため一人で心に背負ったり後悔することが多い。非常に心が治りにくく、回復も遅い。
姉妹に対しては、長女には甘えたいが、一人前と認めて欲しかったり、迷惑をかけたくないために素直に甘えられず、三女には弄られてはいるが、素直に可愛いと思われている。
ある意味三女より子供っぽい。
ルーミア(Phantasm)
ルーミア三姉妹の長女。
全体的に落ち着いたお姉さんのような性格で、人妖との関係づくりも来るもの拒まず去るもの追わずである。妹達に限らず他人に対しても気を配っており、困った時や悩み事も相談に乗ってくれる。
感情の起伏もあまりなく、気分が良い時も悪いときもあまり変わらない。ただ、怒るときは表情を崩さず怒るので、怒った時は怖い。
妹達に対しては心から愛情を持っており、次女には悩み事や相談に乗ったり、甘えさせたりして、三女にも常識を超えない程度に甘えさせている。
おまけ
ルーミア三姉妹の設定の他に、特に関係が無いが考えられた設定がある。
ルーミアが幻想郷に来る前の過去について
外の世界に居た頃は、自分の身体を餌に多数の人間の男達を誘惑しては襲って食べていたが、ある時に人間達に罠にはめられ動けなくなる。その際に封印のお札をつけられ、子供の姿になると同時に能力が無力化される。
その時に「家族を奪われた」、「親友を奪われた」と、被害者の家族や友人から口々に訴えられた事から、人間達にも感情と家族、仲間があり、自分がその幸せを奪っていた事に大してショックを受けた。
同時に男性からは長期間に渡って性的暴行、女性からは封印されてから数日のみ物理的な様々な暴行を受けたが、その償いとして嫌な顔一つせず(妖怪なので軽傷や怪我程度ならば数日で治る事もあり)、それを受け入れていった。
しかし次第に忘れ去られ、幻想郷にたどり着き、八雲紫に拾われる。外の世界の出来事を話すと、紫はお札を自由に解除出来るようにしてくれた(使用時間などの制限はあるが)。
そしてそれ以降、表向きには「捕まえるのがめんどくさい」といって、人間を食べないようにした。そして「人間に愛される事」を目標に現在に至る。
注意点
あくまでも、このページに書かれた事は、全て独自の設定なので、気にしないこと。
クロネコのルーミアの作品(のキャプション)を楽しむ際の参考にして欲しい。
また、気まぐれにより設定の一部が変更される事がある。