概要
シューティングゲームの一形態。
キャラクターの視界そのままを画面に映す主観視点のFPSと違い、カメラが自キャラの後方に配置されることで、自キャラの背中を見ながらのプレイが主となる(狙撃銃のスコープ等で一時的にFPSと同じ視点になる場合もある)。視野は比較的広くとれる一方で、視界の一部が自キャラの影に隠れてしまう他、カメラとキャラクターの間に障害物が挟まることでキャラクターをまるまる見失うという欠点も。
また、FPSと違ってプレイヤーの目(ゲーム画面)と操作キャラクターの目(主に銃口の位置と銃身の向き)が殆どの場合一致しないために弾道とレティクルのずれが大きく、遮蔽物に当たったりレティクルからずれている敵や味方に当たってしまう事が多い。そのため、こういったゲームをプレイする際には「偏差撃ち」と呼ばれる技術がほぼ必須。
『レインボーシックスベガス』シリーズや『Call of Duty』シリーズなど、FPSのゲームであっても限定的な状況ではTPS視点に切り替わる場合もある。
R6Bではカバーリングの際に主観視点から後方視点へと切り替わることで、身を隠したままで遮蔽物の先を見る、隠れたまま銃だけ出して撃つなどの行動が可能。
CODではModern Warfare2以降のシリーズにてマルチプレイでTPSルールが追加されている。
代表的な作品
バイオハザードシリーズ(4から)
MGSシリーズ(3から)