AMX-008ガ・ゾウムは『機動戦士ガンダムΖΖ』など登場する架空の兵器。
ネオ・ジオンの可変量産型モビルスーツである。
小説『機動戦士ガンダムUC』でも現役で登場している。
機体説明
ガザ系を発展させた機体だが、今までとは異なるフレーム構造、変形機能を持つ。
直結型からEパック方式に変更されたハイパー・ナックルバスター、ガザDよりも大型化されたミサイルを装備しており、従来のガザシリーズよりも、MS形態での対モビルスーツ戦を重視した性能付けがなされている。
反面、クローの廃止によってMA形態での格闘戦にやや不安が出てしまった感も否めない。
ガザEと同時期に開発され、当初はこの機体が「ガザE」となる予定であったが、従来のガザシリーズよりも性能向上が著しかったために別名称が与えられた(なおこれとは別に、本機はガザEの検討プランの一種で、結果としてガザEとしては採用に至らなかったが、埋没させるには惜しまれる性能のために別名称を与えて再び採用したとする説もある)。
本機はフレームからの新規設計機であるが、ガザC、ガザDとパーツの共有率が高かったため、多数が第一次ネオ・ジオン抗争中期以降に投入され、ガザDと共に大戦末期まで第一線で運用された。
本編では、奇襲によりネェル・アーガマを制圧まであと一歩というところまで追い詰めるといった描写もあった。
バリエーション
AMX-002 ガザB
AMX-003 ガザC
AMX-003S ガザC改
AMX-006 ガザD
AMX-007 ガザE
AMX-016 ガザW