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黒咲隼の編集履歴

2016-01-21 17:27:54 バージョン

黒咲隼

くろさきしゅん

黒咲隼とは、『遊戯王ARC-V』の登場人物である。

「貴様らのデュエルには 鉄の意志も鋼の強さも感じられない!」

CV:金城大和


概要

エクシーズ使いの青年でレジスタンスの一員。ユートと同じエクシーズ次元・ハートランドの住人で、彼とは親友であり仲間同士の関係。しかし榊遊矢達の世界(スタンダード)では別行動をとっているようである。故郷を融合次元に襲撃されたことから、融合に対して強い嫌悪感を露わにしている。


LDS関係者を問答無用で襲撃しカード化するなど、目的のためには手段を選ばない性格。その過激で直情的とも言える行動は、仲間のユートからも諌められている。だが、これらは妹の黒咲瑠璃を救うためにやっていることであり、無茶なことをしている自覚はある模様。

一匹狼な言動が目立つが、紫雲院素良とのデュエルで「仲間は必ず奪い返す」と発言したり、連絡がとれなくなったユートを案じて赤馬零児に取り次ぐよう中島に迫ったり、オベリスク・フォースを倒そうと奮闘したデュエリスト達の意志を受け継ぎ倒したことから、本当は仲間思いな性格であることがうかがえる。零児の命令に文句を言いながらも従っていることから、根は真面目なのかもしれない。


しかし前述の通り融合次元に対する憎しみは計り知れないもので、フレンドシップカップにて正体が判明し自身を煽りに煽ったデニス・マックフィールドには、完膚なきまで倒しただけでは飽き足らず、カード化しようとし、それが叶わなければ暴行に走る(寸前で止められたが)等、制御が効かないほどに根強く息づいている。


デュエリストとしての実力は、後述の養成校に通っていたこともあり折り紙つきである。リアルファイトも強く、数人いた警備員を全員一撃で打ちのめすほど強靱。


ちなみに、他次元への順応が異様に早いとも言われている。スタンダードではLDSの管制室に溶け込んでおり、シンクロ次元ではライディングデュエルで観客を湧かせていた。


容姿

フードをかぶっているようにも見える複雑な髪型、切れ長の金色の眼が特徴。青紫のコートに赤いスカーフを身につけている。当初はスカーフとサングラスで顔を隠していたが、柊柚子や素良、光津真澄との対面以降は普通に素顔を出している。


デュエルディスクには人間をカード化する機能が搭載されている。この機能はアカデミアのデュエリスト達のディスクと同様だが、どういう経緯で手に入れたのかは不明。

尚、カード化する機能は後に零児によって封じられた。


来歴

一連のLDS関係者襲撃事件の犯人であり、それによって封印したデュエリストのカードをレオ・コーポレーションへと送りつけていた。

LDSを目の仇にしているのは、妹である瑠璃を捕えたのがレオ・コーポレーション先代社長・赤馬零王だからであり、人質交換の材料として彼の息子・零児の身柄を確保するためだった。また、自身が勢い余って突き飛ばした柚子の姿を見た際には「瑠璃!」と呼びながら動揺しており、そのことから瑠璃は柚子に瓜二つであると考えられる。


襲撃を繰り返したことで、狙い通り零児を引きずり出すことに成功するが、彼もまた零王との戦いに備えていることを知り、零児とのデュエルの条件として彼から「舞網チャンピオンシップへの参加」を要求され、融合次元打倒のため一時手を組みLDSの生徒としてジュニアユースクラスで出場。

補足としてユースクラスはユース昇格試験を突破する必要があるので、いきなり出場することは出来ない(黒咲と同じ背丈のジュニアユース生は他にもいる)。


舞網チャンピオンシップ編

1回戦では素良と対戦。

カウンター罠やアクションカード、そしてRUMをも使用し、素良のモンスターを次から次へと破壊して彼の本性の片鱗を引き出す。

その戦いの中で故郷の凄惨な過去を語り、素良のことを「故郷を滅ぼしたアカデミア(融合次元)の一味」として徹底的に追い詰める。


チャンピオンシップ3回戦のバトルロイヤルでは融合次元に対抗するべく、「ランサーズ」のメンバーに適正なデュエリストを選抜する役目を任される。しかしその大会競技の真っ只中に、姿を消していた素良とオベリスク・フォースが乱入し、素良と再び相対。一夜を超えるデュエルとなるも、あと一歩のところで敗北してしまう。しかし、咄嗟にセレナが来たことでカード化は免れた。


シンクロ次元編

シンクロ次元に到達後、他のメンバーを探すようなことはせず、デニスと権現坂昇に合流するまでは地下デュエル場でライディングデュエルを行っていた。

本人曰く、地下デュエル場では実力本位の真剣勝負が行われており、ランサーズと共に戦える強いデュエリストをここでなら探せると踏んで足を運んだ模様。


地下デュエルでのデニスとのライディングデュエル中にセキュリティが乱入、違法な地下デュエルに関わっていた現行犯でデニス、権現坂共々逮捕され、収容所送りにされてしまう。

収容所では入ったその日に、因縁をつけてきた囚人十人と乱闘騒ぎを起こしたことから独房送りになっており、単独で脱獄の機会をうかがっていた。


地下デュエル場で披露した、ライディングスーツ姿と、まんざらでもなさそうな表情でDホイールを駆る姿は、視聴者の度肝を抜き、笑顔にもしている。

センシティブな作品

非常にハジケている描写が多いが、ランサーズのメンバーに対する仲間意識を感じとれる行動など、笑える部分とは別に印象に残る場面も多い。


前述の地下デュエル場でのデュエルを通じてデニスと因縁ができており、フレンドシップカップでは一回戦で対戦。

そのデュエルでデニスの手札に「融合」があることを看破。アカデミアのデュエリストとしての正体を明らかにする。

彼の供述から瑠璃の拉致の真相を知ったことで怒りと憎しみが頂点に到達。新たなモンスター「RR-サテライト・キャノン・ファルコン」を召喚し、デニスを完膚なきまでに叩きのめした。


その後二回戦では、同じ闇属性・鳥獣族使いであるクロウ・ホーガンと対戦。

前述のデニスとの試合で疑心暗鬼の念が強まっており、当初クロウを「スパイ」もしくは「勝ち上がるための障害」扱いしてはばからなかった。対するクロウも、自分を素人扱いする黒咲に敵対心を持ち、シンジ・ウェーバーが破れた直後なのもあって、黒咲に攻撃的なデュエルを仕掛けていく。


だがデュエル中、クロウが世話している子どもの1人であるタナーがコースに落下。それを黒咲が受け止め助けたことで雰囲気は一変する。

自分の観客だった子どもを含む、故郷の仲間達のために戦っていたことを思い出した黒咲は、自身に対する評価を改めたクロウと和解。同類として相手に肯定的に向き合い、全力のデュエルを展開する。

新たなる切り札「RR-アルティメット・ファルコン」を繰り出すも、クロウの切り札モンスター「ABF-神立のオニマル」の前に惜しくも敗れる。だがその表情は穏やかだった。

デュエル後、黒咲を仲間と認めるクロウに対し、黒咲も気を許した笑みを見せる。最後は互いに拳を向け合い、黒咲はフレンドシップカップを去った。


初志を思い出し、悔いのないデュエルをした黒咲だったが、地下の強制労働施設に行かなければならなくなる。

そこではどんな戦いが彼を待ち受けているのだろうか。


使用デッキ

RR(レイド・ラプターズ)」と名の付く闇属性・鳥獣族を主体としたデッキを使用する。エースモンスターは特殊召喚されたモンスターに対して絶大な威力を発揮するエクシーズモンスター「RR-ライズ・ファルコン」。

ユート同様魔法や罠を用いた戦術を基本としており、LDSのエリートをも寄せ付けないほどの実力を持つ(ハートランドが襲撃される以前は、プロデュエリスト養成校に通っていたことがデニスの口から明かされた)。またモンスターに片手で掴まりながらアクションカードを見つけて発動し、再びモンスターに飛び乗ったり、上空から落ちても咄嗟に受け身をとりながら着地出来るなど身体能力も高い。零児はそれらの技術は「実戦」の中で身についたものであると推測している。


素良とのデュエルでは、舞網市には存在していないらしいRUM(ランクアップマジック)も使用し、ライズ・ファルコンのランクアップ体である「RR-ブレイズ・ファルコン」、ブレイズ・ファルコンのランクアップ体「RR-レヴォリューション・ファルコン」を召喚し素良を追いつめた。二度目の素良とのデュエルでは1ターンで「RR-フォース・ストリクス」を3体も召喚した。

デニスとの二度目のデュエルでは「RR-サテライト・キャノン・ファルコン」を召喚。故郷を襲ったモンスターを仕留めた。


ちなみに「RR-ライズ・ファルコン」の召喚口上は、アニメ公式サイトの「熱血!デュエル塾」で柊修造が選ぶ召喚口上ランキング第2位にランクインしている。


二次創作等での扱い

設定ではストーリーに大きく関わる重要なキャラクターだが、前作・遊戯王ZEXALドルベ同様「出て来るだけで何かしらネタを提供するキャラクター」の位置を不動のものとしていると言っても過言ではない。


あからさまに不審な姿で登場し、その際に居合わせた柚子を見た瞬間彼女を「瑠璃!」と動揺しながら呼ぶ(あくまで別人なので、柚子や視聴者視点ではただのアブない人である)が、すぐさまユートから無言の腹パンを食らって気絶するシーンがやたらとネタにされている。

作中で叫んでいないにもかかわらず前作に登場したナンバーズハンターの影響か、『柚子の登場→瑠璃の名前を叫ぶ→(無言の腹パン)→「彼女は瑠璃ではない…」』の流れが一種のお約束となりつつある。酷い場合には瑠璃と全く関係ないものすら瑠璃扱いして暴走していることもあり、その度ユートに(以下略)。だがこれはあくまでも視聴者がネタにしているだけなので、(多少間違ってはいないが)勘違いをしないように。

そもそも彼は瑠璃の名前を叫んでいない


本編以外でも、DMリマスター後の漫才からのクロワッサン(発言したのは遊矢)呼び、ED3に登場した(無言の短パン)と呼ばれる似合わなすぎる短パン姿など、ネタに事欠かない。

最近、疲れている黒咲さんに


他にも融合を毛嫌いしているためか、本編で融合や融合モンスターが使用されると「不審者のストレスがマッハでヤバい!」「黒咲さんの胃が…」と視聴者から心配されている。さらにアニメのスタッフですらツイッターで黒咲隼の持病・胃炎(原因:ストレス、腹パン)、アレルギー(融合)とつぶやいており、半公式化となってしまっている。どういうことなの…


前述のドルベとの違いがあるとすれば、「(ドルベと違って)行動の何もかもが合理的かつ有能である」というのが半ば共通認識レベルとなっている。


ネタ

  • ED3「ARC of Smile!」では、他のランサーズのメンバーと共にスーツやライディングスーツ(上半身は脱いでおりTシャツ姿)、探検家などと様々な服装を披露している…のだが、遊矢、セレナ、権現坂と共に転がる岩から逃げているシーンで、三人が必死の表情になっている中、一人真剣な表情のまま手には財宝と思しきネックレスを握っていた。その他メンバーとの妙な温度差のギャップのみならず、さらに衣装が遊矢たちと同じ短パンであったために(無言の短パン)などと言われる始末となった。ちなみにライディングスーツ姿は本編でも披露した。
  • 公式ツイッターのフォロワー数25,555突破記念として、アイコンプレゼント第二弾に黒咲が登場。だが両手でガッツポーズ、ED3の1シーンとはかけ離れたドヤ顔に見えなくもない笑顔を見せており、ここでも相変わらずネタを絶やさなかった。

余談

イラリク

  • OCG公式サイトで行われた描き下ろしカードプロテクターデザイン投票で、「黒咲隼&RR」とまさかの候補に選ばれる。そして結果は、なんと一位主人公とそっくりさんたちデザイン等で人気の高いカテゴリーをも押しのけた上での一位であり、この結果は視聴者を驚愕させた。
  • 某動画サイトでは、彼のあらゆる行動や公式アイコン等が切り抜きされ、コラやMADの素材となっており、その素材を活用したネタ動画が人気となった。

漫画版

多くの漫画版でのキャラクター同様、本作での黒咲もアニメとは性格がかなり変更されている。

表現としてヘルカイザーとセルゲイを足したかのような性格と言えば良いだろうか。


デュエルではダメージを極限まで受け、ライフのギリギリまで削られるのを楽しんでいる

敢えて極限状態に追い込まれながらも、そこから生還するかの如く相手を倒すことで『生きている』と実感できると豪語しており、『似てる』と言った榊遊矢の考えやデュエルスタイルを真っ向から全否定している。


元々は地下のデュエル場において連勝する正真正銘のアンダーグラウンドの帝王であったが、

赤馬零児からの誘いを受けてレオ・コーポレーションに所属する事になった。


過去に柊柚子と面識は有ったが、ファントム絡みで彼女が関わるまで気に留めていた様子はない。

もちろんアニメのように柚子を見て動揺もしておらず、腹パンもされてもなければ誰もしていない。


目つきも明らかにアニメと比べると悪くなっており、時折悪人としか見えないような笑みを浮かべることも・・・。


そんな漫画版の彼だが、有能なのはアニメと共通しており、頭脳明晰で零児からは「仕事が早い」と評価されている。


漫画版の使用カード

本作でもRRを使用している。また、榊遊矢との初デュエルでは自身が得意とするアクションフィールドによって空中デュエルに持ち込んだ。


関連イラスト

ライズファルコン反逆組

ライディングデュエル!アクセラレーション!


関連タグ

遊戯王ARC-V ユート(遊戯王ARC-V) 反逆組 黒咲瑠璃

RR(遊戯王) クロウ・ホーガン

ランサーズ


クロワッサン

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