『銀河戦国群雄伝ライ』(ぎんがせんごくぐんゆうでん ライ)は、真鍋譲治の漫画、及びそれを原作としたテレビアニメ。
概要
「月刊コミックコンプ」(角川書店)で1989年11月号から1993年1月号まで、「月刊電撃コミックGAO!」(メディアワークス)で1993年2月号から2001年11月号まで連載された。コミックは全27巻まで発行され、後に月刊 電撃コミックGAO!2003年2月号別冊付録である『銀河戦国群雄伝ライ 異聞』もコミック化された。
作品解説
神聖銀河帝国皇帝であった光輝帝が崩御したことにより帝政が崩壊する。多数の軍閥による権力抗争が始まる中、北天を制したのが元 帝国左将軍の比紀弾正である。比紀弾正は自身の最も信頼する側近の四天王と共に北天を瞬く間に併呑。五丈国を建国し、残る南天の制圧を掲げ、銀河統一へ向けて動き始めた。そんな折、四天王の一人である狼刃は、その軍団の中で一兵卒であった竜我雷に興味を示し、一躍師団長に抜擢する。ついに戦国時代の風雲児が歴史の表舞台に立つ時がきたのであった。
作中の内容は、日本の戦国時代や三国志や史記などの中国史、他に『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河英雄伝説』といったSFアニメ(特にスペースオペラ)がモチーフとなっている。宇宙空間における艦隊戦が舞台でありながら、砲撃戦よりも艦を直接ぶつけて敵艦に乗り込んでの白兵戦がメインとなっており、あまりSFとしての緻密さは重要視されていない。でもスペオペだから仕方ない。