曖昧さ回避
概要
東郷さんとはおそ松くんのエピソードの一つ「恐怖の下宿人」 に登場する悪役である。
松野家に下宿することになった男として登場する。当初は善良で優しい青年の様に振舞っていたが、その正体は強盗であった。
ある日、偶然おそ松にこの秘密を知られてしまうと、報復として土管の中に入れて暴力を振い、
「いいか!!今日の事しゃべるとお前んちは皆殺しだぞ!!」と包丁を突き立てて脅迫した。それにとどまらず、おそ松に強盗の手伝いをさせている。
また、人を三人、ネコを15匹、カエル3匹、ノミを100匹も殺したと豪語しているが、本当であれば既に殺人鬼と言っても過言ではない。また、殺人をしたとまで明言しているのは発言力の弱い子供であるおそ松にのみである。
最終的に松野家全体に正体が知れわたると、逃亡する際におそ松を人質として拉致しようとした。
「東郷」という名前
物語中盤でチビ太が「クイズ」として言及しているが、強盗(ごうとう → とうごう)というアナグラムになっている。
登場回の収録先
初出は、週刊少年サンデー1966年11月27日 47号である。
なお、現在入手しやすい媒体としては、竹書房文庫版15巻、電子書籍(eBookJapan・ヤフーブックストア版は19巻、コミックシーモア版は20巻)となっている。
関連イラスト
余談
登場回の教訓
「しかし…… 人はみかけによらないもんだなあ…… 」
締めくくり一番最後のコマで言及されている「人間の本性は表面上だけではわからない」というもの。
おそ松から見た東郷さん
ご飯が喉を通らなくなるほど精神的にも追い詰められることになった人物。
とはいえ、おそ松もやられてばかりでなく何とか周りに正体を知らせようと奮闘した所におそ松の強さがあるのでないだろうか。