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スターゲイザーの編集履歴

2010-12-21 21:10:50 バージョン

スターゲイザー

  1. 初音ミクオリジナル曲の1つ。→STARGAZER
  2. 星をみるひと」の有志リメイク作。→STARGAZER
  3. 「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」の主役モビルスーツ。本項にて。

機動戦士ガンダムSEED」の外伝作品、「C.E.73-STAR GAZER-」に登場したモビルスーツ。

或いは作品そのものを指すこともある。

その名の意は『星を観る人』。

スターゲイザーガンダム


概要

D.S.S.D.(深宇宙探査機構)が開発した、深宇宙探査用モビルスーツ。

全シリーズ通して見ても珍しい『非戦闘用のガンダム』である。

ふくらはぎなどでフレームが露出しているのはそのため。有人探査では困難な、火星軌道以遠の調査のために開発されたMS。

当初は型式番号をとって「ヨンマルイチ」と呼ばれていたが、後にテストパイロットのソル・リューネ・ランジュに『星を観る人』の意を込めて名付けられた。

かの有名なクソゲーとは、もちろん無関係。


コックピットブロックは副座式とAI搭載型が存在し、本来は無人で運用される。

自己対話型複列分散処理AIに経験値を積ませ十分な判断能力・学習能力を与えてから、深宇宙探査のために送り出される予定だった。

また長期の宇宙航行の継続のため、ナノマシンを用いた自己診断・修復機能を搭載。メンテナンスフリー化を実現している。


デザイン上の大きな特徴である背中のリングは『ヴォワチュール・リュミエール』(仏語で『光り輝ける運び手』・公式サイトより)という名称の惑星間航行用の推進機であり、太陽から放出される太陽風をリング周囲に展開した微細な量子の膜で受け止め、何らかのエネルギー変換を経て推進力とし、理論上は無制限に推進することができる。

これはいわゆる『ソーラーセイル』と言われる技術であり、SF世界では比較的ポピュラーな宇宙船の推進方法である。

また、現実でも一部で研究が進んでいる。意外と現実世界へのスターゲイザーの登場は近いのかもしれない。

このVLによって本機体は内蔵エネルギーに頼ること無く長距離を移動することができ、深宇宙探査にも何ら支障をきたすことはない。

VLを生かすことでこの機体は亜光速まで加速することが可能で、C.E.中どころかガンダム世界中でも最速クラスの部類に入る。

また、このリングは左右の多重関節アームで分割・可動させることが出来、可動域の広いスラスターとしても機能する。


有事の保険としてか武装の携帯も可能であり、劇中ではDSSDに配備されているシビリアンアストレイと同様のビームガンを使用した。

他にも、『ヴォワチュール・リュミエール』使用時には膨大なエネルギーが周囲に放出され、光輪のような発光現象として観測される。

この光輪はビームサーベルのような機能を持ち、スペースデブリやストライクノワールの装甲を一撃で切り裂くほどの威力を持つ。


なおこの技術は結局流出してしまい、デスティニーガンダムストライクフリーダムに軍事用の改良を加えられたうえで「ビーム・ウイング」として搭載されている(もちろん後付けの設定である)。

あろうことかジャンク屋にまで流出してしまい、ガンダムアストレイレッドフレーム・改や火星開拓団のモビルスーツ「ターンデルタ」にも搭載されてしまった。

(いくらなんでも安売りし過ぎではなかろうか、というのは編者の私見である)


ほか、ゲームではビームシールドを搭載したり、遠隔起爆式の爆弾を持ってボンバーマンになったり、VLの光輪を相手にぶつけたりと奇抜な攻撃手段を多数披露する。


運用支援OSは「Guider UNmanned Deployment Autonomic Manipulation(無人・自律運用展開教導機)」を搭載。頭文字を取ってこの機体も『GUNDAM』となる。


劇中での活躍

パイロットはセレーネ・マクグリフ及びソル・リューネ・ランジュ

全三話の内、前半の二話では目立った活躍はなく、シャトルで打ち上げられる姿や、格納庫の中で佇む姿が確認できるのみ。二話のラストでVLを展開する神々しい姿を視聴者に見せつけた。


そしてトリを飾る三話。スターゲイザーのAI技術を狙った地球連合軍は第81独立機動群ファントムペインをDSSDに差し向け、スターゲイザーは圧倒的な敵の戦闘能力に追い詰められるDSSDの防衛部隊を援護するためにビームガンを持って出撃する。

そのスラスターとVLを生かした圧倒的機動性でスローターダガー部隊を翻弄し、ストライクノワールとのタイに持ち込むものの、武装のバッテリーが切れて追い詰められる。

最後はセレーネがソルをイジェクト。イジェクトに気を取られたノワールを道連れに、味方のプロパルジョンビームを受信してVLを起動。金星圏まで超加速・ノワールの排除に成功した。


ラストではノワールからエネルギーを貰い受け、スウェン・カル・バヤンをコックピットに乗せ、地球圏に帰還すべくVLを起動し、金星圏を後にした。


関連

シビリアンアストレイ:シビリアンアストレイの推進システムは、スターゲイザーのVLの前身である。

ターンデルタ:同様にVLを搭載する。

ゴッドガンダム:背中のVLを後光に見立てられ、良くネタにされる。

ドゥークー伯爵:Ep2に登場した彼のスターシップも、ソーラーセイル搭載機の中では知名度が高い。

イカロス:JAXAの技術実証機。世界初の本物のソーラーセイル機である。


ネタとしての扱い

その背中のリングから、しばしば八坂神奈子東方project)と合わせてネタにされる。

ガンキャノンになったり忙しい神様である。

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