ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

初音ミク

はつねみく

初音ミクとは、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されたバーチャルシンガーソフトウェア、およびそのキャラクター。「ピアプロキャラクターズ」に分類される。ボカロというジャンルを築いた「電子の歌姫」。
目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 2 初音ミク現象
  • 2.1 創作の連鎖 - 国外への波及
  • 2.2 ボカロという新ジャンル・文化の誕生
  • 2.3 メルトショック
  • 2.4 バーチャルとリアルの境界 - 広告塔として
  • 2.5 様々な初音ミクの誕生
  • 2.6 初音ミクフィギュアのブーム
  • 3 製品の沿革
  • 3.1 VOCALOID製品
  • 3.2 初音ミクNT
  • 4 容姿・服装
  • 5 公式プロフィール
  • 6 受賞歴
  • 7 初音ミクの公式バリエーション
  • 7.1 バリエーション一覧
  • 8 広告塔・アンバサダー
  • 9 コンサート・舞台
  • 9.1 2000年代
  • 9.2 2010年代
  • 9.3 2020年代
  • 9.4 外部イベント
  • 9.5 コラボ系
  • 10 プロジェクト
  • 10.1 初音ミク GTプロジェクト / 初音ミク レーシングプロジェクト
  • 10.2 SEGA feat. HATSUNE MIKU Project
  • 10.3 初音ミク Happy 16th Birthday -Dear Creators-
  • 10.4 初音工房プロジェクト
  • 10.5 ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs
  • 11 イベント
  • 11.1 SNOW MIKU(雪ミク)
  • 11.2 HATSUNE MIKU DIGITAL STARS
  • 11.3 展示系イベント
  • 12 アニメ・映像作品
  • 12.1 オリジナルアニメ(仮)
  • 12.2 ぷちセカ
  • 12.3 他IPとのコラボ
  • 13 デジタルコンテンツ
  • 13.1 ゲーム
  • 13.2 アプリ・Webコンテンツ(ゲーム以外)
  • 14 主な出来事(上記以外)
  • 15 初音ミクの関連エピソード
  • 15.1 藤田咲と初音ミク
  • 15.2 海外での推移
  • 15.3 初音ミクの“雨女”伝説
  • 15.4 初音ミクが「体」を獲得した日
  • 16 関連動画
  • 17 関連イラスト
  • 18 関連項目
  • 18.1 他言語
  • 19 外部リンク
  • 2007年は、時代の転機となる年だった

    そのパッケージに描かれていた緑色の髪のツインテールの少女は、インターネットを舞台に生まれた新しいカルチャーのアイコンになった

    ─────────書籍『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』冒頭より抜粋

    概要

    クリプトン社バーチャルシンガー

    ピアプロキャラクターズの一人で、青緑色の大きなツインテールを特徴に持つポップでキュートな「電子の歌姫」。CV・サンプリング元は藤田咲


    様々な「創作の連鎖」によって「初音ミク現象」を起こし、ネット発の文化と音楽シーンに変革をもたらした。また、「ボカロ」という音楽ジャンルを築き、音声合成ソフト人気を押し上げた一時代を象徴するキャラクターでもある。

    その事績から日本史の教材において「新たな文化の象徴的存在」とも形容され、現代文化のキーパーソンとして扱われている。


    CGM文化を取り込んだゲームや模型(フィギュア等)、イベント(ライブコンサート等)、書籍、アパレル、雑貨といった公式メディアミックスを展開。

    この他、企業・地域の広告、オペラやオーケストラ、歌舞伎、チャリティー活動、文化財保護プロジェクトにも起用され、音声合成という枠を越えて多方面で実績を残している。

    2021年には初のオリジナルアニメ/漫画のシリーズ企画の制作が海外メディアの取材で判明するなど、より幅広い展開が行われる予定。


    pixivでのミクは、キャラクターのタグ投稿数が1位であり、2位のキャラの投稿数を大きく引き離しているばかりか作品名タグを含めても5番目の投稿数である(オリジナル・属性は除外)。言い換えると、『pixivに最も投稿されたキャラ』ということになる。


    なお、本記事では「クリプトン公式の初音ミク文化」を中心に解説する。記事編集者は「書籍などの信頼性の高い参考文献」をもとに執筆するよう心掛けて頂きたい。メインイラストも「公式イラスト」に限定する。


    初音ミク現象

    ミクは一億総クリエイター時代に一大ムーブメントを巻き起こした。

    ボカロという音楽ジャンルが作られたり、透過型3DCGライブが行われたり、フィギュアブームを巻き起こしたり、GTレースで優勝するなど様々な分野で足跡を残している。これらは「初音ミク現象」と呼ばれ、現在も続いている。


    本項では「創作の連鎖」「ボカロ(ジャンル)の誕生」「メルトショック」「バーチャルとリアルの境界」「様々な初音ミク」「フィギュアブーム」を解説する。


    創作の連鎖 - 国外への波及

    クリプトン社は初音ミクを「創作の象徴(アイコン)」「きっかけ(ハブ)」と位置づけ、プロ・アマチュア・公式・非公式問わずクリエイターの創作を尊重し、自社の公式メディアミックスを「創作の場」となるように調整しているという。


    ミクを中心とした創作活動は連鎖するように様々なジャンルに波及し、ついには海外にまで進出、ミクを世界的なIPに昇華させていった。

    この現象は「創作の連鎖」「n次創作」と呼称され、「初音ミク現象」の最大の要因となった。


    初音ミクの人気は後述するように二次創作活動から始まった。

    ミクの登場で成立したボカロという音楽ジャンル、ミクのイメージアイテム「ネギ」、さらにクリプトン公式案件で採用された楽曲の多くはニコニコ動画やpixiv、ピアプロのようなCGM型投稿サイトとその投稿コンテンツを起源としている。


    書籍『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』にはこう記載されている。

    初音ミクは単に制作ソフトやキャラクターとしてヒットしたのではなく、アマチュアの表現が互いに呼応する、一つの新しい文化現象を生み出したのである」「あらゆるコンテンツが互いに元ネタになって派生し合う〈N次創作〉の現象が生まれた


    書籍『初音ミク マジカルミライ2013 オフィシャルガイドブック』冒頭にて、クリプトン代表取締役の伊藤は以下のように述べた。

    ユーザーの中に初音ミクという共通認識があり、いろんな方が切磋琢磨して何かを作る。初音ミクの絵、初音ミクで歌った声、といった共通のアイコンとしてシェアされていき、作品を好きになる人たち、自分も作品を作ってみたいと思う人たちを生んでいく。これこそが初音ミクの象徴的な部分であり、僕らが大切にしたいと思っている価値です


    国内の商業シーンではセガグッドスマイルカンパニーが早期からクリプトン社と協業しており、グッズやゲーム、3DCGライブ、各種イベント等を展開。ミクたちピアプロキャラクターズのシーン形成にとって重要な存在となった。


    国外では公式コンサート動画などの無断転載により人気が広まった。

    主要ソーシャル媒体でのフォロワー数は「weibo」が365万人、「YouTube」が290万人、「bilibili」が280万人、「Facebook」の英語版アカウントが240万人にのぼる(2024年3月時点)。


    ミクの世界売り上げは人口の多い中国が特に高く、中国で流通する日本のIPでも上位とされる(→日経クロストレンド)。中国でのミクのファン活動がbilibiliの創業へと繋がったというエピソードもある。


    英語圏では北米諸国を中心に展開。グーグルや北米トヨタなどの世界的な企業ともコラボし、2020年・2024年にアメリカ最大級の野外音楽の祭典「コーチェラ・フェスティバル」の出演メンバーに選ばれている(2020年は新型コロナで開催が中止され、2024年に改めての出演となる)。


    ボカロという新ジャンル・文化の誕生

    ミクの登場によってボカロと呼ばれるジャンル・文化が誕生した。


    当時、ニコニコ動画では「アイドルマスター」のMADや外部出力動画を軸に“架空のアイドルをプロデュースする”という遊びが行われていた(○○P=プロデューサーもアイマス動画の投稿者がそう呼ばれていたことに由来する)。そんな中、発売前から可愛らしくも革新的なアイドルとして注目されたミクが、DTMシーンをも巻き込み需要を一気に取り込む事に成功したのである。


    発売後には歌唱動画やイラスト、アニメーションが多数作られるなどミクに関連する創作は瞬く間に一人歩きを始めた。こうした状況に対応すべく、クリプトン社はキャラクターの使用に関するガイドライン(後にピアプロキャラクターライセンスに発展)を制定。「原則NG」だったものが定められたルールのもと「原則OK」へと転換された。


    当初、ミク歌唱動画はカバー曲が主だったが直ぐにデモソング以外のオリジナル曲を獲得(「僕なりのDEMO SONG」という曲が確認できる限り最古のオリジナル投稿曲とされる)。発売から一ヶ月と経たずに初音ミク曲の金字塔である「みくみくにしてあげる♪」が投稿され、“初音ミクというキャラクター”を題材とした創作は加速度的に増えていった。

    同年には「メルト」が投稿されてメルトショック(後述)が起こり、ボカロという音楽ジャンルとその指針を決定付けた。


    2007年当時のミクはまだ商業色が薄く、完全に投稿コンテンツによるCGM文化が支配していた。その時期にネギを始めとする様々な二次設定が肉付けされていく。

    2008年にはビクターから史上初のボカロアルバムlivetune feat.初音ミク「Re:package」がリリース。2010年にはEXIT TUNES「Vocalogenesis feat.初音ミク」がボカロアルバムで初のオリコン一位を獲得し、商業音楽シーンにも浸透していった。


    メルトショック

    黎明期にはミクを題材としたキャラソンが主流だった。しかしryoが作詞作曲した楽曲「メルト」がニコニコ動画に投稿されて人気を博した事で状況は一変し、クリエイターの世界観を色濃く反映した曲が注目を集めるようになる。

    メルトの大ヒットと共にミクの役割も広がり、「バーチャルシンガー」としてネット上の音楽シーンを席巻する。


    また、作曲家を始めとする楽曲の制作陣にも光が当たった。ライトリスナーは「歌手」以外を軽視していたが、ボカロシーンでは若いライトリスナーであっても楽曲制作チームの情報に気を配っていた。これを日本の音楽シーンの異変と捉える者も多く、ボカロシーン以外にも少なからず影響を及ぼしている。


    メルトは歌ってみた人気の再建役・火付け役でもあり、様々な歌い手がメルトの歌ってみたを投稿し、原曲と共にニコニコ動画のランキング上位を独占した。ニコニコユーザーはこの一連の現象を「メルトショック」と呼んだ。


    音声合成キャラを題材にした楽曲は作られにくくなったが、ミクに関してはクリプトンが展開する豊富なメディアミックスにおいて「イベント・企画ごとの公式テーマソング」が製作されている他、「モジュール」「ミク歌唱曲の模型(フィギュアやドール)」「小説/漫画」の存在によって曲とキャラの密接な関係を築き上げることに成功している。


    バーチャルとリアルの境界 - 広告塔として

    初音ミクはバーチャルとリアルの融合・融解を促進し、実在性と非実在性の境界を揺らがせた存在でもあった。バーチャルでありながら“実在する者”“命ある者”として扱う、あるいは“そうあってほしいという願い”を、クリプトンら企業側が“商業イベント”という形に昇華させるに至っている。


    初音ミクを使った先進的な取り組みの一つが現地での3DCGライブコンサートである(※ライブコンサートの節も参照)。これはミクたちピアプロキャラクターズを様々な技術で舞台上に投影し、アナログな人間(バンドメンバー)との共演により境界を希薄化させる試みである。この系統のライブは2009年の「ミクFES」から始まり、「マジカルミライ」などの多数の初音ミク公式ライブイベントに受け継がれている。


    ミクはバンドメンバー以外の実在アーティストとの共演も果たしている。

    自身から派生した公式メディアミックス企画「プロジェクトセカイ」の声優、人気バンド「BUMP OF CHICKEN」や伝統太鼓集団「鼓童」、歌舞伎役者「中村獅童」のほか、「レディー・ガガ」や「女子十二楽坊」といった海外のアーティストともコラボ。さらに、多くのアーティストが集う国内外の音楽祭に参加する事さえあった。


    また、ミクがアンバサダー・広告塔として起用されるケースも多い。

    代表例としてよく挙がる2011年の「Google Chrome」のCMは“新時代の創作文化の広がり”を表現し、使用楽曲「Tell Your World」と共に世界に新風を巻き起こした。この広告はカンヌライオンズ国際クリエイティビティフェスティバルで惜しくも金賞を逃しはしたものの、2部門でそれぞれ銀賞と銅賞を受賞している。


    様々な初音ミクの誕生

    ※プロフィール、初音ミクのバリエーション、各種メディアミックスの項も参照


    後述するが初音ミクには投稿サイトや商業企画で誕生した多種多様な姿が存在する。それらも人気を獲得しており、ミクを中心とした独自の文化圏を形成するに至っている。

    恒例となったいくつかの商業企画はデザインやテーマ曲がシーズンごとに変わるという特徴を持ち、ミクシーンとクリエイター双方に「特需」と同様のシナジーをもたらしている。


    初音ミクフィギュアのブーム

    ミクの人気は商業・立体分野に「初音ミクフィギュアブーム」「デフォルメフィギュアブーム」を巻き起こした。現在では海外にも拡大し、初音ミクのグッズ展開を支えている。


    発端はグッドスマイルカンパニー(グッスマ)から発売された初のミクフィギュア「ねんどろいど 初音ミク」。デフォルメされたミクの可愛らしさが評判を呼び、度重なる品切れと再生産で2010年度末までに12万個以上(受注数は数十万体とも)を出荷する記録的な大ヒット商品となる。この時点でねんどろいど史上でも群を抜く売上だったらしい。


    この他、「スケールフィギュア」でもメガヒットを記録。さらに雪ミク桜ミクレーシングミクマジカルミライ仕様ほか、オリジナルデザインなども人気を集め、“ミクの山”が築けるほどの多彩かつ膨大な数の初音ミクフィギュアが世に出回っている。


    中でも「ねんどろいど」は特筆すべき存在である。ミクの造形はねんどろいどの新フォーマット(造形のベース)となっており、ミク自体も全キャラ中で最多の商品化回数を誇る。2023年時点で“100体目のねんどろいど初音ミク”の商品化企画が立ち上がっている。

    読売新聞号外『ヨミミク』において「ねんどろいどはミクと共に成長した」とも評される通り、まさに相互的な影響関係にあった。グッスマの代表取締役・安藝貴範にとってもミクは“戦友”のような存在とされている(書籍「初音ミクアーカイブ」190-191頁より)。


    製品の沿革

    音源としてのミクはバーチャルシンガーソフトウェアと称され、“VOCALOID製品”と“初音ミクNT”が発売されている。

    商標の普通名詞化現象によって「ボカロ」という名でジャンルが成立しているため、どんなエンジンをベースにしたソフトでもVOCALOIDタグを使用することが推奨されている。


    VOCALOID製品

    初音ミクの企画は、VOCALOIDの売上不振・ヤマハ側の開発規模の縮小による崖っぷち状況の中、「最後に面白いことをやろう」というクリプトンの一声で立ち上がる。

    新たな試みとしてクリプトンが提案した「仮想の少女(アイドル)に歌わせる」というコンセプトが採用され、それまでの専業歌手からではなく「声優」を起用。クリプトンは約500人の声優の声を聴きこみ、エンジンに最適かつ可愛らしい声であることを基準に藤田咲を選んだ。


    2007年8月31日、「VOCALOID2」エンジンを元に開発されたキャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)の第1弾として発売。その拡張版として2010年4月30日に「初音ミクAppend」もリリースされた。


    VOCALOID3対応ソフトとして2013年8月31日に英語用音源「初音ミクV3 English」、2013年9月26日に「初音ミクV3」が発売。

    VOCALOID4対応ソフトとして2016年8月31日に「初音ミクV4X」、2017年9月には中国語音源の初音ミクV4Cも発売された。


    初音ミクNT

    2020年11月27日、クリプトンと産業技術総合研究所(産総研)が共同開発した歌声合成エンジンをベースにした“VOCALOIDではないミク「初音ミクNT」がリリースされ、VOCALOIDという枠組みから離れることになる。クリプトンと産総研は同時期に「kiite」も共同創出している。


    今後再びボカロベースのミクが開発されるかは不明だが、クリプトン側は主催イベントのマジミラ2019にて「ヤマハと決別したわけではない」とも発言しており、その為かヤマハ側も引き続きマジミラにブース出展している。


    容姿・服装

    原案はKEI

    パッケージ以外は「バリエーション」を参照。


    • 初音ミク(V2)

    初音チェックリスト

    髪の色はブルーグリーン。非常に長い左右対称のツインテールが特徴(くるぶしのあたりまで伸びている)。髪留めは四角形で、黒地にマゼンタの線が入っている。また、黒いヘッドセットを装着している。瞳は髪の色とほぼ同じ。

    目にはアイシャドウらしき色があり、画質が落ちたイラストでは判別が困難である。


    袖のないグレーの服で、ふちには水色の細かいギザギザした装飾が施されている。水色のネクタイをつけていて、左肩には赤い文字で「01」と書いてある。両腕のアームカバーはDX7が元となっていて、画面らしきものがある。爪は水色のネイル。


    ミニスカートはふちが青色で他は黒く、表示がある。その左側にギザギザ模様のベルトのようなものが垂れている。絶対領域サイハイブーツのようなもの(KEI氏曰く、ニーソ+靴)は黒く、ふとももの外側に鍵盤模様、膝と足の甲の部分に水色に光る点がある。


    OSARE=MIKU

    デザイン原案は浅井真紀

    全体的に透明感のある服装をしており、体のラインに沿った衣装と腰回りの機械が特徴。

    靴は履いていない。


    初音変更リスト

    バージョンアップ版。デザインはiXima(えこいくしま)が担当。初代(V2)に酷似してるが、やや髪型が変更されていたり二重スカートになる等、細部に変更が加えられている。


    Hatsune Miku V4x初音ミクV4C  三周年快乐!!

    V4対応のミク。イラスト担当はV4XがiXima、V4Cが豆の素。

    V4Xは頭の髪飾りの赤い輪っかの部分に髪が通っていない(根元の黒い部分で髪をまとめている)、衣装が丸みを帯びているなど細かな違いがみられる。

    V4Cは中国を思わせる意匠を取り入れており、大きな特徴として髪飾りがリング状に変更されている。


    HATSUNE MIKU NT

    ボカロではない“ニュータイプ”のミク。デザインはiXima氏とRella氏が共同、イラストはiXima氏によるもの。特徴的な肩回りの波打つ意匠や、ネクタイからリボンタイへの変更などが『従来とは異なる初音ミク』を印象付けている。


    公式プロフィール

    年齢16歳
    身長158cm
    体重42kg
    イメージカラーブルーグリーン

    ピアプロキャラクターズ公式ページより。


    その他、商業企画では以下のようなCGM発の二次設定が適用されることもある。


    • イメージアイテム:ネギ(定番の持ち物になった経緯はこちら→IevanPolkka)
    • 下着:縞パン(フィギュアなどで見られるのは白)
    • 誕生日:8月31日(公式企画で誕生日と表現される事もある)
    • 二つ名:電子の歌姫,公主殿下(日本・中国で提携先などが使用)

    ネギはCGM発の設定の代表例であり、商品の付属アイテムや公式ライブコンサートでの注意喚起などにその名残を見ることが出来る。

    8月31日が誕生日という設定も、ファンがミクの発売日にちなんでお祝いイラストなどを投稿する文化を公式企画に取り入れたもの。ちなみに831を足すと39になる。


    また、3月9日をミクの日と題して普段以上に沢山の作品が投稿される他、イベントやグッズが展開される(一例:ミクの日感謝祭)。


    受賞歴

    • 第13回AMDアワード:年間コンテンツ賞・優秀賞
    • 第39回星雲賞:自由部門
    • 第13回アニメーション神戸賞:作品賞・ネットワーク部門
    • 2008年度グッドデザイン賞
    • 2011年度SUPER GT300:シリーズチャンピオン / 谷口信輝、番場琢、GSRミクBMW
    • 第66回北海道新聞文化賞:特別賞
    • カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル:ダイレクトマーケティング部門・銅賞、エンターテインメント部門・銀賞
    • ファミ通アワード2012:最優秀キャラクター賞
    • 第17回AMDアワード:大賞/総務大臣賞
    • 2014年度SUPER GT300:シリーズチャンピオン / 谷口信輝、片岡龍也、GSRミクZ4
    • 2015年度日本商品化権大賞:グローバル部門
    • 2016年度最有态度异度偶像
    • 2017年度SUPER GT300:シリーズチャンピオン / 谷口信輝、片岡龍也、GSRミクAMG
    • 第22回AMDアワード:大賞/総務大臣賞
    • 日本ネーミング大賞2023:最優秀賞

    また、クリプトンの代表取締役・伊藤博之は「藍綬褒章」を賜っている(新規産業功績)。


    初音ミクの公式バリエーション

    指切り

    ミクたちピアプロキャラクターズは“容姿”が変更される事が多く、パッケージイラストだけでなく、イベントや十万以上に及ぶ楽曲動画のイメージに合わせてデザインされた姿もある。それらは亜種、派生キャラ、バリエーションなどとも呼ばれた。


    商業シーンでは、モジュール雪ミクのようにクリプトン社が運営するCGM型投稿サイト「ピアプロ」と連携してユーザーの創作物(UGC)を取り込んだり、初音ミク GTプロジェクトのように商業で活躍する作家に直接依頼する形も取られている。


    バリエーション一覧

    クリプトン(公式)のメディア展開で誕生したバリエーション。ファンメイド系は初音ミク亜種も参照。

    • 雪ミク:クリプトン直轄の公式バリエーション。冬期仕様のミクで、クリプトンの地元・北海道のご当地キャラクターとしても人気を博している。ローカルイベント「SNOW MIKU」の主役として毎年冬期に本格的に展開される。
    • 桜ミク:クリプトン直轄の公式バリエーション。いわば春季仕様。2019年に青森県の弘前さくらまつりの公式応援キャラに就任した。
    • レーシングミク:「初音ミク GTプロジェクト」で設定されたバリエーション。SUPER GT300クラスに参入したグッドスマイルレーシングのレースクイーン。シーズン中は熱い戦いを繰り広げる。
    • 公式イベントのミク:「初音ミク マジカルミライ」や「初音ミクシンフォニー」「MIKU EXPO」などのクリプトン公式イベントにおけるミク。
    • モジュール:ゲーム「初音ミク Project DIVA」で誕生した概念。元のデザインとCGM発の派生デザインの3Dモデルである。衣装・髪型・髪色・目の色を規定のものにコンバートできるが、中には原型(青緑の髪・ツインテール)を留めていないデザインも…。パッケージイラスト、雪ミク、桜ミク、レーシングミク、マジカルミライ仕様などの公式関係のほか、ファンメイドのバリエーションも採用されている。
    • ミクダヨー:プロジェクトミライの宣伝の際に爆誕したミクのような何か。
    • セカイのミクたち:「プロジェクトセカイ」に登場。5つのユニットのメンバーの想いから生まれた「セカイ」に存在するミク。
    • 初音ミクif:初期デザインをもとに公式イベント「初音ミク・クロニクル」で設定されたポニーテール(ハーフアップ)のミク。

    ◆コラボ系

    • 発音ミク:「シンカリオン」に登場。劇場版では雪ミク仕様になった。
    • フェイ・イェンHD:電脳戦機バーチャロンとのコラボで誕生したフェイ・イェン。
    • 18タイプの初音ミクと相棒ポケモン:「ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs」で設定された。ポケモンの設定をベースとした18タイプのミクとその相棒ポケモン達。

    広告塔・アンバサダー

    ※バリエーションを含む。

    • 初音ミク(通常)

    ・グッドスマイルレーシング/初音ミクGTプロジェクト:公式キャラクター(2008年・09年。以後はレーシングミク名義に変更)

    ・Cassette Store Day Japan:公式アンバサダー(2017年)

    ・ポカリスエット:公式アンバサダー(2019年~)

    ・内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室:コロナ対策サポーター(2020年)

    ・CBCラジオ開局70周年:公式イメージキャラクター(2021年)

    ・弘前ねぷた300年祭:公式応援キャラクター(2022年)

    ・初音工房プロジェクト:公式アンバサダー(2023年~)


    • バリエーション

    ・グッドスマイルレーシング/初音ミクGTプロジェクト:公式キャラクター(レーシングミク、2010年~)

    ・初音ミク Project miraiシリーズ:プロモーションキャラクター(ミクダヨー、2011年~)

    ・2017冬季アジア札幌大会:広報大使/PRアンバサダー(雪ミク、2016年・17年)

    ・弘前さくらまつり:公式応援キャラクター(桜ミク、2019年~)

    ・Bリーグ ALLSTAR GAME 2020:デジタルアンバサダー(雪ミク、2019年・20年)

    ・札幌モーターショー2020:公式アンバサダー(雪ミク、2020年)

    ・札幌市制100周年記念事業:PRアンバサダー(雪ミク、2022年)

    ・札幌モビリティショー:公式アンバサダー(雪ミク、2023年~)


    コンサート・舞台

    「初音ミク現象」の一つとして、マジカルミライ(マジミラ)に代表されるピアプロキャラクターズが出演する3DCGライブコンサートが挙げられる。こうしたライブには透過型のスクリーンや各種XR技術が使用され、来場者はミクたちがそこにいるかのような感覚を覚える。これによりバーチャルシンガーとしての活動が現実に表面化されていった。初音ミクはこうしたライブの代表格・先駆者の一つとしてカルチャー史に名を残している。


    本節では「主な公式ライブ(年代順)」「外部イベント」「コラボ公演」に分けて紹介。外部・コラボ公演の一部は「主な公式ライブ」の方でも紹介する(◯◯初公演など)。


    2000年代

    • ミクFES'09(夏) / MIKU FES'24(春)

    クリプトン社×インクス社による初音ミクの公式ライブコンサート。

    2009年8月31日に初開催。初めてディラッドスクリーンを用い、「実在と非実在の境界」を曖昧にするというアプローチのもと行われた。透明なスクリーンに投影されたミクがまるで実在するかのように歌って踊る姿は当時の人々に衝撃を与え、SFで描かれた未来を予感させた。

    ここで築かれた技術・人脈は「ミクの日感謝祭」や「初音ミクライブパーティ」を経て、国内最大級のミクのフェスティバル「初音ミクマジカルミライ」へと繋がっていく。

    2024年3月31日、ミク史上2度目の武道館を飾る16周年記念企画として復活。

    • アニサマ

    厳密に言えばミクフェスより前(同年8月22日)に行われた「Animelo Summer Live 2009」が現地でのファーストライブだが、こちらは普通の大型スクリーンに映している。アニサマ2012に出演した際にはディラッドボードが使用された。

    • Project DIVA関連イベント

    『DIVA』シリーズは発売記念に何らかのイベントを開催している。2009年7月2日に行われた初代DIVA発売記念のPS Home「初音ミク スペシャルライブ」がミクのファーストライブと言える。下記の「ミクの日感謝祭」も『DIVA』の関連イベントとして開催された。2012年の『DIVA f』発売記念イベント「夏の終わりの39祭り」では、ウォータースクリーンなどの一風変わった試みが採用されている。

    • アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)

    初音ミクの“海外初公演”は、2009年11月21日-22日にシンガポールで開催された東南アジア最大のアニメの祭典「AFA2009」である。後述のミクノポリスは“初の単独公演”という扱いで、非常に誤解されがちなので注意が必要。

    また、「AFA2011」において後述の「ミクパ2011」シンガポール公演企画として参戦し、“東南アジアでの初単独公演”を飾った。


    2010年代

    • ミクの日感謝祭

    3月9日=ミクの日にちなんで開催された(当時)最大規模のミクの公式ライブコンサート。2010年に初開催、2012年に「ミクの日大感謝祭」の一環として「ミクパ」と合同開催する事になり、「最後のミクの日感謝祭」の公演が実施された。両公演のブルーレイディスクは2010年にオリコンミュージックBDランキング1位、2012年にBD-BOX週間BDランキング1位を獲得している。国内・海外に向けての中継も行われた。

    • 初音ミク ライブパーティー/ミクパ♫

    ミクの日感謝祭の姉妹イベント。2011年~2013年に開催。国内のみならずシンガポール、香港、台湾でも実施され、後述する「ミクノポリス」と共に海外展開の拡大に貢献した。

    • MIKUNOPOLIS

    初の海外単独公演。2011年7月2日にアメリカのロサンゼルスで開催された「アニメエキスポ2011」の主要企画の一つである。先述したミクパ海外公演と合わせてミクのライブは海外でも熱を帯びていき、世界ツアー「MIKU EXPO」の開催へと繋がった。

    • HATSUNE Appearance

    八景島シーパラダイス「39's CARAVAN」にてプレイベントとして初実施。ホログラフィックスを取り入れた演出を採用。後に「夏祭初音鑑/雪祭初音鑑」として単独開催される。なお、夏祭初音鑑はマジカルミライの直前(一日前)まで行われた。

    シンセサイザ音楽の第一人者・冨田勲とミクのコラボコンサート。2012年に初のコラボが行われ、ミクが「イーハトーヴ交響曲」にソリストとして出演。2016年の「ドクター・コッペリウス」は冨田の遺作・追悼公演となった。

    • THE END

    ミクを起用した世界初のボカロオペラ。渋谷慶一郎らが制作し、世界的ブランド「ルイ・ヴィトン」がミクの衣装デザインを手掛ける。国内のみならずフランスのパリ・シャトレ座、オランダフェスティバル、ドイツ、デンマークなどでも上演。欧州ではフランス大手紙「リベラシオン」が4ページの特集を組み、駅構内にポスターが大きく貼られるなど上演前から話題となり、チケットも即完売。「ル・モンド」が高い評価を下した。

    2013年に初開催されたピアプロキャラクターズにとって国内最大級の複合型イベント。内容はこれまでの様式を引き継いでいる。ライブ以外にも複数の企画が有り、各ブースではオリジナルグッズも販売される。また新商品/新作ゲームの発表が行われることもある。

    2014年に年ごとのテーマソングが採用。2015年に武道館で初開催され、テーマソングをライブで歌うようになった。架空のシンガーとして初となる武道館ライブであり、キャロライン・ケネディも来場した事でも知られる。2017年に3日連続開催に延長され、クリエイターズマーケット、楽曲コンテストが初実施されるなど人気・内容共に拡大傾向にある。

    2017年に5周年、2022年に10周年を迎えた。また、ミクを含むピアプロキャラクターズの周年記念的要素も内包されている。

    ミクの世界ツアー。2014年5月のインドネシア・ジャカルタでの開催を皮切りに、世界30都市で計68もの公演を実施している。

    開催地域は東南アジア(インドネシア、マレーシア)、北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)、欧州(イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スペイン)、東アジア(中国、台湾、日本)。

    2019年ツアーにて5周年、2024年ツアーにて10周年を迎える。

    • SNOW MIKU LIVE!

    2015年より不定期開催。SNOW MIKUの一環として行われる北海道でのライブ。冨田勲×ミクで誕生した「R3」や、スマホで会場BGMと映像のリアルタイム同期が楽しめる企画「Songle Sync × MEC」など様々な実証実験も行われた。

    • 初音ミクシンフォニー

    2016年に初開催されたフルオーケストラコンサート。ミクの恒例イベントの一つ。

    2020年に5周年を迎えた。

    • 未来有你 / MIKU WITH YOU

    中国で2017年から継続的に開催されている複合イベント。中国ではEXPOから引き続き3年連続開催。

    • 超歌舞伎

    2016年4月29日・30日にニコニコ超会議にて超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」が上演。中村獅童と主演を果たした(屋号:初音屋)。本公演は第22回AMDアワード大賞に選ばれており、その後も展開されている。

    • 初音ミク×鼓童 スペシャルライブ

    伝統太鼓集団「鼓童」とのコラボレーション。超歌舞伎と同じく日本が誇る伝統文化と世界を魅了したデジタルなステージ演出の融合が反響を呼び、その後も共演が行われた。


    2020年代

    • 初音ミク GALAXY LIVE

    2020年に初開催されたVRライブ。INSPIX WORLD/LIVE内でミクとパルス株式会社が提供するテクノロジーが融合したライブが展開される。2021年にも開催された。

    プロセカの関連イベント。セガ、カラパレ、クリプトンが主催や制作、協力に名を連ねている。

    • MIKU BREAK

    初音ミク×ストリートカルチャー。ダンスやラップ、XR技術を駆使した演出によって2次元・3次元などの様々な境界線を壊して新たなカルチャーを構築する企画。

    • 初音ミク JAPAN TOUR 2023 ~THUNDERBOLT~

    2023年に開催。MIKU EXPO 2016以来7年ぶりの日本ツアー。雷音(クリプトンの社長とライブ演出担当が立ち上げた新法人)の他、バンダイナムコが制作・技術協力として関わる。


    外部イベント

    • 2000年代・2010年代

    Animelo Summer Live(2009年・2012年)、アニメ・フェスティバル・アジア(2009年・2011年)、Lantis Festival(2015年)、JOIN ALIVE(2015年)、Hard Rock Family Live(2019年)、BILIBILI MACRO LINK(2019年・2023年)

    • 2020年代

    ABU TV ソング・フェスティバル(2020年)、SANRIO Virtual Fes(2021年、2023年)、YouTube Fanfest Japan(2023年※コメント出演のみ)、コーチェラ・フェスティバル(2024年)


    コラボ系

    有名なアーティスト・IPとのコラボが実現しており、いずれも初音ミクを存分に活かしたパフォーマンスが展開されている。

    • 実在アーティスト

     先述した「冨田勲」と「鼓童」のほか「BUMP OF CHICKEN」のライブにも出演。「レディー・ガガ」の世界ツアーや「女子十二楽坊」の日本公演にも参加した。

     SNOW MIKU 2020において「まらしぃ」とも公式で共演済み(鏡音リンもいたが言うまでもなく身内である)。まらしぃは後にSNOW MIKU 2023のテーマ曲を手掛けた。

    • アニメ・ゲーム

     「戸山香澄」(バンドリ!):さっぽろ雪まつりの大雪像に映像を投影する「Hard Rock Family Live~初音ミク&戸山香澄 on Snow Stage~」というプロジェクションマッピングショーで共演(?)。

     「Aqours」(ラブライブ!サンシャイン!!):初音ミクとAqoursとのコラボ企画で、Mitchie Mの書き下ろし曲を共に歌う。Aqours EXTRA LoveLive! 2023でも共演。


    プロジェクト

    本項では「GTプロジェクト」「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project」「初音ミク Happy 16th Birthday」「初音工房プロジェクト」「ポケモン feat. 初音ミク Project」を解説する。


    初音ミク GTプロジェクト / 初音ミク レーシングプロジェクト

    2008年、レーシングミクで有名な「初音ミク GTプロジェクト」が始動した。SUPER GT300クラスに参戦。何度もシーズンチャンピオンに輝き、今や古豪と呼べる立ち位置になっている。

    最初期にはBMW専門のカスタムカーショップ「Studie」がオーナーだったが2010年に運営体制とチーム名が変更され、クリプトンと親交が深かったGSRが主導する形に落ち着いている(レーシングミクもGSRがオーナーになった2010年に誕生した)。


    レーシングミクはデザイン・担当絵師を毎年変えており、マシンやレーシングミクサポーターズ、ピットウォールにも年ごとのデザインが反映される。


    2024年にKYOJO CUPを対象とした姉妹企画「初音ミク レーシングプロジェクト」が始動。


    SEGA feat. HATSUNE MIKU Project

    セガと初音ミクのコラボレーションプロジェクト。グッスマと共に初音ミクのシーン形成に大きな影響を及ぼした。


    2007年9月、セガはクリプトン社にアプローチしてゲーム企画を立ち上げ、半年後に正式なプロジェクトとして発足。恋愛や育成、歌姫のミクが登場人物たちと関わるストーリー付きのリズムゲームなど様々な案があったが、最終的にはストーリー無しのリズムゲーム案で纏まった。

    しかし、当時のミク界隈において企業の商業/公式作品という立場では反発を招く恐れがあった為、セガ側もミクの派生創作者という意識を持って制作に臨んでいる。


    2008年8月、PSP用リズムゲーム「初音ミク Project DIVA」の制作とカウントダウンが発表、2009年7月2日に発売される。先述したモジュールも無事受け入れられてシリーズ化し、ハード/プラットフォームを変えて展開が続いている。


    セガはグッズや3DCGライブの展開にも関わっている。特にミクフェス09夏~マジカルミライのライブはセガ無しでは実現し得なかった(クリプトン社側も技術を培って他社IPのライブを手掛けるようになり、後に「雷音」としてライブ制作チームを法人化している)。


    3DS用ゲーム「初音ミク Project mirai」及びその続編「Project_mirai2」も発売。これは簡単に言えばDIVAの3Dモデルを大ヒット商品の「ねんどろいど 初音ミク」に変更した作品で、モデルも「コスチューム」扱いである点が異なる。その副産物としてミクの様ななにかも爆誕した。


    「マジカルミライ2019」にてゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」が発表され、2020年にリリース。これはDIVA初期案を踏襲したような人間とバーチャルシンガーが交わるストーリーであった。この作品はミク(ピアプロキャラクターズ)の役割をさらに広げることとなった。


    また、スパロボUXにも参戦した「フェイ・イェンHD / 電脳戦機バーチャロン」をはじめ「初音ミク2020 / セブンスドラゴン2020」「ファンタシースターシリーズ」「頭文字D THE ARCADE」などのセガの独自IPやゲーム作品とコラボしている。


    なお、セガは2021年12月にクリプトン本社がある札幌に新スタジオを設立している(しかも割と近い)。2022年末に掲載された取材によると、プロセカの開発も一部担当しているらしい。クリプトンとは事業の領域が違うが、共にエンターテインメントを盛り上げたいとのことである。


    初音ミク Happy 16th Birthday -Dear Creators-

    初音ミクの16歳を記念して展開されるクリプトン社のプロジェクト。

    「創作の羽根」を纏った天使のような姿のミク(デザイン:Rella)がキービジュアルに設定されている。これは音楽、書籍、イラスト、フィギュア、衣装、3Dモデル、ぬいぐるみ、編み物などを「初音ミク」という形に落とし込むための多数のツールからなる複合体。これら全てが「初音ミク文化」を作り上げたことを表現している。


    「SNOW MIKU 2023」でシルエットと告知文が掲載され、2/10に正式始動&公式WEBサイトがオープン。本企画は23年10月時点では進行中の案件である。


    初音工房プロジェクト

    株式会社糸口との協力体制で送る、伝統工芸を未来へ繋げるためのプロジェクト。「CGM文化」を“ものづくり精神の延長線上にある”と捉え、現代文化との融合・共存を図るためにミクをアンバサダーに迎えた。

    2023年3月6日に発表。上記の初音ミク16周年企画における「初音ミク×イセタン」にて初音工房project No.1の「紋様と浴衣」を主体とした品が披露された。


    ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs

    2023年に始動したポケモン(株ポケ)×ミク(クリプトン社)のコラボプロジェクト。

    ミクとカモネギを全面に押し出し、ピカチュウが楽しげにミク達を見上げるというインパクトに溢れるキービジュアルで話題を呼んだ。

    まず初めにポケモンの18タイプになぞらえた18タイプのミク&相棒ポケモン、18の楽曲・MVが公開される予定。


    イベント

    SNOW MIKU(雪ミク

    クリプトンが主催する北海道のローカルイベント。道内外の各方面とのコラボも実施されている。

    レーシングミクやマジミラと同じく毎年新たな雪ミクのデザインが誕生する。2014年にはペットのラビット・ユキネも設定された。


    HATSUNE MIKU DIGITAL STARS

    ミクを取り巻く創作文化に影響を受けて活躍する世界各地のクリエイターを繋ぎあい、様々なコラボレーションを展開するカルチャーミックスプロジェクト。略称はデジスタ。

    「MIKU EXPO」のサブイベントとして始まり、以前は海外7都市を主体に不定期開催されていた。2020年度に初の単独開催。コロナ禍での延期やそれに伴う暫定的なオンラインイベント化でいきなり存続が危ぶまれたが、その後もイベント形態を変えつつ無事開催されている、


    展示系イベント

    • 初音ミク・クロニクル

    2021年に開催されたアート展。キャラとしてのミクに焦点を当てたイベントの一つ。キービジュアル担当は初音ミクNTの担当絵師の一人でもあるRella。イベントは初音ミクの「軌跡」を辿ると言った内容で、その方式もAR・VRといったXR技術を使用したデジタル体験をメインにしたものからアナログな物販・展示物も含まれる。ボツ案を元にした「初音ミクif」「鏡音リン・レンif」「巡音ルカif」も設定されている。

    • ART OF MIKU

    2024年に実施される国内初のミクをテーマに絞った現代アート展。

    • その他

    >>美術展:「Ghost in the Cell」や「LOVE展:アートにみる愛のかたち シャガールから草間彌生、初音ミクまで」などに代表される美術展。

    >>歴史系:ミクの歴史を振り返るタイプ。10周年時の「MIKU10」「初音ミク10周年記念展」、15周年時の「初音ミク POP UP MUSEUM」、16周年時の「ニコニコ動画と初音ミクのキセキ」など。上述したクロニクルもこれである。

    >>近未来・バーチャル系:ミクとは相性がいいらしく、「TRANS CITY FEAT. HATSUNE MIKU」以降この手の近未来とかバーチャルとかをコンセプトとした展覧イベントに呼ばれることも。

    >>フィギュア系:各メーカーから発売された膨大な数のミクフィギュアを展示するイベント。大体グッスマが中心となって行われている。


    アニメ・映像作品

    「オリジナルアニメ」「プロセカ」「IPコラボ」に大別される(ファンメイドは除外)。


    オリジナルアニメ(仮)

    クリプトン社、Graphic India、Carlin West Agencyが共同制作している初音ミクのオリジナルアニメ・漫画のシリーズ企画。2021年の米マスメディアの取材で判明した。


    クリプトン社のドゥヴィーニュ・ギヨーム氏は

    「ファンによる創造性と芸術表現の機会を無限に与えてくれる初音ミクの本質に忠実なアニメをつくるため画期的な方法を見つけたと信じています。これは、ミクと世界中のファンにとって大きな瞬間となるでしょう」

    とコメントしている。順調に運べばミクの本質である多様性・クリエイティビティを尊重したコンテンツが見られるかもしれない。


    実写・アニメ・音楽が融合した「Mikuverse」なる物語であるらしく、ミクの新たな姿と古参・新規に配慮した現代的なストーリーが展開されるという。


    エグゼクティブプロデューサーは伊藤博之、Sharad Devarajan、Carlin Westの3名。


    ぷちセカ

    プロジェクトセカイ」のミニアニメ。全10話。プロセカに登場するキャラクターの日常がデフォルメされた頭身で描かれている。バーチャル・シンガーのキャストはサンプリング元(オリジナルCV)を記載。

    アニメーション制作はSCOOTER FILMS。WEB先行配信。MXでも放送。


    他IPとのコラボ

    【俗・】さよなら絶望先生」にて藤田咲本人が演じるミクが出演。アニメではこれが初。


    新幹線変形ロボ シンカリオン(アニメ版)」にて発音ミク(「シンカリオン H5はやぶさ」の運転士)として登場。藤田咲本人のアフレコをミクの声に加工するという謎技術が使われた。他のピアプロキャラクターズはモブとして登場する。

    『劇場版』では雪ミクのデザインで登場。「チェンジ!シンカリオン」のライブシーンが描写された。調声担当はミク達を人間らしく歌わせることに定評がある「Mitchie M」。


    あはれ!名作くん」第63話「初音ミク」にて本人が登場する。また、第二期EDのKz×八王子P「名作!傑作!マスターピース!」をミクが歌っている。


    2022年のTVアニメ「邪神ちゃんドロップキックX」に通常のミクが出演。ソフトではなく藤田咲本人がミクの声を再現している。これは「邪神ちゃんドロップキック´千歳編」から続く一連の北海道のPR&IPコラボ企画の流れであり、雪ミク(歌手名は初音ミク名義)とのコラボ楽曲もリリースされていた。

    外国人が無断アップロードした出演シーンの違法切り抜き動画が数日で1000万再生され、その対策としてアニメ公式自らミクの切り抜き動画をアップロードする、という奇行で話題を呼んだ。


    デジタルコンテンツ

    ゲーム

    ◆SEGA feat. HATSUNE MIKU Project

    プロジェクトの概要については上記を参照。


    ◆クリプトンモバイルコンテンツ


    ◆単発

    • 初音ミクっち(2023)
    • フィットボクシング feat. 初音ミク -ミクといっしょにエクササイズ-(2024)

    ◆コラボ

    例によって各種IPとのコラボがかなり多い。


    アプリ・Webコンテンツ(ゲーム以外)

    • POPPRO(ポッププロ):中国の初音ミク公式投稿サイト。中国版ピアプロ
    • MIKULAND(ミクランド):初音ミク公式VRアミューズメントパーク。
    • 初音ミク公式ナビ「ミクナビ」:ピアプロキャラクターズの公式情報を発信するデジタルアプリ。

    主な出来事(上記以外)

    初音ミク#主な出来事 - wikipedia」も参照。

    ※記事容量の肥大化に配慮し、記載する対象を「特筆に値する情報」に限定する。


    NHKクローズアップ現代を始め、「スッキリ!」や「めざましテレビ」など様々なメディアにも進出している(ちなみにテレビに出演するときのミクは大体Lat式ミクが多い)。


    北米トヨタのCMキャラクターとしても採用。ファミリーマートとのコラボや、Tell Your WorldgoogleがCMソングに起用するなど活躍の幅をひろげつつある。

    またこのTell Your Worldは世界217ヶ国で配信され、邦人歌手として最多を記録した。


    2012年、天皇・皇后両陛下が「LOVE展:アートにみる愛のかたち」をご覧になった際、皇后陛下が「これがミクちゃんですか」と話された。

    他、東京で開かれたIMF(国際通貨基金)と世界銀行の年次総会で、ミクも展示された(外部リンク)。


    2013年にはひかりTVにて冠番組のミクミクメイクミクを持つ。ことになった


    2014年5月よりレディー・ガガのワールドツアーにオープニングアクトとして起用されている。


    2015年9月23日にはミュージックステーションの30周年記念10時間スペシャルに初出演(しっかり楽屋まで用意されていた)。後半戦のトップとして3DCGで華麗に登場し、楽曲千本桜を披露。視聴者と音楽関係者に絶大なインパクトを与えた。


    2016年3月22日、「NHK交響楽団」の創立90周年記念公演、『N響 CLASSICS×POPS with SPECIAL ARTISTS』に出演。ハジメテノオトをオーケストラver.で歌った。


    2017年以降の日本史、音楽の教科書にミクが掲載。日本史Aでは現代文化のキーパーソンとして紹介され(概要を参照)、音楽では音声合成技術の一例としてきくお氏が手がけたミクの曲があげられている。

    3月には大阪府警察サイバー犯罪対策課のキャラクターとして初起用。2018年にも第2弾が行われている。

    また、千葉でのマジミラ開催と関連する「千葉市×初音ミクコラボ事業」が初めて実施され、後に恒例事業となっている。


    2020年、内閣官房が推進する新型コロナ対策サポーターに就任。

    米国最大規模の音楽の祭典「コーチェラ・フェスティバル」のメンバーになるも新型コロナの感染拡大に伴い開催中止に。

    東京国立博物館所蔵の重要文化財の修理プロジェクトに参加。

    日本代表アーティストとしてアジア太平洋地域の音楽の祭典「ABUソングフェスティバル」に出演。


    2022年(ミク15周年)には様々な大型コラボが発表。

    東京国立博物館の「150年後の国宝展」にて「150年後の国宝候補」に選出された。


    2023年、初音ミクが設定年齢と同じ16歳に。

    G20ニューデリー・サミット関連の国際プロジェクト「Culture Corridor – G20 Digital Museum」にて、重要文化財の修理プロジェクトの一環で誕生した「ねんどろいど 初音ミク 冬木小袖Ver.」が展示。


    2024年、再び「コーチェラ・フェスティバル」の出演メンバーに選出。


    初音ミクの関連エピソード

    ※上記と同様、記載対象を「ミクシーンにとって特筆に値する情報」に限定する。


    藤田咲と初音ミク

    藤田咲は当時とりたてて有名だったわけではなく、むしろミクのCVを提供したことで日本はもちろん“世界的に”知名度が高まったという。藤田自身もこの事を認識しており、ブラジルのテレビで取り上げられてびっくりしたと発言している(報知・ミク特別号)。


    ミク関連ではイベントやゲームなどの宣伝、ナレーションでお馴染み。

    近年ではアニメや各種イベントにおいて“キャラとしてのミク”の声を担当する機会も増えているが、“藤田の生の声のミク”は依然として少ない。これは上述した通り藤田の演じたミクをクリプトンがトレース+加工しているためである(例:シンカリオン、ライブMC)。


    海外での推移

    クリプトン社は「上海新創華文化発展有限公司(SCLA)」や「カーリン・ウェスト・エージェンシー」「ワッサーマン・メディア・グループ」など幾つかのライセンス代理店とパートナーシップを結んでおり、海外向けのマーチャンダイズやライブコンサートを展開している。


    初音ミクの海外人気は最初期の公式ライブコンサートである「ミクフェス」や「ミクの日感謝祭」の違法アップロード動画と共に拡がった。クリプトン社が言うには海外での楽曲配信売り上げがライブ及び動画の転載以降にかなり伸びているらしい。


    その後、海外でのコンサート展開が本格化し、世界ツアー「MIKU EXPO」の開催へと繋がった。


    上述した通り、国別で見るとミク関連の売り上げは人口差もあって中国一強状態だが、それ以外での国でも拡大傾向にある。セガによると「プロジェクトセカイ」のアイコンをミク単独に変えただけでダウンロード数が爆増したとのことで、そのプロセカとの相乗効果もあり、それまでミク関連で大きな展開をしてこなかった国(例えば韓国など)でも人気が伸びているとされる。


    初音ミクの“雨女”伝説

    ミクの公式イベントの日には現地で「雨」が降る事が多く、ファンの間でミクは「雨女」ではないか?とも言われている。クリプトン社員もこの雨女伝説を把握しており、『初音ミク公式ブログ』でミクを冗談半分に「雨女」の異名で呼んだこともある。


    例として2008~2010年のを紹介すると

    • 発売日 - 既にやばかったようで曇天・所により雨だったらしい。
    • 2008年「初音ミクGTプロジェクト」 鈴鹿Sでの初陣で大雨に見舞われる(しかも燃料タンクの規則で出走許可が降りず)。以来、事あるごとに雨。
    • 2009年「PROJECT DIVA(まだ仮称だった頃)」も出展したセガのイベント - 雨。そもそも発売日も雨。後続作品(2、f、F2、FT)の発売日でも当然のように雨。
    • 2009年 「ミクフェス09夏」 - 関東に台風が直撃。さらにM3.9の地震が九州で発生。
    • 2010年ミクの日感謝祭 - 雨→雪+雹。雪ミクが生まれた影響かもしれない。
    • 2010年ミクのイラスト入り金星探査機「あかつき」打ち上げ - 雨で打ち上げ日変更。

    このように2008~2010年の公式関係だけでも伝説を残しすぎている。


    初音ミクが「体」を獲得した日

    2008年、3DCGムービー製作ソフト「MikuMikuDance」(MMD)がリリース。扱いやすいこのソフトの登場で“初音ミクは体を獲得した”とも言われ、ここでようやくバーチャルアイドルとしての初音ミクが誕生したと言える。


    関連動画

    Youtube、ニコニコ動画、bilibili等ではミクを使用したオリジナル曲が投稿されている。本記事では初音ミク(クリプトン)の公式チャンネルのみ紹介する。


    初音ミク公式チャンネル - YouTube

    クリプトン公式チャンネル - ニコニコ動画

    初音未来_Crypton官网個人空間 - bilibili


    関連イラスト

    pixivにはクリプトン公式アカウントは存在しないが、KEI氏やixima氏、Rella氏に代表されるパッケージや公式企画の絵師に関しては個人活動としてアカウントを開設している。公式企画のビジュアルもこちらに投稿されることがある(本記事のメインイラストなど)。


    初音ミク

    こちらはpixiv最古の初音ミク。


    ありがとう

    こちらは初音ミクどころかpixiv史上令和最古のイラスト。


    関連項目

    クリプトン社 ピアプロキャラクターズ

    藤田咲(音声データ提供)

    バーチャルシンガー / バーチャルシンガーソフトウェア(分類名)

    VOCALOID 初音ミクNT

    初音ミクAppend/Append 初音ミクV3 初音ミクV4X


    鏡音リン 鏡音レン 巡音ルカ MEIKO KAITO


    雪ミク 桜ミク レーシングミク ミクダヨー

    マジカルミライ さっぽろ雪まつり

    ミクの日3月9日) ミク誕生祭8月31日


    ◆SEGA feat. HATSUNE MIKU Project

    初音ミク Project DIVA 初音ミク Project mirai プロジェクトセカイ

    モジュール(DIVAの概念。オリジナルも含まれる)

    フェイ・イェンHD 初音ミク2020

    セカイのミクたち ニーゴミク レオニミク ビビバスミク ワンダショミク モモジャンミク


    ◆その他のデザイン・派生キャラ関連

    →『初音ミク亜種

    はちゅねミク

    亞北ネル 弱音ハク 骸音シーエ シテヤンヨ ファミマミク


    ◆ミクオリジナル曲関連(ボカロ小説についても関連先を参照)

    →『初音ミクオリジナル曲


    ◆ミク系の属性タグ

    これはいい初音 ミクさんマジ天使 イケミク みっぱい みっくみく あの楽器 ミクさんと笑顔 これはよすぎる初音 ミク廃 美ク ミクさん世界の旅 ミクさんマジ女神 ミクさんと花 美しい歌姫様

    MikuMikuDanceMMD

    ミク立ち ネギ 葱しばき合い対決 BMW SUPER GT カローラ YAMA波 ミクまん


    ピアプロキャラクターズのグループタグ・カップリング

    寒色兄妹 クリプトン6兄弟 クリプトンズ クリプトンCV組 ネギトローラー クリプトン年少組 ボカロ5兄弟 赤青緑


    ネギトロ(ルカミク/ミクルカ) カイミク/ミクカイ

    レンミク/ミクレン リンミク/ミクリン ミクメイ/メイミク


    ◆ピアプロキャラクターズ以外を含むタグ

    VOCALOIDコンビ・グループタグ一覧を参照


    ◆他IPとのコラボネタ

    【公式がコラボ済み】

    発音ミク(新幹線変形ロボ シンカリオンに登場する公式コラボキャラで眼鏡っ娘)

    ブルーアーカイブのコラボしたミクはこちらへ→初音ミク(ブルーアーカイブ)

    ミックミクかがみ(らき☆すた柊かがみとのまさかの公式)

    プリキュア系(キュアネギ/キュアミク(プリキュア化

    サンリオ系(シナミク


    ◆MMDモデル

    Lat式ミク ピコリ式初音ミク Tda式初音ミク(Tda式ズボンミク) あぴミク けみか式ミク


    【非公式・ファンメイドのコラボ】

    佐倉ミク(桜ミク魔法少女まどか☆マギカ佐倉杏子の合体ネタ)

    ミク峰(黒子のバスケ青峰大輝とのコンビタグ)

    ミクドナルド(マクドナルドドナルド・マクドナルドとのコラボ)

    ミQB(魔法少女まどか☆マギカキュゥべえとのコラボ)

    ミックス(ロックマンXエックスとのコンビタグ)


    他言語

    英:Hatsune Miku


    外部リンク

    piapro.net - 紹介ページ

    初音ミク公式ブログ - 紹介ページ

    初音ミク - Wikipedia

     >初音ミクのメディア展開 - Wikipedia

     >初音ミクの関連イベント - Wikipedia

     >初音ミクを題材にしたゲーム作品 - Wikipedia

     >初音ミクを題材にした書籍 - Wikipedia

     >初音ミクの音楽コンテンツ - Wikipedia


      \みっくみくにしてやんよ!/

    1日1ミク-031 「ミクダヨー」

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