佐伯三花はアニメ『けいおん!!』に登場するモブキャラで、けいおん!!3年2組のクラスメイトである。
概要
田井中律からの呼びかけや放送時の字幕から下の名前が判明。苗字は名簿順に当てはめて佐伯と推測されていたが、最終第24話に登場した寄せ書きで初めて確定した。所属部活はバレー部(下記参照)。
ややオレンジがかったピンクのツインテールと、左右に分けて赤いピンで留めた前髪が特徴。第1話の始業式における校歌斉唱シーン等でその姿が確認されていたが、セリフ付きの本格的な登場は第18話から。学園祭のクラス演劇「ロミオとジュリエット」ではお姫様役をやりたいと思っていたようで、実際ジュリエット役の投票でも律、若王子いちごに次ぐ5票を獲得したものの、ダントツの得票数で抜擢された律から役を押し付けられそうになった際には相手となるロミオ役が既に秋山澪に決まっていたことを理由に辞退している。(このことから、律と澪はクラス内でも2人1組のコンビとして認識されていることがうかがえる。)その後、自身はロミオの恋敵である「パリス」役を演じることになったようだ。
ちなみに後期OP"Utauyo!!MIRACLE"の通常盤ジャケットにも登場。人物的には、律を「りっちゃん」、澪を「澪ちゃん」、琴吹紬を「むぎちゃん」と呼んでいたり、劇中の描写等から察するに、明るく人懐っこい性格と思われる。名前も雰囲気も似ている野島ちかとはたまに混同されることもあるようだが、どちらかといえばアクティブで活発な印象が強いちかに対し、こちらは快活な中にも女の子っぽい雰囲気が強調されているように感じられる。
クラスで特に仲が良いのは中西とし美、和嶋まきで、この2人とは修学旅行でも同じ班だった可能性が高い。さらに第25～26話(番外編)における描写から、ここに佐藤アカネ、瀧エリを加えた5人が同じバレー部に所属していたことが明らかとなった。実際、広い視点で見てみるとバレー部の5人で固まっているシーンは結構多い(クラスの集合写真や学園祭の準備など)。ポジションは不明だが、25話の描写から見るにセッターなのではないかという意見が出ている他、卒業アルバム内の、部活ごとに写っている写真の立ち位置から部長も務めていたのでは、とする説もある。またバレー部の3年生がこの5人だけだった場合、軽音部と同様全員が同じクラスに在籍していたことになるのだが、これが単なる偶然かどうかは定かではない。
その後、BD第6巻の付属特典における公式設定でバレー部所属が確定し、ポジションは予想通りセッターであることが明らかとなった。また、「サバけた性格で女の子に人気がある」ようで、このことはジュリエット役の得票数や、やりたがっていたお姫様役をあっさり譲る姿からもうかがい知れる他、部のまとめ役として友人や後輩からも慕われていたと予想することができる。
主な登場話
- 第01話 - 講堂での始業式における校歌斉唱時、琴吹紬の隣(向かって左側)で歌っている。
- 第03話 - クラス集合写真の位置は中段左から5番目。バレー部の5人は横一列に並んでいる。
- 第04話 - 修学旅行に向かう新幹線や移動時のバス車内などで確認できる。
- 第10話 - 自習シーンにて確認。この回で、第2話以降における教室での座席の位置が確定。
- 第15話 - 始業式の講堂にて、校長の訓辞の際に紬の隣にいる。
- 第18話 - 学園祭演劇の配役決定時(初台詞)、詳しくは上記参照。その他練習シーンでは全般に渡って登場し、接客の特訓を終えた秋山澪が「完璧な笑顔」のまま登校してきたシーンの後方にも和嶋まきと共に確認できる。
- 第19話 - 準備シーンでバレー部仲間と共に作業し、その後の劇本番ではパリス役を演じる。
- 第20話 - 放課後ティータイムのライブ・ごはんはおかずの演奏シーンにて、瀧エリ、佐藤アカネの後ろに中西とし美、まきと共に座り、カメラらしきものを構えている。
- 第21話 - 卒業アルバムの個人写真撮影シーンにて、カメラマンの後ろに列を作って並んでいる1人。ここでもバレー部の面々と一緒。
- 第24話 - 卒業式などに登場。澪から始まった平沢唯への伝言を紬に伝える。
- 第25話(番外編) - バレー部仲間と共に軽音部の新入生勧誘ビデオに出演するが、「軽音部もいいけど、バレー部もよろしく!」とちゃっかり自部の宣伝に切り替える。
- 第26話(番外編2) - 卒業アルバムの中のバレー部の写真に登場。
卒業式の寄せ書き(第24話)
卒業の際には寄せ書きで、山中さわ子へ下記のメッセージを送った。
『 佐伯
さわちゃん先生 三花
1年間ありがとう!!
すっごく楽しかったよ>ヮ<
先生のクラスで本当によかったです。』
関連イラスト
「ばれーぶ!」(バレー部の5人組)
