小説の主人公は、読者の嗜好とは関係なく勝手に行動してしまう。
しかしゲームブックでは読者である君が主人公であり、その行動は君自身が決める事が出来る。
基本的には、文章の先頭に番号が振られており、文中に指定された次の番号のパラグラフへと読み渡っていくことになる。その際にいくつかの選択肢が与えられる事がある。
パラグラフの例
1
君はこの恐るべき魔境、PIXIV百科事典の奥地にあるゲームブックの項目に足を踏み入れてしまった。
ああ、なんということだ。しかし今なら、まだ間に合うかもしれない。
- 脱出を試みるなら ⇒3へ
- 「ヘルプミー」と叫んでみるなら ⇒5へ
- 関連記事を見たいなら ⇒2へ
- 関連作品を見たいなら ⇒4へ
- もう少し様子を見るなら ⇒6へ
- より良い記事にしようと思うなら ⇒編集するへ
- 理解できたなら ⇒7へ
2(関連記事)
ファイティングファンタジー/ソーサリー/蜃気楼城の戦い/ネバーランドのリンゴ
3
おかしい。ブラウザがフリーズして、戻る事ができない!14へ。
4
ボードRPGの関連商品(一人用シナリオなど)として発売された物も多く、AD&Dドラゴンランス戦記の外伝や、T&T用ソロ・アドヴェンチャー、迷宮キングダムのブックゲーム等がある。
また、コンピュータRPGのゲームブック化ではMOTHER2のブックゲームを一例に挙げると、番号移動に対して「フラグの有無で行き先の番号が変わる」「必要なアイテムの有無」を付属のゲームシートを使って読み進める。といった方式のものがある。ちなみにゲームシートはしおりがわりになるのでいわゆるセーブのような扱いとなる。
5
そのような呪文は存在しない。体力ポイントを5減らすこと。体力ポイントが0になったら、14へ。
6
様子を窺ってみたが、特に何もなく時間だけが無駄になった。他の行動にうつるなら1へ。
まだ様子見なら6へ。
7
お前は一体何を理解したのだ?答えてみよ。
「概要や2と4を既に見たから」 ⇒100へ
「なんとなく」 ⇒99へ
14
君は志半ばにして傷つき倒れてしまった。キャラクターシートを破り捨てること。
14の意味がわからなければ、14へ行けの項目を見ること。
99
どこからともなく怒声が飛んできた!
「おろかものめ!出直して参れ!」 ⇒1に戻る。
100
~エピローグ~
君は魔境から無事帰ってきた!!君の冒険と活躍は後の時代、国や世界に伝わる冒険譚として語り継がれていく事となる…。 ~FIN~
何?新たな冒険に赴きたい?ならば・・・101へ
101
フフフ…君はまだまだ冒険の虫がうずいてるようだな。では、扉を開けて新たな冒険の旅へ!