概要
幼児期にうけた母親による過度に禁欲的で歪んだ性教育により、両親と兄を亡くして以降、カニバリズムや解剖に執着。墓を荒らし死体を解剖していた。
そしてその人間の死体を部品として使い、様々な物を作成していたことでよく知られる。
雑貨店経営者の女性を殺した事がきっかけでそれらの倒錯的な物品の数々が発見される事となり、その異常な犯行内容から、現在では大量連続殺人鬼の代名詞として知られている。
だが、実際に彼が殺害した人数は2人だけであり、シリアルキラー(大量殺人犯)と呼ぶほどの人数ではない。
彼の異常性は、人間の死体を食べる、皮を剥いで被る、墓場で踊るといった死者の尊厳を冒涜するような行動にある。
裁判の結果、サイコパスとして無罪になったものの、1984年7月26日に亡くなるまで病院に収容された。
あまりに猟奇的なその犯行から、後の映画作品などのモチーフに使われることも多い。
日本では『るろうに剣心』にエド・ゲインをモチーフとした外印というキャラクターが登場する。また、『魔術士オーフェン無謀編』にもオーフェンが作成した「エドゲイン君」なる武器が登場した。