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フォト(キノの旅)の編集履歴

2017-03-28 13:23:14 バージョン

フォト(キノの旅)

ふぉと

ライトノベル「キノの旅」シリーズの登場人物。

pixivにおいては主に「フォト」のタグが使用されている。


概要

キノの旅」に登場する、元奴隷であり現在は写真屋の少女。

初登場は12巻の『雲の前で』。12巻の時点では名前のない奴隷の少女として登場しており、その後の顛末が描かれた15巻の『フォトの日々』において「フォト」という名前となった。


とある宗教国家の出身。年は17歳、身長は155cmくらい。

初登場時は奴隷の身だったが、数奇な運命により現在はとある国で折り畳み式モトラドソウと共に写真屋を経営している。

誠実で道徳的な性格であり、現実主義な登場人物が多い本作の中では極めてお人好し(故郷で性善説を教え込まれて育った影響もある)。活発で天真爛漫だが、後述のように過酷な経験をしてきた為か、割と肝が据わった面も持っている。

良くも悪くも馬鹿正直で世渡りに向いていない為、ソウからは何かと心配されている。

学校に通えていない為、一般常識に欠けるところがあるが、16巻ではソウが彼女に勉強を教えた結果、簡単な単語程度は読み書きできるようになった。


「フォト」という名前は本名ではなく、撮影業をやり出した内に「フォトグラフ(写真)」にちなんで呼ばれるようになったもの。今では彼女自身もフォトの名前を名乗っている(他に故郷にいた頃の名前とソウが命名した名前があるが、どちらも作中では不明)。


作中ではシズ一行と遭遇しており、彼らも撮影している。


外見

フォト

背中まである長い黒髪を横だけ残して、簪でまとめ上げており、前髪は切りそろえられている

シャツの上から黒いベストを着てジーンズを履いており、仕事着も兼ねた中性的な服装をしている。


経歴

(15巻までのネタバレ注意)

ある教祖が指導する宗教国家(という名の独裁国家)で生まれる。家族は親と祖母がいたようだが、フォトが幼い頃、流行病で亡くなった。そして国が運営する孤児院で模範的に育つも、ある時、旅商人達への支払いに困った教祖から代金の代わりとして売られてしまう。


その後、売られた先の商隊で奴隷として酷使され、商人達とその家族から憂さ晴らしに虐待を受けていたが、彼らが誤って食べた毒草によって全滅し、結果的に一人生き残る事になる。その事故の際、毒草に気づいていながらも、伝えるのを一瞬躊躇ってしまった事から、彼らの死の責任が自分にあると思い苦悩する(実際には、それでも必死に警告しようとしたにも関わらず、商人達は耳を貸すどころか、フォトに暴力を振るって黙らせ、遂には役立たずと見なした彼女を面白半分で嬲り殺そうとまでしていた為、その死は因果応報といえる)。

事故の直後は絶望のあまり死にたがっていたが、商人の持ち物にあったソウと出会い、彼に諭されて生きていく事を決める(12巻『雲の前で』)。


自由の身となってからは、ソウの助言でその場を離れ、約2週間ほどさまよった末にとある広大な国に辿り着く。そこは偶然にも彼女達を買い取った商人達が来訪する予定だった国であり、役人に事情を打ち明けた結果、その国の住民として定住する許可を得る。

国からの提案で商人達の持ち物を売った事により孤児ながら財産を得るが、彼女自身は「働きたい」と強く希望していた為、ソウがカメラの使い方を教え、写真撮影が趣味となった事もあり、カメラマンとして働き始める(15巻『フォトの日々』)。


15巻から現在のような性格となっているが、元の性格なのか前述の事故で人格や価値観に変化が起こったのかは不明である。


関連タグ

キノの旅 ソウ(キノの旅)

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