概要
CV:玄田哲章(アニメ版)
二十撃目にて初登場(となりのヤングジャンプ版では二十一撃目)。
表に出る時は人型のロボットを遠隔操作して現れるため、本人が姿を見せることはない。
同じS級1位のブラストと並び、何かと謎の多い人物。
災害襲来の際に駆けつけた理由を新兵器の実験と言い切ったりS級ヒーロー全員を対象とした緊急集会に欠席したり、かと思えば全ての危機が去った後に現れて敵の兵器の残骸を回収したりとヒーローらしからぬ身勝手で非協力的な言動が目立つ。
しかしヒーロー協会の本部ビルの強化工事を引き受けていたりと、それなりの技術貢献はしている模様。
攻撃方法は高火力の兵器で周囲の建物ごと敵を粉砕するというもので、その威力は彼の攻撃を目の当たりにしたジェノスは「警戒しておく必要がある」と危険視しかつての助手である童帝も「個人で所有するレベルを超えている」と評する程。
三十九撃目ではS級9位の駆動騎士がジェノスに「お前の敵だ」と忠告しているが、真偽や意図はいまなお明らかになっていない。
九十六撃目では消滅したA市の再建と、ヒーロー協会新本部の要塞化工事を請け負っていたことが判明。大小さまざまなロボットを無数に動員した物量作戦で全ての工事をわずか7日で終わらせている。(村田版7巻の番外編より)
その一環として彼が開発した"対怪人災害総合防衛システム"はA級ヒーロー全員の戦力を上回ると言われている。
九十七撃目ではついにボフォイ博士本人が登場。
見た目はマッドサイエンティスト風の陰気な老人で、一人称は初登場時と同じく「オレ」。
サイタマに前述の防衛システムを破壊されたのがキッカケで彼の実力に気付くが……
サイタマがA級専用施設に引っ越して以降はキングの口合わせもあって防衛システムに誤作動があるというレッテルを貼られてヒーロー協会からの株を落とされてしまい、要監視人物として認定されるに至りサイタマに憎しみを抱くようになる。
S級ヒーローでも、不穏な印象を抱かれがちではあるが、上記の通りS級ヒーローでも最も人類に貢献してきたメンバーの一人と言っても差し支えない。また、ヒーロー協会の人事にも影響を及ぼしているが、汚職した上層部を追放させるために裏で動くなどもしているため、性根や善悪の判断を下しにくい人物である。