概要
レーベルは電撃文庫。原作者の前作である俺の妹がこんなに可愛いわけがないの劇中作、「星くず☆うぃっちメルル」の製作スタッフが登場人物として出ており同一の世界観であることをうかがわせる。
2017年春アニメとしてTOKYOMX、とちぎテレビ、群馬テレビおよびBS11、ついでに毎日放送とテレビ愛知にて放送。アニメーション制作は『俺の妹』2期も担当したA-1Pictures。
あらすじ
高校生ライトノベル作家和泉マサムネ(本名:正宗)は、ふとした事から自分の作品のイラストを担当する『エロマンガ先生(PN)』が自分の義理の妹である和泉紗霧(いずみ さぎり)である事を知ってしまう。
空き家だった隣家にも、同業売れっ子作家の山田エルフが引越して来ており、彼女はエロマンガ先生を自分の作品のイラストレーターにしようと画策している。
義妹の正体がバレそうになった事で、マサムネはエルフの挑発に乗って小説勝負をする事になる。
人物紹介
苗字は何れも日本刀と縁のある名前が付けられていると考えられる。
分かり辛い三名はここで補足する。
山田エルフ⇒山田浅右衛門
神野めぐみ⇒『二次元 vs 日本刀展』協賛神野オキナ
和泉正宗(いずみ まさむね)
CV:松岡禎丞
ペンネームは和泉マサムネ。中学生で作家デビューした、中堅ライトノベル作家。高校一年生。
特技は超速筆。約二日でライトノベル一冊分の原稿を書き上げる事ができる。一日最大200ページ。平均五十~百ページの執筆量。質の方はそこそこの職人作家。
プロット、企画書を書くのが苦手なのか、完成作品を直接持ち込む狂気のスタイルを実行している。
元々はweb小説を書いていた。
和泉紗霧(いずみ さぎり)
CV:藤田茜
イラストレーター、ペンネームはエロマンガ先生。
ポルノコミックの先生という意味ではなく、エロマンガ島(南太平洋、バヌアツのタフェア州最大の島イロマンゴ島の異体表記)がペンネームの由来と主張する。
ネットで生放送、ブログなど様々な活動をしており、小学生イラストレーターであった事は極秘となっていた。今は中学生になっているが、入学以来不登校を貫いている。
山田エルフ(やまだ エルフ)
CV:高橋未奈美
本名不詳。14歳らしい。不登校児童。
売れっ子ライトノベル作家で全裸賛美主義。エルフ耳をしているがれっきとした人間である。
アニメ化を期に和泉家隣の幽霊屋敷と噂のある物件を、現金で購入して引越して来たと主張。
湯上りに全裸でピアノを弾いているところを正宗に見られる。
仕事に対するスイッチのオンオフが激しく、度々担当者からせっつかれている。
家事は超一流で、料理の腕はプロ級。大言壮語する癖があり正宗は彼女の正気を疑わしく思っている。
神野めぐみ(じんの めぐみ)
CV:木戸衣吹
紗霧のクラスメイトの美少女。クラス委員で校内ではカリスマ的美少女。友達五百人と豪語する。
紗霧を友達の一人に加える為に不登校の解消を図って度々和泉家を訪れる。
千寿ムラマサ(せんじゅ ムラマサ)
CV:大西沙織
正宗と同じレーベルから出版している、超売れっ子作家。
自作が2度のアニメ化されるなどかなりの人気を誇るが、人前に全くと言っていいほど姿を見せない謎の人物。
正宗の作品と作風が似ているということもあって、ネットなどでは正宗の上位互換と言われていたりする。
高砂智恵(たかさご ともえ)
CV:石川由依
本屋の看板娘。ラノベにかける情熱は計り知れない。
正宗のクラスメイトで、正宗の正体を知っているが贔屓はせず、キチンと売れ筋や自分で確かめた作品を並べている。
関連イラスト
※エロマンガ先生関連のイラストは、かなり多くのものにおいて露出が激しい(特に紗霧)ので閲覧には注意。
関連タグ
俺の妹がこんなに可愛いわけがない:上記の記述通りに関連性が存在。それ以外にもテレビアニメ版の公式ツィッターが俺の妹と共同アカウントとなっている。アニメでは原作者脚本回で登場人物がカメオ出演している。
ウチの姫さまがいちばんカワイイ:Amebaのソーシャルゲーム。2017年6月から7月初旬までコラボイベントを行い、エロマンガ先生に登場する主要な女性キャラクターがウチ姫の世界に飛ばされてくる設定でゲーム中ではカードとして使用できる。また俺の妹がこんなに可愛いわけがないとも同時にコラボしており、双方の主要キャラがコラボするカードもある。