三幻神(さんげんしん)とは、『遊戯王』に登場する、オベリスクの巨神兵、オシリスの天空竜、ラーの翼神竜の3体の神のカードを指す。いずれも神属性、幻神獣族である。
概要
「神のカード」と呼ばれる三枚のカード。
ペガサス・J・クロフォードにより、ファラオの墓の石板より再現された。
レベル10のため3体のモンスターをリリースして召喚する必要はある(原作ではOCGと違いレベル10では3体の生け贄が必要だった)が、いずれも強力な効果を持つ。
原作では、モンスター効果や「上級呪文」以外の罠カードの効果を受けず魔法の効果は1ターンしか受け付けない強力な耐性を持っていた。(そのため、攻撃力低下等のマイナスの効果も1ターンしか意味がないと同時に攻撃力UPや死者蘇生などプラスの効力の魔法であっても1ターンしか効果がないため、デメリットとメリットが表裏一体にある)
また、オベリスクの巨神兵、オシリスの天空竜は英語、ラーの翼神竜は古代神官文字で表記されている。
ラーの翼神竜だけ古代文字なのは、ペガサスが文字を解読できなかったため、
古代文字をそのままテキスト欄に書き記したからである。
なお、付属カードとして配布されたものはどれも日本語表記であるため安心である(英語版もある)。
ランク
原作では神の中にもランクがあり、ラーの翼神竜が最高位でオシリスの天空竜、オベリスクの巨神兵が同格。
そのため、ラーの翼神竜はオシリスの天空竜とオベリスクの巨神兵の効果を受けない。
アニメ版ではこのランク付けは「階級制度」のカード効果に変更された。
遊戯王Rでは、三邪神にも同様のランクが存在し、邪神アバター(おそらくラーと同格)はオベリスクの巨神兵の効果を受けないとされた。
付属カード
3枚ともゲームボーイ用ソフト「遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記」の付属カードとして配布されている。
ただし、公式デュエルでは使用できない特別なカードである。
カードの色がオベリスクの巨神兵は青、オシリスの天空竜は赤、ラーの翼神竜は黄色となっているのが特徴。
効果が明確に書かれていない、フレイバー・テキストになっている。
その後、Vジャンプの付属カードとしてオベリスクの巨神兵(2009年2月号)、ラーの翼神竜(2010年2月号)、オシリスの天空竜(2012年2月号)が効果モンスターとして正式にOCG化され、ゴールドシリーズ2014にて一般販売された(だがレアリティは何箱かに一枚というシークレットレアのみである)。
こちらは通常の効果モンスターと同じ色合いで、公式デュエルでも使用できる。
カードには以下の共通効果が記載されている。
- このカードを通常召喚する場合、自分フィールド上のモンスター3体をリリースして召喚しなければならない。
- このカードの召喚は無効化されない。
- このカードが召喚に成功した時、(このカード以外の)魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
上述したように原作とOCGでルールが違うため、3体の生け贄はカードテキスト上のルールとなったため、一部アドバンス召喚のサポートを受けられなくなった。
関連タグ
遊戯王 遊戯王OCG 効果モンスター オベリスクの巨神兵 オシリスの天空竜 ラーの翼神竜
クリーブランド(アズールレーン)、ヘレナ(アズールレーン)、ウィチタ(アズールレーン)/三幻神(アズールレーン)・・・いずれも艦船擬人化キャラクター。カラーリングとゲーム内の性能から誰が呼んだか三幻神。