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アンチスパイラルの編集履歴

2017-12-19 18:18:52 バージョン

アンチスパイラル

あんちすぱいらる

アンチスパイラルとは、アニメ『天元突破グレンラガン』のキャラクターであり、本作のラスボス的存在。

概要

CV:上川隆也


本作最大の敵。反螺旋族の集合意識体であり、突如あらわれた別宇宙からの襲来者である。その正体は、かつてスパイラル・ネメシスの危機に気付き、己の進化を封印しつつ、他の螺旋族を統制する事でスパイラル・ネメシスを永遠に封じ込めようとした「当時、最も進化していた螺旋族」。はるか昔の大戦で螺旋族を破り、螺旋族とその末裔達への監視システム及び殲滅システムを宇宙全域に配置、自らは母星において全ての同族をコールドスリープさせる事により自らの肉体的成長を止めることで螺旋力を封じている。


地球の場合はに監視及び殲滅システムが設けられている。更に地球上にはその端末が人類のの届かぬ様々な形で配置されており、これにより螺旋族は滅びを免れるために螺旋力の増大を抑えて地下で細々と暮らすことを余儀なくされる(ある意味アンチスパイラルの目的に協力することと引き換えに、生存することだけは許されていたともいえる)。


ちなみに螺旋族とは遺伝子に二重螺旋構造及び螺旋力を持つ生物の総称である。作中では主に人間のことを指すため、彼らも元人間である可能性がある。


劇中で登場した際には人に近い形をとりつつも、肉体、表情はおろか光すらも感じさせない虚無的な姿を形成している。また、進化・個・感情などの全てを捨て、気の遠くなるような年月を生きてきたため、精神は絶望と苦悩に満ちている。そのため、無機質ながら憎しみのこもった台詞を相手に吐きつけてくる。


宇宙の支配者であるため、自らの力で宇宙を生み出し、それら全てを操る力を持つ(一言で言えばなんでも出来る。多次元宇宙空間を発生させたり、母星をコアとし銀河を踏み台にするほどの超巨大ロボットを産み出している)。


グレンラガン世界の諸悪の根源と言って良いが、彼らの望みは”この世界を崩壊から守ること”であり、文字通りその身を削って宇宙の未来を守り続けていたのも事実である。そのため負の方向に染まってはいるが、胸の内には熱いものを秘めており、シモン達との戦いでは彼らの熱くも切ない思いを垣間見ることが出来る。

劇中での活躍

地球の包囲部隊を壊滅させて本拠地に乗り込んできた大グレン団に対し、圧倒的物量による包囲殲滅戦を仕掛け、更に多次元宇宙空間に大グレン団を飲み込み、戦意を消失させようとする。しかし、これらを乗り越えて立ち向かってくるシモン達の天元突破グレンラガンに対し、グランゼボーマを創り出し、立ち塞がる(何故ロボットで戦おうとしたのかというと、ロージェノム曰くより深い絶望を与えるために、相手と同等の姿で戦い粉砕する、とのこと。メタ発言をすればその方が面白いため)。


「否否否否・・・断じて否!」などの印象深い台詞を皮切りに、確率を操作することで全ての攻撃を無効化する・銀河を投擲武器にする・銀河が消滅する時のエネルギーでビーム攻撃をする、などの大スケールの攻撃の数々でシモン達を追い詰める。しかし、シモン達の螺旋の意思を砕くことは出来ず、最終的にグレンラガンのマトリョシカ的アクションとラガンインパクトの前に敗北。劇場版では天元突破したシモンたち全員が合体した超天元突破グレンラガンを相手に更に大スケールのバトルを繰り広げ、最後はマトリョシカアタックで母星に突入してきたシモンと拳で語り合い、シモンの螺旋力で生み出したドリルに貫かれた。シモンの心意気と力を認めた後に宇宙の未来を託し、隔絶宇宙もろとも消滅した。

名台詞集

そんなものかァ!?螺旋族ゥゥゥゥーーーッ!!

母星に肉体と進化の可能性を封印した、この醜き姿こそ我々の決意の印!

お前達は自分たちの行動の意味をいつも理解していない・・・!

元は同族だった者を倒し、我が身の進化を封じ込め、この宇宙を守ろうとする我々の覚悟に、敵う道理があるか!?否!! 否、否、否、否、否、否、否、否、否、否!! 断じて、否ァァアアアアアアアアアッッ!!!

永劫に続く宇宙創世の業火に焼かれ、DNAの一片まで完ッ全ッ消ッ滅するがいいィィィッ!!

面白いッならば反・螺旋!ギガァドリルゥゥブレイクゥゥゥゥゥゥ!!!


・・・ならば、この宇宙必ず守れよ・・・


ドラマCDでの活躍

ドラマCDの第三弾「男組だよ!グレンラガン」にも登場。

黒いタートルネック・黒いズボン・黒い皮手袋・黒い靴、そして黒い目出し帽を着用し、スナックであんかけスパゲティを食っているという衝撃の登場を果たしている。


スーパーロボット大戦での活躍

第2次スーパーロボット大戦Z再世編』で初登場。

版権作品での敵勢力では最も遅く登場するがこの時はまだ様子見なのか本機ではなかった。

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』ではいよいよ本腰を入れて自軍部隊に戦いを挑んでくる。

その勢力はやはり圧倒的で数少ない版権作品出身のラスボスとして立ちはだかって来る。

スーパーロボット大戦CC』ではヒトマキナと手を組んで(どう見ても勢力的には自身の傘下に加えているとしか思えないが)戦いを挑んでくる。

スーパーロボット大戦X』ではあのマジンガーZEROと共演することとなった。


モチーフについて

最も進化していたという点とかけているのかは不明だが、そのデザインは簡略化して書いたウルトラマンがモチーフになっている。口の部分にヨダレが垂れているように見えているのもそのため。その強大さと負の方向を向いているとはいえ自らに課した使命を考えれば、かの光の巨人がモチーフともなるのも納得であろう。


関連タグ

天元突破グレンラガン グランゼボーマ ラスボス

宇宙怪獣 インベーダー BETA


ウルトラマン:デザインモチーフ

サトライザー:天使の意匠が加わったそっくりさん。SAO第四部のラスボス。ただし中身はアンチスパイラルとは似ても似つかぬサイコパスである。

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