CV:遠藤綾(2011年版)
概要
東ゴルトー在住の少女。軍儀(盤上競技)の棋士にして世界チャンピオン。
全盲で歩くときは杖をついている。適当に結んだボサボサの髪と常に垂らした鼻水(慢性的な鼻炎らしく口を閉じっ放しだと息できない)で、一見パッとしない雰囲気をしている。
喋り方は舌足らずで東北弁風、一人称は「ワダす」。
普段はおっちょこちょいで言動がにぶいため、日常生活もままならない。
10人家族の家計を支えているが、両親からの待遇は酷く、周りからも良い扱いを受けていない。そのため他人に対しては卑屈なまでに低姿勢である。
軍儀王
軍儀の世界大会で五連覇中の現世界王者。
軍儀を打つ時だけ開眼し、雰囲気が一変する(見えてはいない)。
並外れた集中力と記憶力の持ち主で(軍儀に関してだけだが)、今もなお腕を上げている天才棋士。
軍儀にはいつも命を懸けて挑んでいる(プロ棋士は優勝以外何の賞金も給料も出ないほど悲惨な待遇のため、勝たねば生かせてもらえないという窮地に立たされている)。
「選別」が始まるまでの王の余興として、宮殿に呼ばれ王と軍儀の対局をする。
その過程で王の精神を大きく揺さぶり、後の護衛軍と討伐隊との戦いの運命をも変えた、キメラアント編のキーキャラクター。