ジョゼフ・ヨットとは∀ガンダムの登場人物である。
「ジョセフ・ヨット」ではない。
概要
地球人。山師シド・ムンザの助手だったが、機械へ強い事を買われてミリシャの機械人形乗りになる。
アデスカの少数民族マバ族の出身で、3歳の時にアデスカの民に親を殺され山に捨てられていた所をシドに拾われたという過去を持つ。そういった境遇から逆説的に他人に対する差別感情を胸に秘めており、非常に上昇志向の強い野心家であるが、それでも根は優しい男で彼なりに他人を思いやった行動もとっている。
主な乗機は-フラット改。
地球人の中では知識豊富で、機械が弄れたりなどと頭がいい。機転が利き、グエン・サード・ラインフォードの勧誘もその真意を見抜いた上で断るなど洞察力も優れている。パイロットとしての腕前もミリシャの面々の中では高く、「ジャラピィ部隊」の隊長を任されたりしている。
∀ガンダムを上手に操るロランに対する対抗心は人一倍強い。ロランに対してライバル心こそいだいてはいるが、仲間としては信頼しており仲が悪いわけではない。
ムーンレイスのフラン・ドールからフラットの操縦を教えてもらったことをきっかけにいつしか恋仲になり、戦争末期の頃に彼女は妊娠する。
最終決戦の際、ギム・ギンガナム側についたグエン・サード・ラインフォードと対峙して彼に出世をちらつかされて自分に味方するよう唆されるが、それをつっぱねて奪われた∀を奪還。しかし、グエンの言葉でくすぶっていた野心が刺激され、ロランに対する意地や対抗心も手伝い、妊娠したフランを守ってもらう意味も込めてロランから∀を強引に取り上げて、手柄を挙げるべくギンガナムの乗るターンXとの戦いに臨んだ。
「恋人との間に子供ができる」「恋人を主人公に託す」「慣れない機体に乗る」「脇役がラスボスと一対一で戦う」「戦闘中に恋人の名前を呼ぶ」「敵に向かって自分の名前を叫ぶ」「確認せずに仕留めたかのようなセリフを口に出す」と死亡フラグを乱立させ、さらに相手に「戦場でなァ、恋人や女房の名前を呼ぶ時というのはなぁ、瀕死の兵隊が甘ったれていうセリフなんだよぉお!」という死亡フラグ講座を受けた上でターンX相手に完全敗北を喫するも、生き延びた。
この時にぶっ放したのが俗に言う「やったぜフラン砲」である。
戦後はフランとの間の子をあやしつつ専業主夫をしているかの様な描写しかないが、成り上がる野望を秘めつつ使用人が一人いる魚屋をやっているとのこと。