紂王とは封神演義の登場人物である、またこの記事は藤崎竜の作品について記述する
紂王は古代中国の王朝「殷」の第30代皇帝である。若く文武両道に長けた人物で名君であり、誰もが殷の更なる発展させると思っていたが、妲己の出現によりその思いは打ち砕かれる。
妲己が現れてからは宝貝・傾世元禳による魅惑の術に嵌り、妲己の操り人形になってしまう。その後妲己によって人体改造を施され続ける。
後に太公望らが所属する属国「周」が反旗を翻し、牧野の決戦の際に妲己に改造され、本来現れる事は無い秘められた力「殷王家の力」を強制的に発現させられ、怪物となって戦う。道士を寄せ付けぬ圧倒的な力をもって戦うが、その姿を見た両軍の兵士が皆恐れ、しまいには自軍の兵士に槍を突き立てられる。結果、自分はもう王として人に慕われていないと自覚し、白髪になって元に戻る。
牧野から帰還した紂王は休憩によった朝歌のあばら家の住民に殺意を向けられ意気消沈し抜け殻となって玉座へ座っていた。
王天君によってセッティングされた黄天化との剣闘の後、周軍によって囚われ周の武王に首を刎ねられこの世を去る