概要
1994年10月28日に、株式会社やのまんよりスーパーファミコン用ソフトとして発売された。
正式名称は「FEDA エンブレム オブ ジャスティス」。
のちにセガサターンで『フェーダ・リメイク!』という、必殺技やアニメーションが追加されたリメイク版が出ており、またその後には続編『FEDA2 ホワイトサージ ザ プラトゥーン』がPS2用ソフトとして発売されている。
物語はフェーダ2終了後もさらに続きがあるような匂わせ方をしていて公式ガイドブックでは製作者が続編を出す事を明言していたが、FEDA3についてはやのまんがビデオゲームから撤退した為2018年現在でもまだ発表の予兆がない状態が続いている。
ミルドラス=ガルズという架空の世界を舞台としており人間以外の種族が数多く存在する。
主人公は人間だが、パートナーを含むパーティーユニットの半数は亜人種で占められる。
主人公のブライアンおよび副主人公のアインのいずれかが死ぬとゲームオーバーになる為、敵ユニットは攻撃範囲内に瀕死のユニットが他にいても最優先で主人公達を狙ってくる。
ちなみに主人公とパートナー以外のユニットは撃破されても死なず、収容所に送られる。マップクリア時のキャンプフェイズで収容所を襲撃すれば救出できる。
称号システム
このゲームでは部隊の気風を表す『称号』と、それを決めるリブラ値というものが設定されており、必要以上に敵ユニットを撃破するとリブラ値の変動によりカオス寄りの称号になり、不必要な戦闘を避けてマップクリアするとロウ寄りの称号になる。
リブラ値がカオス寄りになるとロウユニットは仲間にならず、既に仲間になったユニットは離脱する。
逆も同じで、カオスユニットはリブラ値がロウ寄りになると仲間にならず、既に仲間になったユニットは離脱する。
ニュートラルユニットはリブラ値の変動に関わらず仲間になり離脱しない。
称号はロウ帯で3種、ニュートラル帯で3種、カオス帯で3種の計9種がある。
ロウ>>>ニュートラル>>>カオス順に並べると、
↑ロウ
フェダーイン
ヴァルキュリア
グリフィス
ブレイドイーグル
バイパー
ファントム
バルログ
ヘルハウンド
ジェノサイド
↓カオス
となる。
なおエンディングは、最終的な称号の属性がどこにあるかによって4種に変化する。(セガサターン版は9種類。)