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アイザック・ウェストコットの編集履歴

2018-03-23 18:16:02 バージョン

アイザック・ウェストコット

あいざっくうぇすこっと

アイザック・ウェストコットとはデート・ア・ライブの登場人物の1人である。

<王国>が、反転した。さぁ、控えろ人類」

CV/置鮎龍太郎

概要

5巻で初登場したDEM社(デウス・エクス・マキナ・インダストリー社)の事実上のトップであり、おそらくデート・ア・ライブのラスボス(候補の1人)。世界最強の魔術師(ウィザード)であり、片腕のエレンラタトスクの創設者であり琴里の恩師であるウッドマン卿からはアイクの愛称で呼ばれている。

なお、フルネームは『アイザック・レイ・ペラム・ウェストコット』。


各国の上層部に顔が利き、殆どの人物が使いこなせない<ホワイト・リコリス>が扱えたという理由だけで自衛隊の上層部に働きかけ、<ホワイト・リコリス>を無断に持ち出し、あまつさえ一般市民の前で存在が秘匿されている精霊(厳密には炎属性の霊晶石で精霊の力を持った人間)である琴里と戦闘をやらかした折紙の処分を2か月の謹慎処分に軽減するなど、強大な権力を持っていることが伺いしてる。


つんつんと冷酷そうな切れ長の(しかも他のキャラと違い瞳に光が無い)をした30代の男性の外見をしているが、DEM社では若手とされる50代の取締役たちを指し置き、古参画であることと、顕現装置(リアライザ)を用いれば代謝操作によって若い体を保って外見年齢を誤魔化すことが可能なことから外見通りの年齢ではない可能性が推測されているが、詳細は不明である。

さらに十香やあの(変態ヒロイン)折紙が、彼と初めて会った時、彼に対し異物感や恐怖心を覚えるなど、ただならぬ人物であることをうかがわせるシーンも存在し、本当に人間であるのかも疑わしい。


目的のためなら手段を選ばず、倫理観が全くない外道かつ冷酷無比な性格の持ち主であり、崇宮真那が強大な霊力を扱えるように改造し、強大な力を扱えるようになった代償で、寿命が削られていることを本人には秘匿していたり、十香を反転させるため士道の命を敢えて狙わせるなど、他人がどれだけ傷つこうが会社が潰れようが、そんなの知った事じゃないといった狂気に満ちた思考の持ち主。


そんな傍若無人な彼に反感を持つ者たちや会社の持つ強大な権力欲しさに彼を社長の座を奪おうとする者たちも多いが、彼から発せられる独特の威圧感や物理的暴力による手段を行う事で自身に向けられる恐怖感を利用した統一により、逆らう者は殆どいないようだが、その反面マードックやエドガーたちのような自身に反抗し、あまつさえ命を狙ってくる者たちには快く思うなど、人格破綻者の側面を時折垣間見せる時もある。

しかし逆に命乞いをするものに対しては見苦しいという理由で制裁を加えるシーンも存在することから、得体の知れない独特の掴み処のない底の見えない不気味な雰囲気が滲み出している。


また、何らかの目的のため、精霊たちの力の源である“霊結晶”を世界の理を覆す力を持つとされる“反転させた後の霊結晶”を手に入れるため、精霊たちが限界する前の世界での姿で魔王と称される『反転体』に変質させるため、彼女たちや彼女たちが深い絶望に囚われるよう仕向けるために様々な暗躍をしており、ラタトスクにいるウッドマンと何らかの因縁があるらしく『あの若造』と軽蔑している。

12巻では純粋な反転体「デビル」がラタトスクに封印されていたことを嘆いている。


なお、ある人物によれは彼が成そうとしている目的とは世界を滅ぼしてでも成し遂げたい事らしい


13巻にで世界で2番目に確認された精霊・二亜を策略により反転化させることに成功し、自身の片腕であるエレンと性格は豹変したかのような状態のアルテミシア(理由はリンク先参照)を使い不完全な状態とはいえ念願の反転化した霊結晶=反霊結晶を奪い取る事に成功。

反霊結晶を自身の体へと取り込み、魔王<神蝕篇帙(ベルゼバブ)>の力を行使できるようになり、自身の野望達成の為の第一歩を踏み出す(流石に複数の魔王の力を取り込むと自身の体が持たないとしてその他の精霊たちには手を出さなかったが…)。


その後、しばらく鳴りを潜めていたが16巻において士道の元に10人の精霊たちが集った事で、反霊結晶の回収時と判断。

<神蝕篇帙>で生み出した贋作精霊<ニベルコル>をエレンとアルテミシアに貸し与えると本腰を入れて暗躍し始めた。


その他、十香すら知らなかった隣界での姿である反転体を把握していたり、士道を五河家に引き取られる前の旧姓「タカミヤ(崇宮)」と彼が引き取られる前のことを知っている素振りも見せ、自分たちが滞在する『天空市』に人工衛星を落とされて命を狙われた際(コロニー落としのオマージュ?)イツカ(五河)達が居るから心配していないと逃げなかったり、自分たちが『あの女』と称される人物の手の平で踊っているに過ぎないと自傷めいた発言をするなど、何らかの物語に関する確信を握っているキーパーソンである可能性が示唆されており、13巻にて精霊が生まれる要因を作った存在の1人だったことが示唆されている。


関連タグ

DEM エレン・M・メイザース エリオット・ボールドウィン・ウッドマン


以下、17巻で判明した物語の核心に迫るネタバレにつき、閲覧注意‼







































本作で起きた精霊に関する様々な事件や悲劇の切っ掛けを作った全ての元凶の1人で、その正体は世界に満ちる神秘のエネルギー、マナを扱い、様々な奇跡を起こす事ができる素質も持った人々で構成される魔術師と呼ばれる一族の末裔。


元々はその人知を超える力を行使出来る為に迫害された魔術師たちが、迫害から逃れる為に(おそらくヨーロッパ)何処かの山奥に作った隠れ里の出身だが、物語が始まる30年前、彼がまだ10代だった頃に魔術師狩りで村が滅ぼされ、同じ村の出身であるウッドマン、エレン、そしてカレンと共に運良くそれから逃れるのことできた彼は、人間がしてきたことなら自分達もそれをし返せばいいと。魔術師のための世界を作ると言ったが、その言葉を同胞が殺され続けながらも何一つ表情を変えずに言うさまを目にしたウッドマンは彼が魔術師の中でもさらに別の生き物という違和感を覚えるほどの異質性を垣間見ている。


今度は自分たちが人間たちを放逐し世界を作り替えてしまおうという狂気に取りつかれ、それに必要な莫大な量の力を得る為にマナを一か所に集め世界最初の精霊・崇宮澪を生み出した。


以下、彼の真の目的や本質についてのネタバレに付き、閲覧注意‼






























実はウェストコットは生まれた時から倫理観がずれており、相手の“死”を体感する事に快感を得るという異常な性癖の持ち主であった。この事が他者がウェストコットに抱く異物感や恐怖心、異質感の正体である。


この事実は本人もその事を自覚しており、両親にすらも決して悟られない様に務めていたが、魔術師狩りで村が滅ぼされた事を切っ掛けに復讐という口実を得た事で遂にタガが外れ、より多くの死というものを体感したいという欲求から世界を描き替えるという行為を思い立ち、本作の出来事が起きるきっかけを作ったというのが全ての真相であり、この事は18巻で彼の独白を聞いた士道以外には(おそらく)悟られていない。


とどのつまり、そこには何の目的や大義名分も使命の何のへったくれもない只々自身の快感のみを追い求める狂気じみた極めて平凡な人間。それこそが彼の本質であり、ウェストコットを怪物化させている要因である。

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