解説
また、近畿圏以外でもアンチ巨人から阪神ファンになる者も多い。
応援スタイル
- 六甲おろし:『阪神タイガースの歌』の通称。阪神ファンは試合前、選手がタイムリーやホームランを放った時、阪神タイガースの勝利が決まった時に歌う。ホームゲームでの場合はヒーローインタビューの後にレコード・CDを使った演奏に合わせて歌う。
- ヒッティングマーチ:レギュラークラスの選手に1人1曲ずつヒッティングマーチが作られ、打席に立つとその選手のヒッティングマーチが合唱される。控え選手、ま新しい選手には「ヒッティングマーチ2番」、投手には「ヒッティングマーチ1番」を使用する。
- ジェット風船:7回の攻撃前、阪神タイガースの勝利が決まった時に打ち上げられる。ホームではファンファーレ、ビジターでは「六甲おろし」の後に打ち上げ。
- あと1人、あと1球コール:9回(表・裏)、もしくはビジター(裏のみ)においての延長回のそれぞれで、阪神がリードしていて決着がつく可能性がある場合に行われる。2アウトの時に「あと1人」コールが行われ、2アウトで2ストライクになると「あと1球」コールに変わる。
ファンの問題行動
だがその一方で新聞報道にあるように、問題を起こして逮捕されるファンが多い。
どの球団にも少なからずいるし、もちろん礼儀正しい阪神ファンも多い。
ただ、阪神ファンはその中でも特に悪質とされ、セ・リーグ公式試合の行われる各都道府県では阪神戦の開催日は重点的に警備しているとさえ言われる。
2002年、デビッド・ベッカム来日の際、ゲストとして『めちゃめちゃイケてるッ!』に出演、大阪でのロケの際、ベッカムに道端で酒盛りする阪神ファンの醜態を目撃されてしまう。その際、MCであるナインティナインの岡村隆史はベッカムの「あれは何?」という問いかけに対して「ジャパニーズ・フーリガン」と答えている。
ちなみに岡村は隠れ巨人ファンである。他にも、阪神ファンの悪行に嫌気が差して同じ地元であるオリックスバファローズや、巨人には馴染めないという理由から東京ヤクルトスワローズに鞍替えする関西人も多い。
阪神ファンの常習とされる主な犯罪行為
- 試合相手チームのファンへの暴力行為(傷害罪)。特に巨人ファンに対して多い。
- 道端で酒盛り(往来妨害罪・迷惑防止条例違反)
- 道頓堀ダイブ
- 店頭人形の持ち去り(窃盗罪・器物損壊罪)
- また、今後は悪質な集団騒乱に参加した場合テロ等準備罪に問われる可能性もある。
問題行動に対し
このような問題行動に対し、甲子園球場への缶・びん類持ち込み禁止チェック、立ち見応援の規制、ジェット風船の打ち上げを認めない球場での使用禁止を徹底する、といったマナー向上に球団・応援団ともに努めている。