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1chipMSXの編集履歴

2011-05-15 04:37:37 バージョン

1chipMSX

MSX2規格を再現したハードウェアエミュレータ。販売元はD4エンタープライズ。5000台限定で販売された。


概要

同人サークル『似非職人工房が』手掛けていた、MSXを周辺チップごと1チップ化する『似非プロジェクト』が、MSXアソシエーションに引き継がれ、FPGA(※1)による大胆なアーキテクチャの変更が行われ、試作機が作られた。

当初は初代MSX規格でアスキーが販売する予定だったが、予約数が最低目標である5000に満たなかったので見送られた。その後、MSX2相当に改められ、D4エンタープライズによって台数限定販売された。


※1…Field-Programmable Gate Arrayの略。製造後に購入者や設計者が構成を設定できる集積回路のこと。


仕様

外部

・USB×2(制御ドライバがないため実質ダミーポート)

・SD/MMCカードスロット(仮想的にFDDとして使用できる)

・D-SUB9ピンオス×2(MSX仕様ジョイスティック端子)

・電源スイッチ

・リセットスイッチ

・カードエッジコネクタ×2(MSX拡張スロット。大きいものは干渉することがある)

・RCA端子×3(コンポジット出力、サウンド、データレコーダ)

・S端子(S映像出力)

・VGA端子(アナログRGBモニタに接続可能)

・DINコネクタ(PS/2キーボードを利用する)

・DIPスイッチ(設定用)

内部

FPGA

Cyclone(Altera)EP1C12Q240C8

CPUおよび周辺機能をハードウェアエミュレート。FPGA本体に21.48MHzがクロックとして供給され、CPUとしては3.58MHz動作。

メモリ

種類容量
メインRAM1MB
VRAM128kByte
ハードウェアとしての実装32MB

LED

電源が入っていると某ナイトライダーのスキャナーの様に左右に点滅する。

関連タグ

MSX

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