概要
元警備隊員の青年。
警備隊をクビになりかけたところをソーニャがセルゲイに紹介し、特務支援課に配属された。
当初は女性関係のトラブルが原因とされていたが、クビの本当の理由は警備隊でライフルとスタンハルバードの使用が必須にも関わらずライフルの使用を頑なに拒絶したため。理由は警備隊以前の経歴が大きく影響している。
女好きで遊び人、ナンパやカジノが趣味で楽天的な性格。一見だらしないが、仕事に関しては誠実であり年長者としてメンバーのフォローを的確に行うこともできる頼れる兄貴分である。
ロイドとは軽口を言い合いながらも互いを信頼し合う相棒のような関係で、また兄貴分として彼の成長を見守っている。
過去の経歴から非常にタフで周りがへばる中一人平然としていることもある。
陽気な彼だが、非常時にはまるで普段とは正反対に禍々しい殺気を放ち驚異の戦闘力を発揮する。
これも警備隊以前の経歴によるものだが、彼は自分の過去を多く語りたがらない。
親しい人を呼ぶ時は渾名で呼ぶ癖がある。エリィのことを「お嬢」、ティオのことを「ティオすけ」、キーアを「キー坊」と呼んでいる。
過去・正体
その正体は大陸最強の猟兵団「赤い星座」の団長《闘神》バルデル・オルランドの息子、ランドルフ・オルランド。
中世から続く狂戦士の末裔であるランドルフ一族に生まれた彼は、幼少の頃から戦闘技術を徹底的に叩き込まれ、僅か十歳で初陣を経験。その後も部隊を率いて戦場で暴れまわり、《闘神の息子》《赤い死神》の異名を持つ凄腕の猟兵へと成長する。
しかしある時、敵対する猟兵団を殲滅する作戦において、民間人に犠牲を出さないはずであったのにも関わらず、酒場で知り合った青年を一人死なせてしまい、それから自身の生き方に疑問を持ち、団を出奔する。
その後回り回ってクロスベル警備隊に入り、特務支援課へと異動になり、ロイド達と出会うことになるのであった。
なお本来の彼の獲物は「ベルゼルガー」という特別な工房で作られた大型のブレードライフル。
声優・CV
登場作品
別名・表記ゆれ
ランディ(略称)
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