太陽の勇者ファイバードとは勇者シリーズのひとつ。
概要
勇者シリーズ第2作目の作品。
劇中では提示されてはいないが、前作と同じ世界観を共有しており、9年後の世界となっている(宇宙警察と宇宙警備隊との関係など)。
前作同様、宇宙人と少年とのコミュニケーションを主軸としているが、今作では宇宙人の隊長を等身大の人間(厳密にはアンドロイド)とすることで、より生活に密着した演出がなされている。カルチャーショックを受けた火鳥勇太郎のボケぶりと戦闘時とのギャップが当時の視聴者に良い印象を残した。
最終回の対応もまた、前作とは逆のアプローチをしているのも今作の特徴といえよう。
特撮の出撃オマージュを取り入れたのも本作の特徴のひとつ。
研究所の秘密基地から発進するシーンは、まさにウルトラシリーズやスーパー戦隊のマシン発進を彷彿させる演出であり、シリーズの方向性を決めた要因のひとつとなった。
あらすじ
西暦2010年、悪のエネルギー生命体ドライアスが地球に飛来した。悪の科学者ジャンゴは彼と手を組み、地球に破壊と混乱をもたらすべく行動を開始した。一方、ドライアスを追跡してきた宇宙警備隊の正義のエネルギー生命体の宇宙警備隊隊長ファイバードは、天野博士が制作した人間型アンドロイドと一体化し、普段は火鳥勇太郎という人間の姿を借りてケンタたちとともに行動し、敵のメカ獣が現れれば巨大ロボファイバードへとなって、地球の平和を守るのであった。