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マイナの編集履歴

2018-11-17 20:08:09 バージョン

マイナ

まいな

アニメ映画三部作『GODZILLA』の登場人物(メイン画像右の人物)。

注意

この項目はGODZILLA(アニメ映画)のネタバレを含みます。



CV上田麗奈
性別女性
種族フツア
年齢不明
身長150cm

褐色の肌、特徴的な前髪をした水色の髪、原始的な身なりをした「フツアの民」の少女。第1章のエンドロール後のエピソードに登場したミアナ双子であり、二人そろって巫女を務める(実は第1章でハルオ達を物陰から観察していたのは彼女かもしれない)。


双子だけありミアナとは瓜二つだが、ミアナに比べて釣り目がちであり(担当声優の上田曰く「キリッっとした感じ」)、民を守る使命感だけでなく、地球降下部隊が(揚陸艇を安全に着陸させる為や対ゴジラ戦術のためであったとはいえ)森の一部を爆弾で破壊したり、初接触時に戦闘となり銃撃を受けた経緯から彼ら「ワタリガラス」を警戒しており、やや表情が険しい。

そのためハルオからは「よく睨む方がマイナ」と見分けられている(この見分け方をハルオが語ったのを聞いて更に目線が険しくなったのはご愛敬)。


出会った当初は警戒心と敵意を剥き出しにしていたが、卵の歌を通してワタリガラスが「死の翼」でないと理解するとハルオに協力するようになり、ミアナと共に「人類の言葉」を覚えて少しずつ会話ができるようになっていった。ミアナがハルオに向かって「ハルオイ」と呼びかけた際には驚きの表情を見せている。


やがてワタリガラスへの助力が村で聞き入れられないと分かると、ゴジラとの戦闘に巻き込まれる危険を承知でミアナと共にメカゴジラシティに向かい、ハルオをテレパシーで支援した(その少し前にハルオとユウコ・タニのキスシーンを目撃してしまい、ミアナほどではないがガタッとしている)。


余談

  • モチーフは小美人。劇中では二人コンビで行動している場面が多く、おなじみのユニゾン台詞も見られる。
  • 原案では髪を編み込みミアナと差別化されていたが、本編では同じショートヘアになった。

関連タグ

GODZILLA(アニメ映画) ミアナ フツア

ツンデレ 褐色娘




































以下、最終章のネタバレ注意
























「ハルオ! 恐れないで、耳を澄まして・・・」



最終章「星を喰う者」では事実上のメインヒロイン


ミアナと入れ替わりでハルオが匿われたシェルター小屋に現れ、ミアナが脱がし方を知らなかったハルオの気密服を慣れた手つきで脱がしたことで、ハルオは第1章でゴジラ・アースに敗北した自分を助け、治療したのはマイナだったことに気付く(これを考慮すると、第1章で物陰から観察していたのは本当にマイナだったのかもしれない)。


そしてミアナと同じくハルオに命を繋ぐことを申し出るが、子孫繁栄のために稀人をもてなすという使命が動機だったミアナと違い、「あなたが負けるのが怖い」というハルオを失う事への恐れを口にしており、使命以上にハルオへの思慕が動機になっている。ミアナの申し出はやんわりと拒否したハルオもマイナを受け入れ、二人は結ばれた。

これをきっかけに硬かった表情は柔らかくなり、より流暢に人間の言葉を話して、ハルオだけでなく他のワタリガラスにも自分の意志を積極的に伝え、関わりあうようになっていく。


ハルオと結ばれて間もなく、メトフィエスに襲われたミアナの「ギドラ」という叫びを感じ取り、ハルオと共に皆と合流。ギドラ降臨後はメトフィエスの下へ向かったハルオの危機をテレパシーで感じ取り、マーティン博士と共にの力を借りてハルオへの精神攻撃に介入。落ち行くハルオを励まし、抱きしめ、マーティン博士の言葉を伝達してギドラ撃退の糸口を作った。


戦いが終わってからは妹のミアナと共にハルオと過ごし、やがてハルオの子を妊娠。婚姻の儀と思われるフツアの催し事が行なわれ、お腹が少し大きくなり髪を編み込んだマイナをハルオが慈しむ姿が描かれた。


















以下、更なるネタバレ注意!




































クライマックスでは更に時が進みマイナは臨月を迎えていたが、そこにきてハルオはある重大な決断をしてしまう。この時、マイナがそれを止めようとする姿は描かれず、実際にハルオに追いすがって止めようとするのは妹のミアナである。監督によると、マイナはハルオが何をするのかを全て分かっていたから止めなかったのだという。


50年後のフツアの村では、「オイカリサマ」に悪い呪いを祓ってもらい年の幸を願う祭事が催されていた。ハルオと同じ黒髪の少年、マーティンと同じ金髪の少年を含む子どもたちが怖いものを焼いていく中、そんな子どもたちの様子を優しく見守る年老いたマイナの姿があった。



ネタバレの余談

  • 第2章ではハルオに協力しつつも妹のミアナと比べて関わり合いが少なめで、ミアナとユウコが明確にハルオに好意を見せていたのもあってヒロインとして存在感は薄かった。そのため、最終章でハルオがミアナでなくマイナと結ばれたのが意外と感じる観客も多かったようである。
    • その一方で、第2章ではまだあまり交流していない段階からハルオに協力し、最後には危険を承知でメカゴジラシティに向かいハルオの危機を救うなど、既にハルオのことを知り、心を開き始めていることも仄めかされていた。そして最終章ではハルオに寄り添い、ミアナに負けず劣らず自分の感情を表に出し、ハルオを救うべく必死になって行動するようになる。
  • 上映イベント「フツアナイト」では、第1章のエンドロール後に登場した少女が本当はマイナだったという新事実が明らかになった。声はミアナ役の小澤が当てており、スタッフロールのキャラクター名にも「ミアナ」と記されているが、最終章の展開に繋げるためにミスリードさせたようだ。
  • 担当声優の上田いわく、マイナはミアナに比べて非常に責任感が強く楽観的になれない性格をしており、その分ハルオのような危険に飛び込んでいく「危なっかしい人物」に惹かれたのだろうという。気持ちの面でもミアナがLIKEでマイナがLOVEと、ハルオへの想いの寄せ方が違ったらしい。また、第2章の時点でマイナはハルオが気になる存在ではあったものの、言葉が拙く、感情をあまり出さない不器用な性格から、その気持ちを表に出せていなかっただけだったとも語っている。ハルオの最期の決断についても思うところはあるとした上で、「こういうハルオだったから(マイナは)好きになったんだろうな」と述べている。
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