「サガ2の女神」と言えば「最強のNPC」「秘宝の集合体」「ラスボス単独撃破」と様々な印象を残したキャラである。
しかし、リメイク版『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』ではその印象を台無しにするイベントが追加されていた。
最終決戦で起こったあんまりなオチ
リメイク版が出るまでにサガシリーズは数々の新システムが導入されたため、当時シンプルなシステムだったサガ2にもその影響が多分に及んでいた。
追加要素の一つにサガフロから追加された「連携システム」があり、仲間と連続で攻撃をすることで、強力な技を発動させて飛躍的に大きなダメージを与えられるが、これをゲーム中に1度でも使用した場合、最終防衛システムの強さが飛躍的に上がるのだ。
GB版と同じ手順で倒そうとしても倒れず、女神が戦っていたもう1体までが襲ってきて、やがてこの2体が合体を始めてしまう。
とっさにフレアの魔法で食い止めようとする女神だが、手遅れだったばかりか、逆に取り込まれてしまい、女神の力を利用して強力な砲撃を行なうようになる。
最強の助っ人になるはずだった女神がまさかの敵に。衝撃を受けたプレイヤーは数知れず。
そのあまりの不甲斐なさから、ステータスに表記されるキャラクター名の「めがみ」に合わせて「だめがみ」の名称で呼ばれるようになったのである。
このタグが付けられる作品としては、エピソード通りに取り込まれる場合もあれば、自ら合体あるいは搭乗して最終防衛システムを操るという黒幕的なものもある。
ただ、女神の力を利用した「インフィニティバースト」は紛れもなく強力であり、ある意味では女神の強さを証明したシーンとも言える。
▼だいたいあってるから困る。