概要
『ドラゴンボール』に登場する便利アイテム。初出はレッドリボン軍編。
一粒食べればたちまち空腹が満たされ、どんな傷もたちどころに治ってしまう。
カリン様はたまにつまんで食べている模様。
数百年間育てても取れるのは壺一杯分にしかならない程育てるのは困難であり、食糧危機解決にはなりそうにもない(というか、仙豆を育てる方法が不明なのも原因だったりする)。
元々は壺一杯分あったが、ヤジロベーが大量に食べた影響で現在は数粒しか存在せず、以前より希少価値が高くなった。
アニメでこれを食す際のポリポリ音は美味そうと有名。
殆どのゲーム作品では体力を回復させるという役割で登場する。
効果
一般人なら一粒でゆうに10日は飢えをしのげるほどの栄養があり、大食らいの孫悟空も満腹になったほど。ヤジロベーが一掴み全部頬張った際にはパンパンに膨れ、「気持ち悪い」と漏らしていた。
ただしあくまで栄養価はあるものの病気までは治らない。劇中では悟空の心臓病を治す事は出来なかった。
余談だが、この満腹になるという設定はピッコロ大魔王編までしか登場しておらず、サイヤ人編以降は只の回復アイテム扱いと化している。
生で食べないと効果が出ないらしく、火を通すと駄目らしい(とびっきりの最強対最強)。
商品化
「仙豆ガム」名義で、アップルミント味のガムとして商品化されている。
2009年に四角いプラスチックケース入りで、2013年には原作を再現した茶色い壺型の容器に入った状態で発売された。
使用場面
番号は使用順である。
原作
注)ここでは宇宙の神々編も原作扱いする。
- 桃白白を倒すためにカリン塔まで登ってきた悟空の体力の回復
- ヤジロベーの食事(幾つ食べたか分からないほど食べた)
- ピッコロ大魔王に倒された悟空の治療
- 第23回天下一武道会でピッコロと死闘を繰り広げた悟空とピッコロの治療
- 蛇の道を走って地球に帰還した悟空の体力の回復
- ベジータ戦に備えて悟飯とクリリンの治療(半分に割って使ったため1つしか消費していない)
- ベジータ戦後の悟空の治療
- 悟空が宇宙船で修業しているときに3つ使用
- ギニュー特戦隊戦で負傷した悟飯、クリリン、ベジータの治療
- 人造人間20号に体力を吸われたヤムチャの体力の回復
- 19号戦中に戦闘不能になった悟空の治療(19号のせいではなく、心臓病のせいであったため殆ど効かず)
- 19号に体力を吸われたベジータの体力の回復
- 20号に体力を吸われたピッコロの体力の回復
- 17号、18号に敗北したベジータ、トランクス、ピッコロ、天津飯の治療
- セル(第一形態)に敗北したピッコロと新気攻砲で力尽きた天津飯の治療
- セル(完全体)に敗北したクリリン、ベジータの治療
- 悟飯との戦闘前にセルが使用
- セルジュニアに倒された悟空、ベジータ、ピッコロ、トランクス、クリリン、天津飯、ヤムチャの治療
- スポポビッチに倒されたビーデルの治療
- 魔人ブウとの戦いに備え悟飯、魔人ベジータが使用
- 破壊神ビルスに倒された悟空の治療
- フリーザ軍との戦闘で消耗したクリリン、悟飯、亀仙人、天津飯、ピッコロの回復
- フリーザ(超ではタゴマ)に倒された悟飯の治療
- フリーザに倒された悟空の治療
余談
一粒の重さは約6kgとする考察もある(参照)。