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ほのおタイプ

ほのおたいぷ

ほのおタイプ(Fire Type)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンのタイプの一種である。
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概要

ポケモンは種族ごとに、1,2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。
そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。

やけどしちゃうよ!
かえんほうしゃ


ほのおタイプのカテゴリーに分類される特徴としては、火山などをモチーフにしたポケモンが多い。
全体的傾向として、外見の色は黄色といった暖色系統のものが多い。
体の一部が燃え盛った意匠のポケモンも多く、そのデザインにもよるが人気は高い。
また、ゲームの初めに貰える3匹(御三家)の内、必ずその一つにほのおタイプのポケモンが入れられている。また、第3世代から第5世代のほのおタイプの御三家は進化するとかくとうタイプが追加されている。

ただ、御三家の残り2タイプ、みずタイプとくさタイプは順調に増えて行っているにも関わらず、シリーズごとに追加されるほのおタイプはあまり多くない。
新作が出るたびに、もう少しほのおタイプのポケモンの数を増やしてほしいと願うプレイヤーも少なくない。

特徴

ほのおタイプだぜ!!


燃え盛る炎のイメージ通り、攻撃的なタイプ
弱点を突けるタイプは4つで、全タイプ2位タイ。
種族値は「こうげき」「とくこう」の両方が高い所謂両刀配分のポケモンが多い。
攻撃技も、ぶつり・とくしゅ共に全タイプ屈指の強さを誇る。「だいもんじ」「フレアドライブ」など、威力と命中を両立する技がほのおタイプのポケモンのほぼ全てに行き渡っているため、全タイプの中でも火力はトップクラス。
多くのわざに相手を「やけど」状態にする効果が付いているが、それ以外の状態異常にするものは少ない。

防御面は弱点3つに抵抗6つと悪くない。実は耐性の数だけで言えばはがねタイプに次ぐTOP2。しかし、はがねタイプとは半減属性が大体かぶり、弱点タイプがメジャーでかつ高威力技に富んでいるので耐性面はイマイチ目立っていない。ほのおとはがねの半減被りの多さはヒードランの1/4にできるタイプの多さがそれを物語っている。
種族値の面でも耐久型配分のポケモンはいないわけではないが、弱点を突かれ1~2発でやられてしまうことが多い、まさに炎の如く短命なタイプである。

対戦でははがねタイプの弱点を突けることから、他タイプのサブウエポンとしての需要が高い。
特にドラゴンタイプの場合、「だいもんじ」や「ねっぷう」を覚えるか否かは強さを決める重要なバロメーターとなる。

ほのおタイプが強化される天候「ひざしがつよい」「ひざしがとてもつよい」があり、技「にほんばれ」や特性「ひでり」「おわりのだいち」で発動する。
この天候下では、ほのおタイプの技の威力が1.5倍、みずタイプの技の威力が0.5倍になり、攻防ともにほのおタイプに非常に有利になる。
だが、この天候を活かせる特性を持つポケモンはほのおタイプに殆どいない為、天候を活かす場合は主にくさタイプと組み合わせることが多い(「晴れパーティ」と呼ばれる)。
だが、この2タイプであってもドラゴンタイプには両方とも半減される為注意が必要である。


各世代におけるほのおタイプ

第1世代

大冷遇時代であった。
まずほのお技が「とくしゅ」攻撃であるにもかかわらず、ステータスが「こうげき」寄りに設定されていることが多い点、弱点であるはずのこおりタイプの大半がみずタイプの複合であった点、なぜかこおりタイプの技に耐性がなかった点、当時のほのお技では強力な部類だったかえんほうしゃ」を覚えられるポケモンが極端に少なかった点、また覚えてもほとんどがレベル50以上まで育てる必要があった点(当時はトレーナー再戦や「しあわせタマゴ」がなく、「がくしゅうそうち」の仕様も異なるため、かなりの労力を要した)、「かえんほうしゃ」を使えないポケモンは、一つのロムで一個しか入手できない「だいもんじ」に依存しないとろくに戦えない点……など、その冷遇ぶりは枚挙にいとまがない。
いわタイプかくとうタイプむしタイプと並ぶ屈指の弱タイプであり、対人戦はおろかCPU戦、ランダムエンカウント敵の対処にさえ困る有様であった。

ただ、この頃のほのおタイプに戦術がないわけではなく、どくどく」+「ほのおのうずの嵌め殺し戦術が確立されていた。
また、冷遇ぶりに対する判官贔屓なのか、この世代のほのおタイプはビジュアル面で評価の高いポケモンが多い。
代表例としてリザードン、キュウコン、ウインディ、ギャロップなど。

第2世代

1つのROMで「だいもんじ」が無限に入手可能になり、『クリスタル』では「かえんほうしゃ」を教えてくれるわざおしえオヤジが登場したことにより、技に困ることは減った。また、ほのおタイプの耐性にこおりタイプが追加され、新たに登場したはがねタイプの弱点となったことや、ほのお技を強化する「にほんばれ」の追加など、大幅なてこ入れが行われた。
だが、当時はガラガラが猛威を振るっていたこともあり、ほのお技の需要はあれど、ほのおタイプ自身が使われる機会はやっぱり少なかった。
唯一と言っていいほど強かったのはじめん無効で超火力を誇ったファイヤーであった。
この世代の追加組は、伝説のポケモンであるホウオウ、エンテイなど。

第3世代

「かえんほうしゃ」のわざマシン化、「だいもんじ」を超える火力を誇るオーバーヒートが登場し、攻撃技の改善がなされた。強力なはがねタイプであるメタグロスの登場もほのおタイプの需要を拡大させた。
……が、あついしぼう」を手に入れてしまったカビゴンによって止まってしまう為、やっぱり不遇だった。
ポケモンでは御三家最終形態であるバシャーモが登場。かくとう複合であり上記のカビゴンで止まらない他、HPが減ってから特性「もうか」や技「きしかいせい」を活用する戦術で名を馳せた。
既存ポケモンでは、ウインディが特性いかくを手に入れたことで、ダブルバトルでメタグロス処理役、その他の物理ポケモン牽制役としての仕事を得た。
ほのおタイプ初の状態異常技「おにびの登場もこの世代。

第4世代

ほのおタイプの逆襲が始まった。
「とくしゅ」一色だったほのお技が「ぶつり」「とくしゅ」に分離され、高いこうげきを生かすことができる高威力のほのお物理技フレアドライブが登場した。
習得するまでの経緯はポケモンによってはかなりの高レベルを要したり遺伝経由を要するなどある程度の条件はあるものの、ウインディを始めとした多くのポケモンが一気に強化された。
……肝心のポケモンが覚えられなかったりもしたが。

フレアドライブ



同時に、弱点対策の「ソーラービーム」、状態異常技「おにび」が広く配られ、戦術の幅が大きく広がった。
特に「おにび」は、それまで攻撃一辺倒だったほのおタイプのイメージを覆し始めることにもなった。

日本昔話



また、前世代に登場した「ねっぷう」が2体攻撃の威力増加でダブルバトルでの需要が増加し、『プラチナ』以降は全ほのおタイプに配られた。

ポケモン個別で見ると、新規組では、まさかのはがねとの複合で、豊富な耐性を持つ伝説のポケモンヒードラン、ブーバーがまさかの進化を遂げ、ほのお初の「10まんボルト」習得者となった新登場のブーバーンなどが、
既存組では、ふんかを手に入れて超強化を果たしたバクフーン、「せいなるほのお」物理化に加えHGSSにてブレイブバードが与えられ、不死鳥の如く蘇ったホウオウなどが活躍した。

そして、物理特殊両方のほのお技を覚え、かつ、かくとうタイプとの複合でほのおが効きにくいタイプのポケモンにもある程度強く、多彩な技を覚えるゴウカザルは、ルールを問わず八面六臂の大活躍を見せた。
その活躍ぶりはたとえカイオーガがいようとも平気でその横に居座って戦うことができるほどであった。

ゴウカザル



……一方でこれらの恩恵を受けられなかったポケモン達(マグカルゴブースターエンテイなど)は恩恵を受けたポケモンとのタイプ間格差が拡大してしまうことになった。
唯一神唯一王などのようにネタ的に持て囃されることはあったが)

バトルしようぜ!



第5世代

ゴウカザルの活躍を受け、あらゆる方向から強さの拡充がなされた。
伝説ポケモンレシラムを筆頭に、ゴーストタイプ複合でとくこう種族値驚異の145を誇るシャンデラほのおタイプ最高のこうげき種族値140を有するヒヒダルマむしタイプ複合でとくこう種族値135を誇り、卵孵化要員としても有用なウルガモスなどなど、短所はあれど一度暴れ始めたら止まらない強力なポケモン達が追加された。
……中には不遇な状態で追加されたクイタランバオッキーみたいなのもいる。タイプ間格差はあまり是正されていない。

BLUE
ヒヒダルマ


虫の女王様



既存ポケモンでは、キュウコンにまさかの隠れ特性「ひでり」が追加された……のだが、他の天候変化特性持ちに比べ圧倒的に素早く、同時に登場してしまうとあっさり天候を取られてしまう為、使い勝手は今一つであった。
また、バシャーモが何と隠れ特性「かそくを手に入れ、しかもとびひざげり」まで習得し、同タイプのライバルであるゴウカザルとの差を埋めるどころかゴウカザルを凌ぐ強さを手に入れた。
リザードンも隠れ特性「サンパワー」を手に入れ、「はれ」とのシナジーを獲得した。
……しかしながら、バシャーモとリザードンは共に限定品(本を買ってランダムで手に入る)だった為、そこまで広まらなかった。

第6世代

フェアリータイプの抵抗タイプの1つになり、抵抗タイプが5となった。「おにび」も命中率が上昇した。反面、永続天候が終了し、一部特殊技の威力が下げられてしまった。

追加されたポケモンこそ少ないものの、反則級の特性「はやてのつばさ」を擁するファイアローが現在も対戦環境を席捲中である。
ほのおタイプとしての要素は少ないが、「おにび」を受け付けないメリットが大きく、また自身も「おにび」を使い持久戦を展開することがある。
この他、リザードンがメガシンカを2種類も獲得し、メガリザードンX特性「かたいツメ」での物理高火力を、メガリザードンY特性「ひでり」での特殊高火力を相手にぶつけられ、しかもどちらで来るか事前にはわからない為非常に強力。
どちらもメガシンカによってみず弱点を打ち消すことができるのもポイントである。
バシャーモは「かそく」が本格解禁された他、メガシンカも手に入れて(こちらの特性も「かそく」)高火力と高機動力を両立するメジャーポケモンにのし上がった。

既存ポケモンでは、ヒードランが唯一フェアリー技を1/4にできるポケモンとなり、フェアリーストッパーとしての役割を得た。
また、過去作品にて不遇ポケモンの代表格だった唯一王ことブースターに「フレアドライブ」が、唯一神ことエンテイに「せいなるほのお」が与えられ、その不名誉な称号を返上した。
特にエンテイは元々高いステータスも合わせてほのお単タイプではトップクラスと言われるまでに。

第7世代

新規追加は御三家で最終進化するとあく複合になるニャビー系統、どく複合のヤトウモリ系統、伝説・メガ以外では初のドラゴン複合のバクガメス、そしてウラウラ島のめらめらオドリドリ
リージョンフォームではガラガラがゴースト複合でほのおタイプとなった。
この世代の環境では、原種譲りの避雷針+高火力のアローラガラガラがゴースト・ほのおという優秀な複合に変わったことで電気受けとしての需要が急増。高速型のエンニュートは環境に多い鋼やフェアリーに刺さりやすい。
一方でファイアローのはやてのつばさは弱体化し数を減らした。

他のタイプとの相性

ほのおタイプの技を相手に与えた場合

  • むし・くさ・こおり・はがねタイプのポケモンには、効果が抜群になる。
  • ドラゴン・ほのお・いわ・みずタイプのポケモンには、効果が今一つになる。

他のタイプの技をほのおタイプに与えた場合
  • じめん・いわ・みずタイプの技は、効果が抜群になる。
  • むし・ほのお・くさ・こおり・はがね・フェアリータイプの技は、効果が今一つになる。

タイプ特性

  • 「やけど」状態にならない。


ほのおタイプのポケモン一覧

第1世代(『赤緑』)

No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
004 ヒトカゲ 005 リザード 006 リザードン
037 ロコン 038 キュウコン - -
058 ガーディ 059 ウインディ - -
077 ポニータ 078 ギャロップ - -
126 ブーバー
136 ブースター - -
146 ファイヤー - - - -

第2世代(『金銀』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
155 ヒノアラシ 156 マグマラシ 157 バクフーン
218 マグマッグ 219 マグカルゴ - -
228 デルビル 229 ヘルガー - -
240 ブビィ
244 エンテイ - - - -
250 ホウオウ - - - -

第3世代(『RS』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
255 アチャモ 256 ワカシャモ 257 バシャーモ
322 ドンメル 323 バクーダ - -
324 コータス - - - -

第4世代(『DP』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
390 ヒコザル 391 モウカザル 392 ゴウカザル
467 ブーバーン
485 ヒードラン - - - -

第5世代(『BW』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
494 ビクティニ - - - -
498 ポカブ 499 チャオブー 500 エンブオー
513 バオップ 514 バオッキー - -
554 ダルマッカ 555 ヒヒダルマ - -
607 ヒトモシ 608 ランプラー 609 シャンデラ
631 クイタラン - - - -
636 メラルバ 637 ウルガモス - -
643 レシラム - - - -

第6世代(『XY』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
653 フォッコ 654 テールナー 655 マフォクシー
- - 662 ヒノヤコマ 663 ファイアロー
667 シシコ 668 カエンジシ - -
721 ボルケニオン - - - -

第7世代(『SM』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
105 アローラガラガラ--
725 ニャビー 726 ニャヒート 727 ガオガエン
741 オドリドリ(めらめらスタイル)- - -
757 ヤトウモリ 758 エンニュート - -
776 バクガメス - - - -

メガシンカポケモン

ゲンシカイキ

特殊な条件で追加・変化

ほのおタイプの御三家

はやくつれてって!



たね1進化2進化
カントー御三家ヒトカゲリザードリザードン
ジョウト御三家ヒノアラシマグマラシバクフーン
ホウエン御三家アチャモワカシャモバシャーモ
シンオウ御三家ヒコザルモウカザルゴウカザル
イッシュ御三家ポカブチャオブーエンブオー
カロス御三家フォッコテールナーマフォクシー
アローラ御三家ニャビーニャヒートガオガエン

ほのおタイプポケモンの主な使い手


カツラとギャロップ

火傷しそうな情熱の人


オーバとか

もえるほのおのポケモンバトル!


ポケモン X&Y / 14
カキ



その他のタイプ


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