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ガブリアス

がぶりあす

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)。
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基礎データ

図鑑ナンバーNo.445
分類マッハポケモン
タイプドラゴン / じめん
たかさ1.9m
おもさ95.0kg
とくせいすながくれ / さめはだ(夢特性)


他言語版の名称

英語 Garchomp
イタリア語Garchomp
スペイン語Garchomp
フランス語Carchacrok
ドイツ語 Knakrack

進化

フカマルガバイトガブリアス

フカガバガブ


メガシンカ

ガブリアスメガガブリアス

容姿

外見的特徴として、青い肌に鋭い目つき、二本足で立ち、恐竜の様な容姿をしている。
また、をイメージさせる鰭(ひれ)の様なものを背中や腕に見ることが出来る。
頭部には、撞木鮫(しゅもくざめ)の様な突起物が左右対称に付いている。
ちなみに、雌は背鰭に切り込みがないが、雄には切り込みがある。イラストは雄のほうが多い。公式絵は雌なのだが。
腕の先端が爪だからなのか、切断系の技は使えるものの、拳を使う技は全く使えない。でも「かわらわり」はできる。

ガバイトの色違いは鮮やかな青色だったのに対し、何故かガブリアスの色違いは殆ど全くと言っていいほど変化がない。
全身の色が変わってはいるのだが、通常色と見比べてようやくちょっと違うかなーという程度である。

概要

高種族値ドラゴンタイプの宿命で、進化させるまでに手間はかかるが、初心者から上級者まで非常に扱いやすいポケモンである。
シンオウ地方のチャンピオンであるシロナも切り札として使用していることから、その実力は折り紙付き。

ポケモン図鑑で「音速で飛ぶことが出来る」と書かれているわりには「そらをとぶ」を覚えない上に、「音速」と形容されるにふさわしい速さとも言い難い(とは言え、言うほど遅いわけでもなく、詳しくは後述するが、絶妙なラインの速さとなっている)。一応、ポケモンレンジャーでは図鑑通りトップクラスに速く、テッカニンの次点あたりである。また、飛行する姿はアニメで見ることができる。

ゲーム上の特徴

基本スペック

HPABCDS
種族値108130958085102


ガブリアスが環境であり時代

もはや芸術

ガブリアスの種族値については上記のことがよく言われてきた。

耐久面としては、HP種族値が108、物理防御が95、特殊防御が85ある。
その水準は、遅い代わりに耐久が多めに振られているポケモンと十分タメを張れるほど。具体的な例を上げると、あくまで種族値上の話ではあるが、ローブシンを微妙に上回る物理耐久ランクルスと同等の特殊耐久なのである。

攻撃面としては、ほとんどの相手に等倍以上のダメージが通るドラゴン/じめんの複合タイプであり、怒涛の攻撃種族値130からタイプ一致の高威力技をバンバン繰り出せる。
じしん」が効かない相手には「げきりん」、「げきりん」が効かない相手には「じしん」と、2つの技の相性補完がこの上なく優れている。これら双方の技を半減以下に抑えることのできるポケモンは少ない(エアームドエルフーンなど)。それら数少ないポケモンでさえも、大体はサブウェポンで弱点を突くことができる。
特殊アタッカーと比較すれば相対的に低いとは言え、特攻種族値も80あり、主に利用される特殊技の「だいもんじ」の威力の高さや、その「だいもんじ」を撃ちたい相手の多くが防御に依存していて特防がお粗末という点から、決して無駄なステータスではない。他のドラゴンとのタイマンや物理受け対策として、「りゅうせいぐん」を入れた二刀流が採用される事もある。
おまけに、ただでさえ高い火力を増強する手段として「つるぎのまい」も使用できる。

そして、最大の目玉は素早さ種族値102。激戦区である素早さ種族値100のポケモンをわずかに2上回るという何とも露骨な速さになっている。第6世代に入り、大幅な強化手段であるメガシンカを習得したポケモンがどっと増えたが、その中でも素早さ種族値102を超えるポケモンは決して多くない。つまり、強大なメガシンカポケモンを相手にしても先手が打てるというわけだ。こだわりスカーフを持たせればほとんどの相手を上から叩くことができる。
ぶっちゃけガブリアスの強さの半分はこの素早さであると言っても過言ではない
しかしその一方、攻撃・素早さを同時に上げる「りゅうのまい」は覚えない。ドラゴンタイプではもはやお馴染みのこの補助技、流石にガブリアスに与えるとゲームバランスが崩壊しかねない・・・とゲーフリは判断したのだろうか。

通常特性は「すながくれ」。
天候がすなあらしの時に発動し、発動中は相手の技の命中率を2割減させるため、技を思うように当てられず鬱陶しいことこの上ない。持ち物「ひかりのこな」(相手の命中率を1割減)と組み合わせれば命中100の技も「かみなり」などとほぼ同等の72まで落ち込んでしまう。
この間に「みがわり」を連打し、相手の攻撃が外れた所で「つるぎのまい」を積み、上がった攻撃力で全抜きを目指すのが通称「粉ガブ」「砂ガブ」である。
みがわりに攻撃が連続で当たる確率は、1回目72%、2回目51%、3回目37%、4回目26% 5回目19%、麻痺状態に陥ろうものなら、命中100%の技でも身代わりに4回連続で当たる確率は8.5%にまで落ちてしまう。
このガブリアスとセットで使われるのは「でんじは」と「きあいのタスキ」を持ったバンギラスが主で、すなあらしがターン無制限だった第5世代までは、害悪戦術の一つとして挙げられるほどの凶悪なコンビであった。
・・・が、第6世代現在においては、天候の持続ターン数が制限されたことでこの戦術は事実上弱体化してしまった。

隠れ特性は「さめはだ」。現在ではこれが主流となる。
その効果は、こちらが直接攻撃を受ける度に相手のHPが1/8ずつ削られるというもの。
ガブ持ち前の耐久力も相まって、敵がむやみに「ねこだまし」や連続技を使おうものなら、むしろ使った側が追い詰められるという恐怖の現象が起きる。先制を仕掛けることのメリットより、仕掛けた側のタスキや特性「がんじょう」が潰されるというデメリットの方がはるかにデカい。
おまけに、ガブリアスほどの火力があれば、相手の体力が1/8削れるだけでそこから易々とトドメを刺すことができてしまう。

もちろん、ガブリアスにも苦手なものはある。
目立った弱点としてはやはり、こおりタイプの技が4倍ダメージであること。
この弱点のせいで、思いも依らない所からこおり技が飛んでくることがある。
れいとうビーム」を覚えないポケモンでも「めざめるパワー(氷)」を仕込んでいることが多く、不意の一撃で致命傷を負う危険性もなくはない。

加えて第6世代では、ドラゴンタイプそのもののメタとしてフェアリータイプが登場。フェアリータイプはドラゴンタイプの技を完全に無効化してしまう。その一方、フェアリータイプの技はドラゴンタイプに効果抜群である。

こうした点を踏まえ、ガブリアスの進撃を防ぎ得るメタポケモンも当然ながらいる。主なものは以下の通り。

タイプ:みず/こおり
等倍のげきりんに耐え得る、ずば抜けた物理耐久を持つポケモン。攻撃面でも、特性「スキルリンク」による「つららばり」で、タスキ持ちだろうがみがわり持ちだろうがヤチェのみ持ちだろうが安定して仕留めることができる。ガブリアス屈指の天敵と言っても過言ではない。
タイプ:こおり/じめん
130というこれまた高い攻撃種族値を誇るポケモン。威力低めの先制技「こおりのつぶて」ですら、ガブにとっては致命傷になりかねない。また、パルシェン同様つららばりを覚える。
タイプ:ノーマル
持ち物「しんかのきせき」によって異常な耐久を手に入れるポケモン。特性「ダウンロード」で上手く特攻が上がれば、「れいとうビーム」一撃でガブリアスを葬り去ることも理論上可能になる。逆に反撃を受けても「じこさいせい」でHP回復もできる。防御特化ポリゴン2は、なんと性格「ようき」ガブのげきりんを超低乱数3発まで耐えることができる。
タイプ:あく/こおり
圧倒的速さと広い攻撃範囲を合わせ持つポケモン。素早さ種族値125と、ガブリアスよりも速く、つぶてや「ねこだまし」を覚えるのが利点・・・なのだが、こちらの耐久が低すぎるのがネック。さめはだでむしろ返り討ちに遭うことも・・・。
タイプ:くさ/こおり
天候を「あられ」にしてしまう特性「ゆきふらし」を持つポケモン。この特性のおかげですながくれを完全に封じることができる上、こおりタイプ最強技の「ふぶき」を必中で当てることができる。タイプの都合上ほのお技が4倍弱点なのが痛いが、タスキで1発は耐えたり、スカーフで「やられる前にやる」を実践することである程度は対応できる。
タイプ:フェアリー/ひこう
登場当初から「白い悪魔」の異名で各方面で恐れられたポケモン。第6世代でノーマルがフェアリーに変更されたため、げきりんとじしんの両方を無効化してしまう、まさにタイプ上はガブリアスにとって相性最悪と言える存在になった。ただ、ガブは「アイアンヘッド」や「ストーンエッジ」を覚えている可能性もあるので、逆に弱点を突かれる危険性があるのは注意したい。


とまぁ、4倍弱点のこおり技、フェアリータイプの登場、メタポケモンの存在などなど、ガブ対策は至る所で行われている。
しかし、そんな状況にあっても一筋縄ではいかないのがガブリアス。
こおり技が4倍弱点とは言っても、前述したように、数値上では耐久型ポケモンに匹敵する耐久値を備えているため、不一致めざパ、不一致「れいとうパンチ」ぐらいならば余裕で耐えてしまう。第6世代ではめざパ自体の威力低下もあって、耐久の安定性に更に磨きがかかっている。
また、肝心のフェアリータイプは、エルフーンメガディアンシー以外は素早さ種族値が102に満たないトゲキッス以外全てにじしんが通るその多くが物理耐久にやや難があると言った状況で、ガブにあっさり返り討ちに遭うことの方が多いのが現実である。ドラゴンタイプに強いフェアリータイプとは何だったのか。一応第7世代でガブリアスより早く性格補正混みムーンフォースで耐久無振りor4振りならば乱数1発(珠補正で確1)で倒す事の出来るアブリボンが出てきたが…
加えて、数あるメタポケモンをぶつけたとしても必ず完封できる保障はない。ガブリアスはとにかくが多い。奇襲のスカーフ型、物理受けも吹き飛ばす鉢巻型、後続支援のタスキを持ってのステロ型、みがわりやラムを持たせての剣舞型、はたまた毒々型や特殊型などなどなどなど、ありとあらゆる型がトレーナーの間で研究開発されている。相対したガブが一体何をしてくるか、初見では全くわからないというのは非常に厄介である。

このように、ガブリアスは、登場以来ずっと対戦環境の上位に君臨し続ける要注意ポケモンであり、その「とりあえず入れとけば活躍する」という圧倒的立場が揺らぐ気配は今のところない。
たまにどうすればガブリアスが対戦環境から消えるかという話がトレーナーの間でされることがあるが、過剰に偏らせない上での理想的なステータス、汎用性の高い技と攻撃範囲、防御にも攻撃にも使える特性・・・と言った具合に、アタッカーとしてあまりに完成しているので、「ポケモンが終わるその日まで上位に居座り続ける」という冗談半分の予想が真実味を帯びるほどである。

ただ、ここまではシングルの話、ダブル・トリプルとなるとイマイチ活躍しづらい印象がある。
メインウェポンの「じしん」は、敵2匹or3匹を相手にする都合上、威力がやや抑えられている上に味方を巻き込んでしまう。
もう一つのメインウェポン「げきりん」も、敵2~3匹の内から攻撃対象を任意で選ぶことができない。代わりに「ドラゴンダイブ」や「ドラゴンクロー」で代用するという手もあるが、それぞれ命中率や威力に難がある。
かつてはバンギラスカバルドンと組んで砂パ構築にして活躍させることもできたが、ターン制限によってこの戦法も使いづらくなった。

余談

第4世代前半まではその真価を発揮させる技を覚えさせるのに色々と苦労が絶えないポケモンであった。じめんタイプのタイプ一致技はあなをほるすなじごくしか自力習得できないため、じしんを覚えさせるには1回限りの貴重な技マシンを使わなければならなかった。タマゴ遺伝でげきりんを覚えさせようにもこれまた手間がかかり、最短ルートですら、ミニリュウ♂を進化させないままレベル50以上育てるという修羅の道である。

第5世代以降は、技マシンが無限に使用できるようになり、技マシンをどのポケモンに使うかで悩む必要がなくなった。げきりんの方も、プラチナBW2ORASで教え技として覚えさせることができる。

ちなみに繰り返すが、「りゅうのまい」はいつまで経っても習得できない

メガシンカ

時はポケットモンスターXY、ドラゴンタイプの天敵フェアリータイプの登場でドラゴンタイプが逆風を受ける中、ガブリアスは恐るべき力を手にして帰って来た・・・。

そう、メガシンカである。

メガガブリアスのドラゴンクロー!!



こうげきととくこうが大幅に上がり、特性は「すなのちから」になった。
この特性は、「すなあらし」状態ではいわ、じめん、はがねの技の威力が1.3倍になるというもの。つまり、強化された攻撃種族値170から繰り出されるタイプ一致の威力100のじしんがさらに強化されるというわけだ。
さらに言うと、不一致ではあるものの、サブウェポンであるストーンエッジいわなだれ、採用はまれだがフェアリータイプの弱点を突けるアイアンヘッドの威力も増す。まさに砂パで戦うこと前提のメガシンカである。しかも、それなりにあった特攻種族値も120に跳ね上がるので両刀型としても活躍でき、「りゅうせいぐん」をぶっ放した後に「じしん」をかますなんて芸当も可能。
耐久もさらに上がり、特化すると不一致「れいとうビーム」ではHPが赤ゲージにさえ行き届かなくなる程にもなる。

ただし、最大の短所として、メガシンカ前と比べて素早さ種族値が下がってしまう。分類上の「マッハポケモン」の称号がますます空虚なものに。さらに言えば、メガストーン以外の道具も持てなくなってしまうので、通常状態のガブリアスと違った戦略が必要になる。
むしろ、通常のガブリアスを併用できないことがデメリットとなるだろう

ポッ拳でのガブリアス


ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENTにおいても、2016年3月発売のWiiU版より参戦。

近距離戦を得意とするパワータイプ。
突進系の技が多く、中距離から一気に距離を詰めて戦うのが得意。
あなをほるによって相手の攻撃を避けつつ奇襲をしかけることもできる。
ブロック攻撃のストーンエッジにより切り返し能力も高い。
反面まともな飛び道具を持たないため遠距離での撃ち合いは苦手。
対空技のリターンも小さく、空中から攻めてくる相手にリスクを負わせづらい。
また、強力な技が多い反面ガードされると反撃確定の場面が多い。
闇雲に強い技を振るのではなくキャンセル行動を交えて相手の裏をかいていきたい。

共鳴バーストを発動するとメガガブリアスにメガシンカする。
バーストアタックは猛烈な勢いで暴れ回る「大逆鱗クラッシュ」。
ガードされるとガードブレイクが発生するが、それでもつかみ攻撃を確定で通されてしまうため使い所が難しい。

使用トレーナー


関連イラスト

アニメありがとう
やだやだ!


ガブたんで表情練習【イメレス】
ガブリアスとケロマツ



関連タグ

ポケモン一覧 DPt メガガブリアス
ドラゴンタイプ じめんタイプ 600族
サメハダー(同じ鮫モチーフのポケモン)
フライゴン ジガルデ(地・竜複合タイプの同僚)
クリムガン(鮫肌ドラゴンの仲間)
ガブリエル(名前の由来がおそらく同じ)
ドスガレオス(砂・シュモク鮫・竜)

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