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トゲキッス

とげきっす

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

ずかん No.468
英語名 Togekiss
ぶんるい しゅくふくポケモン
タイプ ノーマルフェアリー(第六世代より) / ひこう
たかさ 1.5m
おもさ 38.0kg
とくせい はりきり / てんのめぐみ / きょううん(隠れ特性)


はりきり:こうげきが1.5倍になる。物理攻撃技の命中率が0.8倍になる。
てんのめぐみ:自分の技の追加効果の出やすさが2倍になる。
きょううん:自分の技が急所に当たりやすい。

進化

トゲピートゲチック (なつき進化)→ トゲキッス※『DPt』から(「ひかりのいし」を使用)

とげとげさん



概要

初登場は『ダイヤモンド・パール』。4世代で新たに進化した既存ポケモンの一種で、トゲチックが「ひかりのいし」で進化したもの。名前の由来はトゲピー系統共通の「棘」+「(てんしのキッス等の)キス」からと思われる。

背中から生えていたと一体化して巨大なものとなり、胴体も首や翼の付け根を取り込んで、から翼端までが一続きとなった全翼機のようなフォルムに進化した。
実際、飛行時はあまり翼を羽ばたかせず、まっすぐ左右に伸ばして滑空している時間が長い。鳴き声も鳥のさえずりのようだったトゲチックから大きく変わって、低く長いサイレンのようになった。若干アニメ版トゲピーのようにも聞こえる他、後述の戦闘能力も相まって爆撃機などと評される事もある。
もっとも、それ以外の見た目や生態に機械的な印象は薄く、地上に居る時には折りたたんで胸を張ったらしい姿勢を取っている。

色合いはトゲチックとそう変わらないが、頭のトゲのうち左右1本ずつにも色が入り、腹部の模様が白抜きの「△」からベタ塗りの「▲」に変化している。色違いはトゲチックと同様、基本の白色が若干クリームがかり、通常色と赤青の塗り分けが逆転するというもの。

争いの無い平和な土地に訪れ、無駄な争いをしない人々のために様々な恵みを分け与えると言われている。一方、揉め事の起こる場所には決して現れず、最近では姿を見る事さえないという・・・

No.468
いつも貴方に祝福を


ゲームでの扱い

言い伝え通り、野性の個体は出現しない。
…と言われてきたがサンムーンでは島スキャンによって野生の個体が出現する。

第5世代まで

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計値
トゲキッス85509512011580545
トゲチック5540858010540405
進化前比較+30+10+10+40+10+40+140

進化によって特攻と素早さを中心に全ての能力の種族値が最少10ずつ上がり、御三家中間形態とほぼ同格だったのが御三家最終形態より少々格上になる。
攻撃以外の能力が高くまとまった、無駄のない種族値配分であると言える。特に特攻と特防がずば抜けており、伝説クラスにも引けを取らない値となっている。
低い攻撃も特性はりきり」によって実用レベルまで引き上げられ、安定感には欠けるものの、図鑑説明とは打って変わった殴り合いを繰り広げる事もできる。


一方、トゲキッスを象徴する戦法はもう一つの特性「てんのめぐみ」を活かした特殊アタッカーであろう。この特性で「エアスラッシュ」を撃つと6割の確率で相手をひるませるという凶悪な効果を発揮し、俗に言う「ずっと俺のターン」によって苦手タイプさえ強引に突破する事も不可能ではなくなるのである。
ひるませる上で重要な素早さはひこうタイプとしてはやや遅い部類に入っているものの、ポケモン全体で見れば平均程度にはあり、「でんじは」での足止めも可能である。先手で「エアスラッシュ」さえ放てればなんとかできてしまう場面が多い事から、「こだわりスカーフ」との相性も良い。

石で進化するポケモンの宿命か、進化後はレベルアップによって技を覚えられなくなってしまうものの、「ハートのウロコ」によって「エアスラッシュ」の他にゴッドバード」「しんそく」「はどうだんという計4種の強力な技を思い出せるようになる。
特に「はどうだん」は本職のかくとうタイプですら限られたポケモンしか習得できない珍しい技であり、ポテンシャルの高さを窺わせる。


耐久面も、元々高めだったトゲチックからさらに一回り堅くなっているため、生半可な抜群技では落とされない。加えて耐性変化兼回復技の「はねやすめ」を覚えるため、これまた強引に受けきってしまう事もある。
トゲチックは補助技がかなり充実したポケモンであったため、サポート役としても十二分な能力を発揮する。「このゆびとまれ」や「おさきにどうぞ(6世代~)」によってダブルバトル以上にも強い。まさに「状況を選ばないマルチロール機」といったところである。
ただし、先述した技習得の都合上、後天的な役割変更には対応できない事が多い。どのような構成にするのか、進化までにしっかりと計画しておく必要がある。

ともあれ、こうした強さから、一部では白い悪魔と呼ばれて恐れられており、「『平和』は自力で制圧して作り出す」「むしろ自身が揉め事の種を振り撒いてる(トレーナー同士のリアルファイト的な意味で)」等と囁かれる事も。
また、『プラチナ』ではチャンピオンシロナの手持ちにも加わったのだが、純粋な特殊アタッカーにもかかわらず何故か特性が「はりきり」となっており、「『ずっと俺のターン』を防止するための公式直々のバランス調整ではないか」との説まで持ち上がった。

第5世代では、新たに隠れ特性(夢特性)として「きょううん」の個体が出現した。既存の特性が強力であるため相対的に分の悪い賭けになると見られているが、素早さを伸ばさず「エアスラッシュ」でのひるみが期待しにくいといった型では需要がある。それと急所攻撃ロマン

第6世代以降

旧ふぇありーず


新たにフェアリータイプが発見された事に伴い、トゲピー系統は揃ってノーマルタイプをフェアリータイプに置き換えた。これにより耐性が以下のように大きく変化している(太字は弱体化面)。

フェアリーは強力なタイプであると見られており、特にひこうとの複合は、弱点が増えて尚環境の中心に居座り続けるガブリアスのメインウェポンを2タイプとも無効化できるという点で評価が高い。

一方で、相性を補完し合う関係にはなっていない(むしろかくとう・むしと2タイプも耐性が被っている)ため、弱点タイプの数も増加している点には注意が必要である。「バレットパンチ」を持つハッサムなど、有利~互角だったものが一気に天敵へと変貌した例もいくつかある。
他にもでんきタイプがまひ無効の耐性を得た事や「エアスラッシュ」のPPが低下した事、「はどうだん」を始めとする一部特殊技の威力が低下した事等、仕様変更の多くが逆風となっている。威力低下に関しては敵の「れいとうビーム」等を受けやすくなったというプラス面もあるが。

極め付けは唯一の物理フェアリー技「じゃれつく」を習得できない事で、「はりきり」の物理型は現状タイプ一致技を失った後のフォローが無い状態となっている。
特殊型にしても最高威力技「ムーンフォース」が覚えられず、次点の「マジカルシャイン」の火力ではドラゴンを一撃で落とせない可能性が高い(※)。「マジカルシャイン」には追加効果が無いため、「てんのめぐみ」の効果も発揮できない。

また、少々マニアックな話にはなるが、『ポケモンXD』産のトゲピーのみが覚えていた「トライアタック」もタイプ不一致に。「てんのめぐみ」効果でこおり・まひ・やけどのいずれかを4割の確率で撒き散らすというもう一つの鬼畜戦法を成立させる事も難しくなってきた。

こうした点から、前評判に反して以前ほどの圧倒的な制圧力は発揮しにくくなっているのが実情である。
もっともこれらの大半がトゲキッス自身の能力に起因する問題ではないため、対策を怠るとパーティが全半壊しうるポケモンである事には変わりがないのだが・・・


※耐久無振りのガブリアスでも、トゲキッスの性格補正あり「マジカルシャイン」を高乱数で耐えてしまう。「ムーンフォース」なら確定にできていた。さらにドラゴンはどくやはがね技を覚えるポケモンも多いので、手間取ると返り討ちにされる危険性さえある。

アニメのトゲキッス

サルビア→ヒカリのトゲキッス

ヒカリとサルビア


CV:井上喜久子

DP編171話にて、ヒカリそっくりの王女・サルビアの手持ちとして登場。ポケモンコンテスト・カタクリ大会優勝後、彼女の「グランドフェスティバルに連れて行ってほしい」という願いから、ヒカリに譲られる。
ニャースの通訳からして性別はおそらく♀で、王家で育ったためかお嬢様口調。

おっとりしているものの芯は強く、サトシフカマルの「りゅうせい(「りゅうせいぐん」の失敗作)」からポッチャマを庇ってフカマルにお説教をしたり(同172話)、サトシたちとの別れを嫌がるポッチャマとつられて悲しむピカチュウを慰めたり(同191話)と、面倒見が良い性格。

お嬢様故か、技を出す際も優雅な動作を入れるので発動が遅いという難点があった。ヒカリがその動作に合わせることで解決したが、技構成自体はかなりガチ寄りで、初出場のコンテストで優勝を飾るなど実力もなかなか高い。
グランドフェスティバルにも、ポッチャマと共にファイナルに出場している。

使用技は「はどうだん」「ゴッドバード」「エアスラッシュ」「しんぴのまもり」。

主な使用トレーナー

  • シロナ(シンオウチャンピオン):『プラチナ』『BW2
Champion



関連イラスト

トゲキッス
トロケッス


祝福を告げに
金色の愛



関連タグ

ポケモン ポケモン一覧
ノーマルタイプ ひこうタイプ フェアリータイプ
トゲピー トゲチック
厨ポケ 白い悪魔 ずっと俺のターン トリコロール

第4世代で新たに進化できるようになったポケモン一覧

No. 名前 No. 名前 No. 名前
407 ロズレイド 424 エテボース 429 ムウマージ
430 ドンカラス 461 マニューラ 462 ジバコイル
463 ベロベルト 464 ドサイドン 465 モジャンボ
466 エレキブル 467 ブーバーン 468 トゲキッス
469 メガヤンマ 470 リーフィア 471 グレイシア
472 グライオン 473 マンムー 474 ポリゴンZ
475 エルレイド 476 ダイノーズ 477 ヨノワール
478 ユキメノコ - - - -

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