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ノーマルタイプ

のーまるたいぷ

ノーマルタイプ(Normal Type)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するタイプの一種である。
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概要

ポケモンは種族ごとに、1,2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。
そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。

ノーマルタイプのカテゴリーに分類されるポケモンの特徴としては、他のタイプでよく見られる共通したモチーフが少ない(強いて言えば獣類や鳥類が多いことか)ことが挙げられる。特徴がないことが特徴とも言える。
また、鳥ポケモン(ひこうタイプ)で属性的な要素を持たないポケモンの多くはノーマルタイプを持ち合わせていることが多い。
伝説ポケモンでは単タイプにレジギガスアルセウスタイプ:ヌルシルヴァディ、複合ではメロエッタがいる。
伝説ではある種原点的な位置づけのポケモンに付与されている。

ポケモンにおいて、最もオーソドックスなタイプ。
ほぼ全てのポケモンがノーマルタイプの技を最低でも1つは覚えられる。低いレベルで覚える「たいあたり」「ひっかく」「なきごえ」「にらみつける」から大技「はかいこうせん」「ギガインパクト」「じばく」「だいばくはつ」「ばくおんぱ」まで、基本となる技はノーマルタイプである。
ポケモンでも序盤に出てくるポケモンに必ずノーマルタイプがおり、冒険がスタートしてしばらくはバランスのとれた攻撃役として一通りの活躍をしてくれる。

攻撃面では、全タイプ中唯一弱点を突くことができないはがねタイプいわタイプといった「硬い」イメージのあるタイプには半減され、実体を持たないゴーストタイプには無効化されてしまう。
その反面、他タイプにはないブッ壊れた威力・性能の技がいくつかある。
防御面では、弱点がかくとうタイプのみで、半減が存在せず、ゴーストタイプの技が無効。よく言えばタイプ相性の影響が小さいが、悪く言えばやっぱり特徴に乏しい。
とは言え、ゴーストタイプの技を無効化できる唯一のタイプなので、その面では十分頼もしい。
一方、唯一の弱点であるかくとうタイプは高火力技を引っ提げているため、半端な耐久力では簡単に倒されてしまう。タイプ複合などで等倍に抑えられたとしても油断はできない。

対戦においては、能力や技などで強烈な個性を持つポケモンが活躍する傾向にある。
その最たる例が超耐久で技を受け続けるカビゴンラッキーハピナスポリゴン2、文字通り変則的な戦術を行うドーブルメタモン、恐るべき能力の高さに加えその他の要素にも恵まれたケンタロスケッキングメガガルーラだろう。こいつらに至ってはノーマルどころかむしろアブノーマルと言っていい。

世代別の特徴

第1世代

皆大好きはかいこうせん、皆大好きケンタロス
まともな攻撃技があまりなかった時代、わざマシンで覚えられる「はかいこうせん」がとにかく強力だった。
他タイプが威力100や120で止まる中、この技だけ150。使うと反動で動けなくなるデメリットがあるが、当時はこの技で相手を倒した場合反動が発生しないという仕様で、ちょっとでも削れば即「はかいこうせん」でとどめを刺して次のポケモンへ、という戦術が可能だった。
これを最大限に活用したのがご存知ケンタロスである。
ノーマルタイプで第2位の「すばやさ」、「こうげき」も高水準、今と異なり「とくしゅ」が高いため特殊攻撃も強く、守りも堅い。そして何よりタイプ一致で「はかいこうせん」を高速かつ高火力で放つことができるとあって公式大会で引っ張り凧であった。
ケンタロス以外ではラッキーカビゴンガルーラがそれなりに使われていた。
また、上記ポケモン達が軒並み禁止された99カップではほぼ確定急所というぶっ壊れ技であったきりさくを引っ提げ、かつノーマルタイプ最速のペルシアンが大活躍を見せた。

第2世代

「はかいこうせん」が倒しても反動を受けるようになり、また「きりさく」を始めとした技の急所率が修正され、代わりに「おんがえし」「やつあたり」(共に最大威力102)の登場、「すてみタックル」の威力増強(100→120)などの整備が施された。

この頃に登場したポケモンは、「スケッチ」で何でも覚えられるドーブル、ラッキーがまさかの進化を遂げて特殊の壁として立ちはだかるハピナス、ポリゴンが同じく進化を遂げ安定した耐久力と強力な技を揃えるポリゴン2など。
そしてジムリーダーの切り札ミルタンクシナリオ上の最大の壁の1つとして君臨するに至った。

バトルではケンタロスに代わって(ケンタロス自体はそこまで弱くはなってないが)カビゴンが大流行。火力、耐久共に高水準で多彩な技を覚え、新技「のろい」「はらだいこ」で火力を底上げできる。ピンチになったら「ねむる」を使い、「ねごと」で「ねむる」が出ればまた回復と、手の付けられない強さにまで上り詰めた。

第3世代

特性が付与され、ケンタロスには「いかく」、カビゴンには「めんえき」「あついしぼう」、ハピナスには「しぜんかいふく」「てんのめぐみ」など、前線を張るポケモンには相応の優秀なものが与えられた。
ダブルバトルが始まり、新登場の「ねこだまし」「このゆびとまれ」を始め「まもる」「しんぴのまもり」などの技がシングルとは違った形で普及するようになった。
じばく」や「だいばくはつ」が敵味方関係なくダメージを与え、シングル以上に強力な技になったのも大きい。

一方で「のろい」の技マシンが消滅し、「ねごと」で「ねむる」が出ても失敗するようになり、それまでの戦術は展開しづらくなった。これによりポリゴン2は大幅弱化を余儀なくされた。だがカビゴンは「のろい」存続に加え「じばく」復活、「じわれ」遺伝技化により逆に止めづらくなった。

この頃に登場したポケモンは、ぶっ壊れた種族値と大き過ぎるマイナス特性を持ち超火力で場を席捲したケッキング、特性「ものひろい」を持ち、ストーリー上で大変お世話になる他バトルに出しても「みがわり」+「はらだいこ」+「みがわり」+「じたばたの強烈なコンボを持つマッスグマ、特定条件下で自身のタイプが変わる特性を持つポワルンカクレオン70億通りという途方もない模様の数を誇るパッチールなど。
獣人型ポケモンとして特定層の強烈な支持を集めるザングースもこの世代。

第4世代

かくとうタイプが本格躍進し始めたのがこの世代。そしてこの頃から周りの火力増加に押されたケンタロスが徐々に第一線から退くことに。
一方カビゴンは「あくび」や「はらだいこ」といったテクニカルな技を駆使して生き残った。
特に「はらだいこ」→「じこあんじのコンボはダブルバトルで強力な戦術の一つに数えられ、カビゴン以外でも研究が進んだ。

また物理特殊分化が行われ、「はかいこうせん」が特殊技となった。これによって、初代ケンタロスに代わる強力な「はかいこうせん」使いとしてポリゴンZが登場、その火力で度肝を抜かした。
この他新規組では、高速高火力を実現し当時序盤鳥最強と言われたムクホークエアスラッシュの「ひるみ」が強烈な白い悪魔ことトゲキッス、当時最強の「だいばくはつ」使いベロベルト新特性「テクニシャンを引っ提げ低威力技に活路を見出したエテボースなどが登場。
ノーマル初の伝説のポケモンであるレジギガスアルセウスも登場した。
その容姿に多くの紳士が狂喜乱舞したミミロップもこの世代。

既存組ではドーブルが技ダークホールでダブルバトルの対策必須ポケモンに名乗りを挙げ、中でも世界を制したレベル1ドーブルが有名になった。
アイテムかえんだま」「どくどくだまの登場でオオスバメリングマラッタなどが特性を能動的に発動できるようになった。
またピクシー特性「マジックガードの登場で攻撃以外のダメージをシャットアウトできるようになり、独自の戦術を展開し始めた。

第5世代

本格的にかくとうタイプ隆盛の時代。しかも「じばく」「だいばくはつ」のダメージ計算方法変更によりダメージが従来の半分になり一気に需要が減退した。
カビゴンが凋落し、ハピナスは「しんかのきせき」を持たせたラッキーに取って代わられた。
だが「しんかのきせき」でラッキー同様ポリゴン2が超耐久を引っ提げて前線に復帰した。

隠れ特性が登場し、何とメタモン目の前の相手に自動的に変身する特性「かわりものを引っ提げ前線に躍り出ることになった。
そしてフレンドガードに加え「しんかのきせき」までも手に入れたプリンが「ほろびのうた」を軸に当時の新ルールトリプルバトルで活躍した。

この頃に登場したポケモンは、可愛い見た目をして特性のおかげで高い火力を誇るチラチーノ、みんなの経験値ことタブンネ、幻のポケモンメロエッタなど。

第6世代

メガシンカが追加され、その中でもメガガルーラが多彩な技と超絶火力を手に入れて大暴れ。その姿は初代のケンタロスを彷彿とさせる。
さらにORASではメガミミロップが登場し、かくとうが追加され特性のおかげでヌケニンを除く全てのタイプに等倍以上のダメージを与えられるようになった。
またフェアリーが追加されたことにより攻撃相性が劣化ドラゴンから脱却、更にゴーストタイプ強化でゴースト無効が長所として見なされるなど、ノーマルタイプの性質自体も向上した。
一方、ノーマルタイプと直接は関係ないが、○○スキンの特性により「弱点が突けない代わりに性能が優秀」な技を自分の属性に変えた上で威力まで上げて使う無茶苦茶なポケモンが出てきた。本来の使い手としては複雑なところである。
そして同時にピクシートゲキッスグランブルの系統がノーマルタイプからフェアリータイプに移動した。

ポケモンでは複合組が大変多く、特性「ちからもち」を持つじめん複合のホルード、特性「サンパワー」が発動すればポリゴンZをも凌ぐ「はかいこうせん」使いになるエレザードなどがいる。
技の面ではばくおんぱが登場、敵味方全体に攻撃する特殊技だが威力が何と140もあり、しかも命中率100で反動なし。これをタイプ一致で使えるバクオングペラップが超火力を引っ提げて前線に躍り出ることになった。

第7世代

初の進化形準伝説ポケモンシルヴァディが登場。パッと見の性能は劣化アルセウスみたいなものだが、通常対戦で使用可能なのが嬉しく、「だいばくはつ」や「すてゼリフ」などの自主退場技で器用に動くことができる。進化前タイプ:ヌルも耐久は進化後と同じなので「しんかのきせき」を持たせて十分戦える。
この他、初のドラゴン複合のジジーロンやダブルで「トリックルーム」要員に欲しいものを全部備えたようなヤレユータン、タイプではなく接触か非接触かでダメージが変わるキテルグマ、状態異常無効のネッコアラと、個性溢れるメンツが登場。

メガガルーラの「おやこあい」が少しだけ弱体化したため、他のノーマルタイプのアタッカーにも少しは光が見えるようになった。まぁ弱体化した上でも強いのだが。
またドーブルも「ダークホール」没収+「ぜったいれいど」が「こおりタイプ無効かつこおりタイプ以外が使うと命中率20%」という手痛い弱体化を受けた。

タイプ規模での大きな変化や皆が使える新技は特段なかったが、Z技の登場により、攻撃範囲が広いながら不一致なのでいまいち倒しきれないポケモンの火力を補えるようになった。
また変化技は技ごとに特殊な効果を付与され、あえて特筆すべきものとしては、Z「はねる」がまさかの「こうげき」3段階上昇というとんでもない効果になり、戦術に組み込めるようになった。
この他Z「テクスチャー」が全能力アップの効果をもたらし、今までポリゴン2の陰に隠れがちだったポリゴンZが復権している。

他のタイプとの相性

ノーマルタイプの技を相手に与えた場合

  • いわ・はがねタイプのポケモンには、効果が今一つになる。
  • ゴーストタイプのポケモンには、効果が無しになる。

他のタイプの技をノーマルタイプに与えた場合
  • かくとうタイプの技は、効果が抜群になる。
  • ゴーストタイプの技は、効果が無しになる。

ノーマルタイプのポケモン一覧

第1世代(『赤緑』)

No.名前(たね) No.名前(1進化) No.名前(2進化)
016ポッポ 017ピジョン 018ピジョット
019コラッタ 020ラッタ
021オニスズメ 022オニドリル
- - 039プリン040プクリン
052ニャース 053ペルシアン
083カモネギ
084ドードー 085ドードリオ
108ベロリンガ - -
- - 113ラッキー - -
115ガルーラ
128ケンタロス
132メタモン
133イーブイ - -
137ポリゴン - - - -
- - 143カビゴン

ピッピピクシーは第6世代からフェアリータイプに変更された。

第2世代(『金銀』)
No.名前(たね) No.名前(1進化) No.名前(2進化)
161オタチ 162オオタチ
163ホーホー 164ヨルノズク
174ププリン - - - -
190エイパム - -
203キリンリキ
206ノコッチ
216ヒメグマ 217リングマ
- - 233ポリゴン2 - -
234オドシシ
235ドーブル
241ミルタンク
- - - - 242ハピナス

ピィトゲピーブルーグランブルは第6世代からフェアリータイプに、トゲチックは第6世代からフェアリーひこうタイプに変更された。


第3世代(『RS』)
No.名前(たね) No.名前(1進化) No.名前(2進化)
263ジグザグマ 264マッスグマ
276スバメ 277オオスバメ
287ナマケロ 288ヤルキモノ 289ケッキング
293ゴニョニョ 294ドゴーム 295バクオング
298ルリリ - - - -
300エネコ 301エネコロロ
327パッチール
333チルット - -
335ザングース
351ポワルン
352カクレオン


第4世代(『DP』)
No.名前(たね) No.名前(1進化) No.名前(2進化)
396ムックル 397ムクバード 398ムクホーク
399ビッパ 400ビーダル
- - 424エテボース
427ミミロル 428ミミロップ
431ニャルマー 432ブニャット
440ピンプク - - - -
441ペラップ
446ゴンベ - -
- - 463ベロベルト
- - - - 474ポリゴンZ
486レジギガス
493アルセウス

トゲキッスは第6世代からフェアリーひこうタイプに変更された。


第5世代(『BW』)
No.名前(たね) No.名前(1進化) No.名前(2進化)
504ミネズミ 505ミルホッグ
506ヨーテリー 607ハーデリア 508ムーランド
519マメパト 520ハトーボー 521ケンホロウ
531タブンネ
572チラーミィ 573チラチーノ
585シキジカ 586メブキジカ
626バッフロン
627ワシボン 628ウォーグル
648メロエッタ


第6世代(『XY』)
No.名前(たね) No.名前(1進化)
659ホルビー 660ホルード
661ヤヤコマ - -
667シシコ 668カエンジシ
676トリミアン
694エリキテル 695エレザード


第7世代(『SM』)
No.名前(たね) No.名前(1進化) No.名前(2進化)
731ツツケラ 732ケララッパ   733ドデカバシ
734ヤングース 735デカグース
759ヌイコグマ 760キテルグマ
765ヤレユータン
772タイプ:ヌル 773シルヴァディ
775ネッコアラ
780ジジーロン



メガシンカポケモン

ノーマルタイプポケモンの主な使い手

ころがるっ!
私は 今こうして


ナチュラル ボーン ママ
どきなさい!


イリマとドーブル



揃いも揃ってみんなのトラウマである。チェレン先生は優しい人だ。

その他のタイプ


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