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ひこうタイプ

ひこうたいぷ

ひこうタイプ(Flying Type)とは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するタイプの一種である。
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概要

ポケモンは種族ごとに、1、2種類のタイプが、技には1種類のタイプが付加されている。
そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。

ひこうタイプの特徴として、ほぼ必ず他のタイプとの複合である、という点が挙げられる。
特徴のない鳥ポケモンの多くがひこう単独ではなくノーマル/ひこう複合となっている。
複合タイプの種類も非常に豊富で、みずタイプと並び全タイプとの複合がある数少ないタイプでもある。
純粋なひこう単タイプは第5世代で登場したトルネロスが初にして唯一である。

カテゴリーに分類される特徴としては、)を持っているポケモンがほとんどである。
また、全体的にの姿をしているものが多い傾向にある。
ゴーストタイプのように念力で浮遊しているものは特性「ふゆう」が与えられ、ここには入らない。

このタイプに属するポケモンのほとんどがそらをとぶを覚えることが出来る為、ストーリー中ではパーティに欠かせない存在となる。どう見ても飛べそうにないのに空を飛べるポケモンもいるが……。
また、汎用性の高いじめんタイプかくとうタイプの攻撃に強い点もひこうタイプの長所。

その反面、弱点がでんきこおりいわと大変突かれやすいタイプで、複合によっては4倍弱点を抱えることも多い。
また、攻撃タイプとして優秀な反面、汎用的なひこう技は少なく、わざマシンで覚えられる技では「そらをとぶ」を除くと威力が最大でも60しかない。プテラサンダーケンホロウランドロスなど、ひこうタイプなのに有用なひこう技に恵まれないポケモンも多い。
それどころか明らかに飛んでいるのにひこう技を自力で覚えないポケモンもいる(教えてはもらえるようだが)。
その為、敢えてタイプ一致のひこう技を覚えさせず、他タイプの技で賄うケースも少なくない。

第3世代までは全ての技がぶつり技となっていた。
第4世代以降は風を使う技が特殊技に分類され、先述のトルネロスフワライドのような風使いとしてひこうタイプに分類されるポケモンが登場してきている。

各世代ごとの特徴

第1世代

登場した当初、ひこうタイプというもの自体がかなり中途半端なものであった。
というのも当時からひこう単タイプが存在せず、明らかにひこうわざに見える「かぜおこし」がノーマルタイプだったのである。
「そらをとぶ」以外のまともなひこう技を覚えないポケモンも多く、せっかく覚えても「つばさでうつ」くらいで、この当時「つばさでうつ」は威力が35しかない為、まるで役に立たなかった。
また、今では信じられないかもしれないがリザードンは「そらをとぶ」はおろかひこう技を一切覚えなかった。あんな立派な翼があるのに。
(リザードンについてはピカチュウバージョンで修正された)
使いやすいひこう技といえば「ドリルくちばし」くらい。「そらをとぶ」や「ゴッドバード」はこの頃からあったが、2ターン技のためバトルではあまり使われなかった。
とはいえ対戦では初期から強力なメンバーがおり、伝説のポケモンであるフリーザーサンダーが主に活躍していた。

第2世代

「かぜおこし」が晴れてひこうタイプになったり、「つばさでうつ」の威力が35から60になったりと、ある程度整備された。
とはいえ大技はほとんどなく、「つばさでうつ」と「ドリルくちばし」のどちらかがメインの状態であった。
一応「エアロブラスト」が威力100反動なしで登場したものの、この技は同世代に登場した禁止伝説ルギア専用の技。同じく禁止伝説のホウオウは「かぜおこし」「そらをとぶ」のみという有様。
対戦では、じめんタイプが強化され、じめんを無効化し、更にそのじめんに強いくさタイプにも強いひこうタイプが耐性面で評価が高まった。
だが技不足が祟り、タイプとして使われるものの技はあまり使われなかった。
主に活躍していたのは、サンダー、ファイヤー、エアームドなどがいる。

第3世代

じめん技を無効化する仲間として特性「ふゆう」が登場。シェアを争うようになる。
この頃もまだ大技がなく、必中技「つばめがえし」(威力だけなら「つばさでうつ」と同じ)が配られたのみだった。
対戦では前世代同様耐性面の評価が高く、特にダブルバトルでは強力な「じしん」を無効化できることが強みだった。
主に活躍していたのは、サンダー、ギャラドス、クロバット、エアームド、テッカニンボーマンダなどがいる。

第4世代

物理特殊が技ごとに分化され、更に物理には念願の大技ブレイブバード(威力120)が登場。覚えられるポケモンは一躍高火力アタッカーとして活躍を始めるようになった。
特殊ではエアスラッシュが登場。威力こそ75と控え目だが3割の「ひるみ」効果がつく。
回復技「はねやすめ」も登場。ただ回復するだけでなく、回復したターンはひこうタイプがなくなるという特殊な効果を持つ。
これらの恩恵を受けたムクホーククロバットトゲキッスメガヤンマ、サンダー、グライオン、ホウオウが各ルールで活躍し、特に「てんのめぐみ」を持つトゲキッスは特性の効果で「エアスラッシュ」が6割「ひるみ」となるため、白い悪魔と恐れられるようになった。
……ひこうタイプとしての恩恵がほとんどなかったものの、活躍していたギャラドス、ボーマンダなどもいるが。
補助技「おいかぜ」も登場。風を起こすことで味方の「すばやさ」を2倍にする。だがこの時はターン数が3ターンと短くネタ扱いだった。

またこの世代で、「あおぞらプレート」を持ったアルセウスが(事実上)初めてのひこう単独タイプとなった。
(本来はノーマルタイプで特性の効果でそうなっているだけなので、図鑑には反映されないが)

第5世代

念願の(図鑑にも登録される)ひこう単独タイプのポケモン、トルネロスが登場。
15年目にしてようやくひこうタイプオンリーの登場と相成ったのである。
また、ひこうタイプの技にトリプルバトルで端から端まで攻撃ができるという固有の効果が追加された。
技では念願の特殊の大技ぼうふう(威力BW120→XY以降110)が登場、物理特殊で一通りの技が揃うことになった。ひこうタイプ版「かみなり」(追加効果のみ異なる)という仕様である。
また「おいかぜ」の有効ターンが4ターンに修正され、広く使われるようになった。
新技では「アクロバット」が登場。アイテムを持っていないと威力が倍になるという特殊な技で、この時登場したアイテム「ひこうのジュエル」を消費することで瞬間的に威力165という超火力を叩き出せるようになった。
相手を1ターン連れ去るという独自の効果を持つ「フリーフォール」も追加されたが、致命的なバグが発生しランダム対戦で使用禁止になってしまった。
この他、先のトルネロス、そしてボルトロスランドロスは強力なスペックを持ち、しかもBW2でフォルムチェンジまで獲得し、対戦界隈に旋風を巻き起こした。

第6世代

かくとうとひこう複合のポケモン、ルチャブルが登場。加えてトゲキッスがノーマルからフェアリータイプに変更されたことにより、ポケモン史上初めて全タイプとの複合が実現した。
技の面では「フリーフォール」のバグが解消された反面、「ひこうのジュエル」がなくなり「アクロバット」が使いにくくなってしまった。
かくとうとひこう両方のタイプを併せ持つという新技「フライングプレス」も登場したが、これは先のルチャブル専用。

一方、前世代でかくとうタイプが強くなりすぎた反動か、物凄い強化がなされた。
まず、ひこうタイプの技を全て先制攻撃として繰り出せるというとんでもない新特性はやてのつばさが登場。
所有者であるファイアローは、ポッポなどと同じ所謂“序盤鳥”ながらバトルの最前線を張っている超強力ポケモンとして恐れられるようになった。
また、ノーマルタイプのわざをひこうタイプへと変える新特性「スカイスキンの登場で、メガカイロスメガシンカによりひこうタイプ追加)やメガボーマンダが猛威を振るうこととなった。
更にレックウザもひこう版「インファイト」と言える専用技「ガリョウテンセイを手に入れ、メガシンカと相まって大幅なパワーアップを遂げている。

……とはいえ、トルネロス以外のひこう単独タイプをいかんせんもっと出して欲しいものである。
今作の序盤鳥ですらノーマルタイプがついてしまったし(進化でほのおタイプにはなるが)。

第7世代

ファイアローのはやてのつばさが弱体化してしまい、環境から数を減らした。
また、そらをとぶが秘伝技でなくなったため需要が大きく減った。

新規のポケモンはフォルムチェンジで副タイプが4種類に変わるオドリドリと、くちばしキャノンで物理アタッカーを牽制する大砲鳥ドデカバシ、隕石型のメテノ、準伝説のウルトラビーストの一種でヘビー級のテッカグヤが登場した。

他のタイプとの相性

ひこうタイプの技を相手に与えた場合

  • くさ、かくとう、むしタイプのポケモンには、効果が抜群になる。
  • でんき、いわ、はがねタイプのポケモンには、効果が今一つになる。


他のタイプの技をひこうタイプに与えた場合

  • でんき、こおり、いわタイプの技は、効果が抜群になる。
  • くさ、かくとう、むしタイプの技は、効果が今一つになる。
  • じめんタイプの技は、効果が無しになる。


ひこうタイプのポケモン一覧

第1世代(『赤緑』)

No. たね    No. 1進化   No. 2進化  
006 リザードン
012 バタフリー
016 ポッポ 017 ピジョン 018 ピジョット
021 オニスズメ 022 オニドリル - -
041 ズバット 042 ゴルバット
083 カモネギ - - - -
084 ドードー 085 ドードリオ - -
123 ストライク - -
130 ギャラドス - -
142 プテラ - - - -
144 フリーザー - - - -
145 サンダー - - - -
146 ファイヤー - - - -
149 カイリュー

第2世代(『金銀』)
No. たね    No. 1進化   No. 2進化  
163 ホーホー 164 ヨルノズク - -
165 レディバ 166 レディアン - -
169 クロバット
176 トゲチック
177 ネイティ 188 ネイティオ - -
187 ハネッコ 188 ポポッコ 189 ワタッコ
193 ヤンヤンマ - -
198 ヤミカラス - -
207 グライガー - -
226 マンタイン - -
227 エアームド - -
249 ルギア - - - -
250 ホウオウ - - - -

第3世代(『RS』)
No. たね    No. 1進化   No. 2進化  
267 アゲハント
276 スバメ 277 オオスバメ - -
278 キャモメ 279 ペリッパー - -
284 アメモース - -
291 テッカニン - -
333 チルット 334 チルタリス - -
357 トロピウス - - - -
373 ボーマンダ
384 レックウザ - - - -

第4世代(『DP』)
No. たね    No. 1進化   No. 2進化  
396 ムックル 397 ムクバード 398 ムクホーク
414 ガーメイル - -
415 ミツハニー 416 ビークイン - -
425 フワンテ 426 フワライド - -
430 ドンカラス - -
441 ペラップ - - - -
468 トゲキッス
469 メガヤンマ - -
472 グライオン - -

第5世代(『BW』)
No. たね    No. 1進化   No. 2進化  
519 マメパト 520 ハトーボー 521 ケンホロウ
528 コロモリ 529 ココロモリ - -
561 シンボラー - - - -
566 アーケン 567 アーケオス - -
580 コアルヒー 581 スワンナ - -
587 エモンガ - - - -
627 ワシボン 628 ウォーグル - -
629 バルチャイ 630 バルジーナ - -
641 トルネロス - - - -
642 ボルトロス - - - -
645 ランドロス - - - -

第6世代(『XY』)
No. たね    No. 1進化   No. 2進化  
661 ヤヤコマ 662 ヒノヤコマ 663 ファイアロー
666 ビビヨン
701 ルチャブル - - - -
714 オンバット 715 オンバーン - -
717 イベルタル - - - -

第7世代(『SM』)
No. たね    No. 1進化   No. 2進化  
722 モクロー 723 フクスロー
731 ツツケラ 732 ケララッパ 733 ドデカバシ
741 オドリドリ
774 メテノ
797 テッカグヤ

メガシンカポケモン

特殊な条件で追加・変化

ひこうタイプポケモンの主な使い手


就寝
ナギさん


フキヨセジムへようこそ!
カヒリ


その他のタイプ


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