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ボーマンダ

ぼーまんだ

ボーマンダとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

ずかん No.373
ぶんるい ドラゴンポケモン
タイプ ドラゴン / ひこう
たかさ 1.5m
おもさ 102.6kg
とくせい いかく / じしんかじょう隠れ特性


※いかく:バトルに出ている時、相手の「こうげき」を1段階下げる(バトル時)
     手持ちの先頭にいると、レベルの低い野生のポケモンと会いにくくなる(フィールド時)
※じしんかじょう:相手を倒すと、自分の攻撃が1段階上がる

他言語版の名称

英語 Salamence
イタリア語Salamence
スペイン語Salamence
フランス語Drattak
ドイツ語 Brutalanda


進化

タツベイコモルー(Lv30) → ボーマンダ(Lv50)

ホウエン龍:あおぐみ



容姿

西洋のドラゴンの様な姿をしたポケモン。どっしりとしたの体格に四足で立ち、の翼を生やしている。眼光や牙は鋭く、頬のあたりに特徴的な突起が出ている。進化前ゆずりの腹甲は、線の入り方が爬虫類というよりもヒゲクジラのそれに近い(縦向きなので)。全ポケモンでも、オーソドックスな「ドラゴンらしさ」という意味では、たぶん最も秀でたデザインの持ち主の一種であろう。

概要

『ポケットモンスター ルビー・サファイア(第3世代)から登場したポケモン。
名前の由来は恐らく「ボーマン(暴慢)+マンダ(サラマンダー:四元素のを司る精霊名、またはサンショウウオ)」。もしくは東宝怪獣のマンダ
コモルーがLv50で進化し、進化することで新たに「ひこうタイプ」が追加された。

タツベイが空を飛ぶことを願い、翼が欲しいと強く思い続けてきた結果、長い年月をかけて体の細胞が突然変異を起こして、見事な翼が生えてくるという奇跡を起こした。
夢にまで見た翼が生えたことで、嬉しさのあまり大空を飛び回り、口から炎を吐いて喜んだ。
ただ、ひとたび怒らせれば手がつけられなくなる程大暴れする。
我を忘れてすべての物を爪で切り裂き、空を飛びながら野山を炎で焼き払うなど破壊の限りを尽くす。
途中までは夢見る少年が夢を叶えたような感動的な話であったが、進化した途端嬉しさの表現の為、火を吹いたり我を忘れて暴れまわるなど、ここまで性格が変わるポケモンも珍しいものである。また、進化前が二足歩行なのに対して進化後が四足になるという意味でも珍しいケースである。

ホウエン地方の四天王であるゲンジも使用する程の折り紙つきの強ポケモン。俗に600族」「厨ポケに数えられるほど強力なポケモンで、見た目も相まってプレイヤーからの人気は高い。
ただ、「大器晩成型」と呼ばれるカイリューバンギラスと同列に並べられる程、膨大な経験値を必要とするポケモンとしても有名である。上記の2匹よりは進化に必要なレベルは低いので多少は楽だが。

第3世代組なのでポケダンは「救助隊」の頃からおり、主に難易度の高いダンジョンの深層に構えている。「マグナゲート」では遂にボス敵として抜擢を受ける。
その一方で、ポケナガでは、600族で唯一お呼びがかからなかった。

そんなボーマンダだが、第7世代のサン・ムーンでは何と野生で出現する
しかもレベル9で出現することもある……どうしてこうなった

ゲーム上の特徴

全体的に高いステータスを誇り、特に「こうげき」・「とくこう」・「すばやさ」が秀でている。
「ぼうぎょ」・「とくぼう」は数値こそ平均的だが、物理耐久は特性のいかくとそこそこ高い「HP」で補われているため隙は少ない。
このステータスのため、物理アタッカーとしても特殊アタッカーとしても機能し、さらには二刀流も可能なため何が飛んでくるか読みづらいポケモンである。

プラチナ以降使えるげきりんはあのガブリアスのものすらわずかに上回る火力を誇る。
さらにりゅうのまいで「こうげき」・「すばやさ」を上げられているとさらに厄介。
特殊面でも、高い「とくこう」から放たれるりゅうせいぐんの威力は相当なもの。
後述するが、意外にも「ハイドロポンプ」を覚えたりするので水弱点の相手を一撃のもとに沈められるのも強み(サラマンダーの語源の一つはサンショウウオなので、この部分と関係しているのかもしれない)。

第4世代までは、ドラゴンタイプの非伝説ポケモンにおいて「こうげき」・「とくこう」の高さは最高であった。
しかし第5世代以降、「こうげき」はオノノクスに、「とくこう」はサザンドラに最強の座を明け渡してしまった。
また、カイリューが新特性「マルチスケイル」を得たことでボーマンダのシングルでの使用率が激減してしまった。
一応「いかく」のおかげで後出しからでも舞えるというメリットはあり、同時期に隠れ特性「じしんかじょう」を獲得し、「りゅうのまい」からの攻撃により一層磨きがかかるようにはなったが……。また、タツベイが会得している「ちからずく」も引き継がれない

更にXYではフェアリー弱点が増えてしまい、従来有利だった相手に次々と勝てなくなってしまった。
フェアリー対策が「アイアンテール」くらいしかないのも難。また、特殊技の威力が軒並み下がってしまうという追い打ちも受けた。
しかしORASではメガシンカ出来るポケモンの一体に選ばれた。
ノーマルタイプの技をひこうタイプにし、かつ威力を1.3倍にする特性スカイスキンを獲得し、火力と使い勝手が飛躍的に上昇し猛威を振るうこととなった。

ちなみに、ボーマンダというと物理主体二刀流というイメージを抱きやすいかもしれないが、それはシングルでの話。
ダブルでは登場した第3世代からずっと特殊主体が多い。
これは「いかく」が強い為物理では火力が下げられやすいことや、技性能の関係上特殊型の方が安定して高火力を出せることが主な理由である。
ルールによって戦い方ががらりと変わるポケモンも珍しいものである。

習得技における問題

実はこのポケモン、習得技に様々な問題を抱えている難儀なポケモンでもある。

『ルビー・サファイア・エメラルド』はタイプ一致技ドラゴンクローLv79になってやっと覚え、当時の物理最高火力だった すてみタックルをなんとLv93まで育てないと覚えなかった。それまでは「りゅうのいぶき」止まりという悲惨さである。
ただでさえ必要経験値の多いこのポケモンをそこまで育て上げなくてはならないことから、プレイヤーは頭を悩まされた。
「すてみタックル」は進化キャンセルをしてもタツベイ時代ですらLv53を要求してくるというから、最早嫌がらせとしか思えない。

更に『ダイヤ・パール』では、せっかく物理化して威力も上がった「げきりん」が覚えられず、その高い「こうげき」を生かせる最高威力のタイプ一致技がドラゴンダイブ止まりであった。
『プラチナ』にて覚えられるようになったが、これにはとんでもない事件が背景にあったとされる(後述)。
一方で自力技については「ドラゴンクロー」Lv61で、 「すてみタックル」Lv70で覚えられるように修正された。
ドラゴンクロー」はBW以降技マシンが使い捨てでなくなったことにより覚えやすくなった。
だが「すてみタックル」については、最新作にてXYでは思い出し技に含まれているが、ORASには含まれていないという謎の事態を引き起こしている。幾ら何でも振り回され過ぎである。

タイプ一致最高威力である「げきりん」は、BWやXYになっても一向に自力技や遺伝技に追加されていない。そのため、教え技のないBWやXYでは、「げきりん」を覚えた個体を旧作から連れてくるか後の作品でフォローされるのを待つしかない。
一方「りゅうのまい」や「りゅうのはどう」はタマゴ技なので、きちんと遺伝親を揃えてから孵化して、それから「げきりん」を覚えさせる必要がある。……何かと手間のかかるポケモンである。

ひこうタイプの技にも恵まれておらず、最高打点が溜め技(かつ進化したと同時(Lv50)に自力習得)の「そらをとぶ」という有様である。
どうしても欲しい場合は「つばめがえし」や「めざめるパワー」で代用できるものの、採用される事は稀。
この辺りはギャラドスと通じる部分があるが、メガシンカにより改善される。

なお、「口から炎を吐いて」と言う設定があるにも関わらずかえんほうしゃ」を自力習得できるようになったのはORASからだったりする(わざマシンは登場から対応しているがHGSS以前では使い捨てなので……)。
その代わり、ほのおタイプ以外で唯一「ひのこ」を習得できる系統だったりする。……「ひのこ」?

その一方で何故か遺伝で「ハイドロポンプ」を覚えたりする。名前の由来がサンショウウオだからというのが理由なのだろうか。西洋におけるドラゴンなら、毒や酸に関する技も覚えても不自然ではないのだが。
よく特殊メインで「だいもんじ」と一緒に採用されることが多いが、命中率が低いのがネック。
じゃあ他の技を使えばいいと言いたいが、「なみのり」どころか他のみずタイプの攻撃技は一切覚えない。何なんだアンタ。
なお、タイプ不一致で「ハイドロポンプ」を覚えるポケモンは数少なく、元々水棲生物でないポケモンの中ではタツベイ系列(とドーブル)のみである。……やっぱりこいつはサンショウウオなのだろうか?

プラチナからの「げきりん」習得に関しての噂

まだ『プラチナ』の発表もされていない頃、だいすきクラブで当時覚えられないはずの「げきりん」を使用する改造ボーマンダが対戦で使われている動画が見られたことがあった。
ポケモン関連のオフィシャルサイトで起きたこの前代未聞の出来事は、改造使用者の名に因んで「ワダマンダ事件」と呼ばれていたりする。
このことはボーマンダが「げきりん」を使用することを半ば公式に認めたということにもあたり、
『プラチナ』で教え技になったのはこれを隠蔽するためではないかとの説がある。

主な使用ポケモントレーナー


関連イラスト

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