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ポケモンカード

ぽけもんかーど

ポケモンカードとは、TCG「ポケモンカードゲーム」の略、またはその際に使用するカードのこと。
目次 [非表示]

概要

ポケットモンスター』を題材にしたカードゲーム「ポケモンカードゲーム」で使用するカード。

本稿ではその内ポケモンのカードの特殊なカテゴリについて解説する。


種類

似たような概念のカードが複数種ある場合現行ルールで使われている物を太字とする。

ノーマル

普通のカード。倒された時に取られるサイドは1枚。基本的に強さもそれ相応で未進化のたねポケモンなどはそれ故かなり弱いが、中にはお膳立てすれば後述の強力なカード達顔負けのダメージを出せるカードも存在する。


ex(エクストラ)・EX(イーエックス)・GX(ジーエックス)・V(ブイ)・ex(イーエックス)

ノーマルよりHP・わざの威力共に二回りほど増大している強力なカード。ただしきぜつした際に取られるサイドも2枚と倒された際のリスクも倍増している。また、同じ種類のポケモンでもルール上は別の名前のポケモンカードとして扱われる。(例えばデオキシスならノーマル、Vをそれぞれ4枚まで入れることができ、後述のVMAXやVSTARも含めると最大16枚のデオキシスをデッキに入れることが可能。)

ex(エクストラ)は『ポケモンカードゲームADV』から『ポケモンカードゲーム』(FRLG期)、EXは『ポケモンカードゲームBW』から『ポケモンカードゲームXY』、GXは『ポケモンカードゲーム サン&ムーン』、Vは『ポケモンカードゲーム ソード&シールド』、ex(イーエックス)は『ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレット』のカードとなっている。

ex(エクストラ)はエビワラー(第一弾)やストライク(ジャングル)、ニューラ(金、銀、新世界へ…)などの旧裏面での強力カードのオマージュ、リメイクを思わせるものが多かった。

GXは本編のZワザのオマージュとして対戦で1回限り使える「〇〇GX」という名称の「GXワザ」を持っている。

進化するポケモンの場合は基本的に最終進化系でポケモンexなどになるが、R団ストライクex(エクストラ)→R団のハッサムexのように進化できるポケモンexも存在する。また、Vは原作における進化後のポケモンもたねポケモンとして設定されている。


VMAX(ブイマックス)

ポケモン本編におけるダイマックス。Vから進化する。青く輝いて速くなったりはしない。

キョダイマックスとのルール的な区別はされておらず、メインワザ名には「ダイ〇〇」あるいは「キョダイ〇〇」と付くが、ゲームには無いネーミングになっている場合が多い。

また、ゲームでは敵NPCあるいはムゲンダイビームの演出専用だったムゲンダイナムゲンダイマックスもカード化されており、ワザの名称は「ドレッドエンド」と上記の法則から外れたものとなっている。

HPは基本的に300以上、当然ワザもポケモンVより強力だが、倒された時に取られるサイドも3枚と相応にハイリスク。進化ポケモンであるため準備が必要なのもネックになる。


VUNION(ブイユニオン)

対戦中に1回しか場に出せず、4枚のカードを1つにあわせて巨大なカードになるという特徴を持つ。

ベンチに出すにはまずポケモンVUNIONを構成する4枚のカードをトラッシュする必要があるため、自分の手札を捨てる効果を持つワザやトレーナーカードによるサポートが必須。

このように場に出す労力が尋常ではなくVMAX同様に倒された時に取られるサイドも3枚とハイリスクだが、3、4種類の特性や超強力なワザを持っているのが特徴のロマンカード。


VSTAR(ブイスター)

『ポケモンカードゲーム ソード&シールド』の「スターバース」で登場したレアリティ。VMAX同様ポケモンVから進化させる。

HPの上昇値はVMAXに比べやや控えめだが、倒されても取られるサイドは2枚のままという利点もある。

特徴としてサン・ムーン時代のGXワザと同様の対戦中一度しか使えない「VSTARパワー」を持つ。

VSTARパワーはワザの他に特性の場合もあるが、いずれも効果は強力。


テラスタル

一部のポケモンex(イーエックス)はテラスタルした状態になっており、ゲーム設定を踏襲して本来のタイプから変化しているものも多い。

ポケモンのワザの中にはバトル場にいるバトルポケモンだけでなくベンチ(控え)にいるベンチポケモンにダメージを与えるものも存在するのだが、テラスタルしたポケモンexはベンチにいる限りダメージを受けないという特徴を持っている。


ひかるポケモン、ポケモン☆(スター)、かがやくポケモン

所謂色違いポケモン。ひかるポケモンは『ポケモンカード★neo』と『ポケモンカードゲーム サン&ムーン』に、ポケモン☆は『ポケモンカードゲーム』(FRLG期)に、かがやくポケモンは『ポケモンカードゲーム ソード&シールド』登場。

進化後のポケモンもたねポケモンとして扱われる。

neoのひかるポケモンとポケモン☆はルール上デッキに1枚しか入れることができないが、neoのひかるポケモンは強力なわざを使えるものの要求されるエネルギーの種類が多く、一方でポケモン☆はとりわけ強力なカードという訳でもない。

サン&ムーンのひかるポケモンの使い勝手はポケモン☆に近いが、デッキに1枚しか入れられないというルールが撤廃されている他、収録されているのは所謂伝説のポケモン幻のポケモンのみ。

ソード&シールドのかがやくポケモンはデッキに1枚というルールが復活し、neoのひかるポケモンに近い強力なわざを使える一方で要求エネルギーがやや緩和されるなどより即戦力としての色が強くなっている。


スタンダードレギュレーションで廃止されたカテゴリ

~のポケモン

リリース初期の『ポケットモンスターカードゲーム』から存在した、トレーナーや住処などそのポケモンの所属が記されているカード。映画に登場したポケモンのタイアップカードなども多数存在する。また、同じ種類のポケモンでもルール上は別の名前のポケモンカードとして扱われる。

金・銀末期にリリースされた『ポケモンカード★VS』以降は、ゲームやアニメ劇中で既に進化済みで登場しているポケモンは再現性を優先するためか、悪の組織のポケモン以外は進化系のポケモンでも無進化のたねポケモンとしてリリースされていることが多い。

『ポケモンカードゲームADV』に登場したマグマ団/アクア団のポケモンの一部は悪タイプとの複合タイプになっており、『ポケモンカードゲーム』(FRLG期)に登場したR団のポケモンは基のタイプに関わらず悪タイプ単色となっていた。

変わり種として「イマクニ?のポケモン」も存在し、技を使う際に歌ったり、大声を出さなければいけなかったり、にげる際にカードをスナップを利かせて投げなければいけなかったりした。

カレンダーに付属した「__のピカチュウ」(お誕生日ピカチュウ)や「__のラッキー」のように公式大会では使えないながらも、自分の名前を書き込めるカードも存在した。このタイプにはファンクラブ限定のミュウ、セレビィ、ジラーチも存在する。


わるいポケモン/やさしいポケモン

たねポケモンから進化する二つ名持ちのポケモン。

この二つ名を持つカードは同じ種類のポケモンとは別の名前のカードとして扱われ、わるい1進化ポケモンはわるい2進化ポケモンに、やさしい1進化ポケモンはやさしい2進化ポケモンにしか進化できない。

イラストや図鑑解説のフレームもわるいポケモンは少し黒っぽく、やさしいポケモンは白っぽくなっている。

初代『ポケットモンスターカードゲーム』の第4弾「ロケット団」でわるいポケモンが登場。通常の進化系よりHPが少ない分わざの威力が高めに設定されており、追加効果による追撃や嫌がらせの手段もやや多かった。解説文も「突然暴れ始めた」などのように物騒なものも。

金・銀期の『ポケモンカード★neo』で対となるやさしいポケモンが登場。やさしいポケモンのワザは自分のみならず相手にもプラスの効果を与えるものが少なくなかった。

また、登場当初の「悪エネルギーカード」(現在でいう「特殊悪エネルギー」に相当)は悪タイプのポケモン以外では、このわるいポケモンについている場合はポケモンチェックの際にダメージを受けずにすんだ。

この為、鋼タイプの「わるいハッサム」は擬似的に鋼/悪の複合タイプのような存在であった。

なお、少々ややこしい気がするが

「わるいポケモン」と「R団のポケモン」、そしてR団のボスではあるがトキワジムリーダーとしての「サカキのポケモン」はそれぞれ異なるカテゴリのポケモンである。

「R団のストライク」は「わるいハッサム」には進化できないし、

「サカキのワンリキー」から「わるいゴーリキー」への進化も同様である。

わるいポケモンはその後『ポケモンカードゲーム』(FRLG期)でR団のポケモンと共に再登場する。HPやわざの威力はノーマル並みになったが基となるタイプ+悪タイプの複合タイプ(基が無色タイの場合は悪タイプ単色)という新たな特徴を獲得した。


ベイビィポケモン

ゲームにおける第二世代以降において既存のポケモンに後付けで設定された進化前のポケモン。

カードとしては順当に扱えば既存のたねポケモンより弱いカードとなるためそのバランスの調整に苦慮していたようで、相手がワザを使う度にコイントスで成功判定をする「ベイビィポケモンのルール」やHPを全回復したうえで進化するポケパワー「ベイビィしんか」、ねむり状態ならダメージを受けないポケボディー「てんしのねがお」。進化後のポケモンにベイビィポケモンから進化させた場合の追加効果を用意するなどの措置が取られていたが、HGSS期の『ポケモンカードゲームLEGEND』以降は遂に原作における進化後のポケモンとの進化関係が断ち切られてしまった。

ちなみに、サワムラーエビワラーの関係もあってバルキーはベイビィポケモン、カポエラーはたねポケモン扱い。ゲーム中ではベイビィポケモンに近い扱いのトゲピートゲチックはたねポケモンと1進化ポケモンである。


クリスタルタイプ

ポケボディー「クリスタルタイプ」を持つ無色タイプのポケモン。金・銀後期の『ポケモンカードe』に登場。

元となったポケモンのタイプに関係なく無色タイプとなっているが、クリスタルタイプの効果で指定されている3種類の基本エネルギーの内いずれかを付けると、その番に限り付けた基本エネルギーと同じタイプに変化するというトリッキーな特徴を持っていた。

残念ながらアニメに登場したクリスタルタイプのイワークは存在しない。


δ種(デルタしゅ)

通常とタイプが異なるポケモン。『ポケモンカードゲーム』(FRLG期)に登場。

鋼タイプを同時に有しているポケモンも多い。

進化については特に制約は無くノーマルからδ種、あるいはその逆に進化させることも可能。

デオキシスについては4フォルム全てが異なるタイプになっており、ポケパワーフォルムチェンジ」でワザのみならずタイプまで切り替えながら戦うことができた。


ホロンのポケモン

テキストで指定された特殊エネルギーカードとして他のポケモンに付けることが可能なポケモン。『ポケモンカードゲーム』(FRLG期)に登場。

δ種と同時期に登場したが、こちらの進化はホロンのポケモン同士でしか成立しない。


Lv.X(レベルエックス)

元となるポケモンに重ねてレベルアップさせるカード。『ポケモンカードゲームDP』に登場。

これによりHPが上昇し、元のカードの能力は保持した状態で新たなポケパワーやポケボディー、強力なワザが使えるようになる。


SP(スペシャル)ポケモン

劇中に登場するトレーナーのポケモン、たねポケモンなど「~のポケモン」と似たような性質を持つカード。『ポケモンカードゲームDP』に登場。

SPポケモンは名前の後に所属を示すGGLCFBMのいずれかが書かれている。また、ピカチュウMなど一部のポケモンは更にLv.Xにレベルアップ可能。


LEGEND(レジェンド)

二枚一組を揃えることで場に出すことが可能なカード。『ポケモンカードゲームLEGEND』(HGSS期)に登場。

伝説のポケモン幻のポケモンが単体あるいは二匹一組で描かれている。

その絢爛な見た目に違わず有しているワザも強力。


M(メガ)進化ポケモン

元となるポケモンEXに重ねてM進化させるカード。『ポケモンカードゲームXY』に登場。

絶大な威力を持つワザをひとつ持っており、そのワザの英名がイラストにもダイナミックに挿入されている。

一方でポケモンEXの「きぜつしたらサイドを2枚取られる」というルールは引き継いでおり、更にM進化したターンは行動できないという短所も存在している。


BREAK(ブレイク)進化ポケモン

元となるポケモンのイラスト部分に横向きに重ねてBREAK進化させるカード。『ポケモンカードゲームXY』に登場。

Lv.Xと似たような効果だが、追加されるワザや特性は一つに限定された。また、ポケモンのイラストは全身余す所なく金色の3DCGとなっている。


デュアルタイプ

その名の通り2つのタイプを持つカード。『ポケモンカードゲームXY』に登場。

『ポケモンカードゲームADV』~『ポケモンカードゲーム』(FRLG期)に鋼タイプ悪タイプを追加されたカードは存在したが、こちらはそのような制約は無くなり、またボルケニオンを除き全て色違いポケモンとなっている。また、ひかるポケモンやポケモン☆と異なり通常色のポケモンから進化やM進化が可能となっている。


タッグチーム

対になっているポケモンなどが2、3匹組んだユニットGX。『ポケモンカードゲームサン&ムーン』

ワザが強力な場合が多く、特にGX技は決まれば大きなアドバンテージを得られるカードが多い。ルールとして倒された時に取られるサイドは3枚。

たねポケモンであるため早めに大型のポケモンが出せるがいきなり相手に狙われると窮地に追い込まれる。


アメイジングレア

『ポケモンカードゲーム ソード&シールド』「伝説の鼓動」で新登場したレアリティ。特徴として虹色の背景と「アメイジング〇〇」という名称のワザを持つが、ポケモンVのような名前の区別は無くアメイジングレア専用のルールなども無いため、扱いはノーマルに準じる。

ワザを使うのに複数種ならびに大量のエネルギーが必要だが、決まればかなり強力な場合が多い。

属するポケモンは、ライコウセレビィカイオーガレックウザジラーチレシラムイベルタルザシアンザマゼンタ


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