右がマグマ団のシンボル
左は敵対組織のシンボル→アクア団
なお、バージョンによって組織の活動内容が異なる。
概要
ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド・オメガルビー・アルファサファイアに登場する。ロゴは火山を模した「M」。
その目的は、グラードンの力で海を干上がらせ、世界中の陸を増やす事である。
使用するポケモンも陸地に関係するじめんタイプ・ほのおタイプ(主にドンメル系統)で占められており、火山の中腹(エメラルドの場合。ルビー、オメガルビーではミナモシティ沖の洞窟)にアジトを構える。
アニメでは、ややアクア団に押され気味だったが、映画『七夜の願い星』ではストーリーのキーワードとして登場するなど、そちらでは若干優遇されている。
男女共に赤い制服を着ており、女性のしたっぱは黒いミニスカを履いている。
アクア団と同じく、歴代シリーズでも珍しい、バージョンによってストーリーに関わる度合いが異なるという組織である。
容貌について
歴代の悪の組織では珍しく、旧作とリメイク作でデザインが大幅に変わった組織である。
全体的には角付きのフードを被り、胸にMの字を描いた衣装を着た魔術師?じみた外見をしている。
リメイク前
特徴はほぼ上述した通り。男性は上半身が半袖で黒い長ズボンを履いているが、女性は短めのタイトスカートを履いていて、フードからセミロングヘアが出ている。
こちらの世代ではアンダースーツの色は黒であり、ソックスが靴に被さるように着用している。
リメイク後
(※着用しているのは本人ではなく、ムコニャである)
こちらの世代では全体的に露出度や黒要素が減った。おまけに目は死んでいる。男性団員は顔以外の部分を赤いアンダースーツを覆っており、女性も足の露出度に変化はないが、長袖を着用するように。
それにしても暖かい地方の、それも火山に関係している組織がこんな暑そうな装いで苦しくないんだろうか。エメラルドとは違って海辺の洞窟にアジトを構えているのだからある程度は大丈夫なんだろう。多分。
一方でソックスの着方は奇抜さが薄れている。
バックルは黄色くなり、腰にはケースを携帯するように。ブーツは男女で異なる。
なお、お互いの立ち絵を合わせるとマグマ団の「M」を形成していることがわかる。
ルビーバージョン
悪の組織として登場し、主人公と敵対する。
グラードンの住処が海になる為、エメラルドのように火山ではなくミナモシティ沖の洞窟にアジト構え、
進路妨害のためにホエルコを動員し潜水艦でグラードンの住処に向かう等、海に関連した行動をするため、陸地を愛する組織の行動としてはやや違和感がある。
(余談だが、ホエルコはタマゴグループのひとつが陸上である)
サファイアバージョン
敵対組織であるアクア団が悪の組織として活動しており、
野望を阻止する自警団として主人公の味方となる。
エメラルドバージョン
エメラルドではマグマ団・アクア団共に主人公と敵対する。行動はルビーバージョンとほとんど同じ。
上記のルビーバージョンでの違和感は、海関連の行動はアクア団に割り当てられていることで解消されており、アジトもえんとつ山の火山地帯に変更されているため、マグマ団らしい活動内容となっている。
アオギリとは1度しか戦わないが、マツブサとは3度も戦うことになる。しかも、最後のマツブサ戦はホムラとのタッグである。
また、女性幹部であるカガリが登場しない。
オメガルビーバージョン
従来通りグラードンの力を使って陸を増やすという行動自体は変わっていないが、その目的は「人類にとっての理想の世界の追求」と大幅に変更されており、「ポケモンより人類の発展を優先している」という点で、アクア団と対をなすようになっている。
潜水艇のモデルはバクーダである。これが、元ネタなら海に入った時点で即死である。
戦う際には火山帯をバックに噴火するデモが見られる。
アルファサファイアバージョン
サファイア同様、アクア団と対立し主人公と戦うことはないが、あくまでも独自の思惑(オメガルビーにおける目的と思われる)あっての行動であり味方ではなく、マツブサは「邪魔をするなら主人公に対しても容赦しない」と発言し、ダイゴからも「マグマ団とアクア団を止めて欲しい」と言われている。
エピソードデルタクリア後には、初めてバトルリゾートを訪れる主人公に「バクーダナイト」を授ける。
団員一覧
シンボル
リーダー
幹部
戦闘員
オリジナル団員一覧
アニポケ
ポケスペ
余談
幹部は炎に関する名前から。こらそこ、マグマ団なんだから地面に関係する用語はどうしたとか突っ込まない。
名前 | 由来 | 備考 |
---|---|---|
ホムラ | 炎(ほむら) | そのまんま炎の異称である |
カガリ | 篝火 | 警護用の照明に使われる火のこと |
ホカゲ | 火影 | 炎により形成された影のこと |
三頭火 | 種田山頭火 | 上記3人のポケスペでの総称。種田山頭火は大正から昭和期にかけて活躍した俳人 |
関連タグ
対立組織