基礎データ
全国図鑑 | No.0514 |
---|---|
ローマ字表記 | Baokkie |
ぶんるい | ひのこポケモン |
タイプ | ほのお |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 28.0kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
とくせい | くいしんぼう |
隠れ特性 | もうか |
タマゴグループ | りくじょう |
地方図鑑
イッシュ図鑑(BW/ BW2) | No.020/No.040 |
---|---|
セントラルカロス図鑑 | No.032 |
各言語版での名称
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | バオッキー | バオ(爆の中国語読み)+ウッキー |
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語 | Simisear | |
ドイツ語 | Grillchita | |
フランス語 | Flamoutan | |
韓国語 | 바오키 | |
中国語 | 爆香猿 |
進化
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場した猿のような姿をしたポケモン。
バオップにアイテム「ほのおのいし」を使うと進化することが出来る。
「ひのこポケモン」の名が示すように、体の炎を燃やして頭や尻尾から火の粉をまき散らせて敵を焦がす。また甘い物が大好物でそれが体内の炎を燃やすエネルギーになる。
進化して全体的に大きくなり、頭部の毛は進化前が一つの火のような毛であったが、進化したことでいくつもの火のような毛になった。尻尾も大きな炎のような尻尾になった。両肩には、白いフサフサの毛が生えた。
なお、相変わらずジト目をしている。
後述の仕様が祟ったか、2016年に行われたポケモン総選挙では堂々たる最下位であった。
(ただし0票ではない。他の不遇ポケモンにも言える話だが、得票なしではないことが救いになっている。ちなみに他の三猿もヤナップ以外お察しくださいである。)
しかし2021年の投票企画「キミにきめた」では、総合の圏内(30位)入りは出来なかったものの「イッシュ地方部門14位」という地方別圏内入りを果たす。(地方別ランクも発表されるようになった)「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」及び「キミにきめた」において、イッシュ三猿が総合あるいはイッシュ部門で圏内入りしたのは、実はこのバオッキーが初めてである。上述の結果を踏まえると、大躍進を遂げたと言っても過言ではないだろう。
色違い
色違いは非常にわかりづらいが、若干色が濃い。
ゲームでの特徴
入手に関してはバオップを参照。
ストーリー進行においては御三家の弱点を補う重要な存在と言える(バオップの記事参照)。
ただ、ここで、同じタイプでありかつレベルアップだけで進化できる(進化の石を消費しない)ヒヒダルマの存在がネックになる。
そもそも進化前の時点で、覚えられるタイプ一致技が威力僅か"30"の「やきつくす」のみの期間が長いバオップと、特性「はりきり」での多少の命中不安があるものの、捕まえた時点で威力"65"の「ほのおのキバ」、少し上がれば"75"の「ほのおのパンチ」を覚えるダルマッカと差がついている。
ストーリーにおいては、主人公が最初に選んだポケモンによって、ライバルの手持ちのイッシュ三猿が変化する。
『BW』では、ポカブを選んだ場合はチェレン、ツタージャを選んだ場合はベルの手持ちで登場。
『BW2』ではミジュマルを選んだ場合はライバル(ヒュウ)の手持ちで登場。
- LPLE / 剣盾 / BDSP / LEGENDSアルセウス / SV
未登場。
育成面
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
75 | 98 | 63 | 98 | 63 | 101 | 498 |
進化したことで進化前の技を覚えられなくなるため、進化させるタイミングを見計らう必要がある。
進化したことで全体的にステータスは底上げされた。特に「すばやさ」の種族値"101"を筆頭に、
「こうげき」・「とくこう」の種族値は共に"98"となり、物理、特殊、又は両刀アタッカーにもなることが出来る。
(シナリオ上で扱う場合でのメリットとなるのがこれでもある)
しかし、シナリオを終えてイッシュ外のポケモンが解放されるとゴウカザルという強敵が現れる。
強力な技の大半をゴウカザルが持っているので非常に厳しく、炎単で二刀をやるにはやはりほしい「フレアドライブ」も習得不可能(だった)。
キャラ被りのみならず役割まで奪われかねないとは何の嫌がらせであろうか。
他の二猿は性能は微妙とは言えここまでの扱いは受けておらず、それがさらに悲哀を誘う。
一応「かみくだく」「あくび」「しっぺがえし」「ドわすれ」などはゴウカザルは覚えない。
「かみくだく」は格闘持ちのゴウカザルでは相手にし難いエスパータイプに対しては格闘の無いバオッキーは撃ちやすいので差別化のカギとなると思われる。
…そしてUSUMでは、遺伝で遂に「フレアドライブ」を習得した。
その他にゲップも覚えたため、差別化には成功した。バオッキーとほぼ同等の攻撃と素早さ以外が高いあいつも出来るが、少なくとも以前よりは大分使えるようになっただろう。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:主人公がポカブを選んだ場合
※2:主人公がツタージャを選んだ場合
※3:主人公がミジュマルを選んだ場合
アニメ版
- チャッキー(BW71話)
漫画版
- ポッド(ポケスペ)
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
ベストウイッシュ
- 第25話
野生の個体が登場するが、アイリスのエモンガによって散々な目にあってしまう。
- 第71話
ドンナマイトに参加したトレーナー・チャッキーのポケモンで登場。
XY
- 21話・80話|
ポケモンローカルActs
奈良県斑鳩町にドータクンと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された(参照)。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0513.バオップ→0514.バオッキー→0515.ヒヤップ
関連ポケモン・グループタグ