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ミュウツー

みゅうつー

ミュウツーとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場する伝説のポケモン。
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基礎データ

ずかんNo.150
ぶんるいいでんしポケモン
タイプエスパー
たかさ2.0m
おもさ122.0kg
とくせいプレッシャー / きんちょうかん(夢特性)


他言語版の名称

英語 Mewtwo
イタリア語Mewtwo
スペイン語Mewtwo
フランス語Mewtwo
ドイツ語 Mewtwo


図鑑解説

ソフト名 図鑑内容
赤・緑、FR研究のために遺伝子をどんどん組み換えていった結果 凶暴なポケモンになった。
青、LG、X一人の科学者が何年も恐ろしい遺伝子研究を続けた結果 誕生した。
ピカチュウミュウの遺伝子とほとんど同じ。だが大きさも性格も恐ろしいほど違っている。
金、HG極限まで戦闘能力を高められたため目の前の敵を倒すことしか考えなくなった。
銀、SS戦いで力を最大限に出せるように普段は少しも動かずエネルギーをためている。
クリスタル戦いのためだけに生み出され今はどこかの洞窟深くで眠っているといわれる。
RSE、ORAS遺伝子操作によって作られたポケモン。人間の科学力で身体は作れても優しい心を作ることはできなかった。
DPt、BW、BW2、Yミュウの遺伝子を組み換えて生み出された。ポケモンで一番凶暴な心をもつという。


容姿

二足歩行の尻尾を有する型に近いが、体色はで無毛、四肢は細長く、宇宙人じみた容姿であり、他の第1世代組(No.001~149)とは一線を画するデザイン。
二足歩行のポケモンとしては長身の部類であり、オノノクス・サザンドラより20cm高く、バンギラスとタイ。

モデルはギーグ(MOTHER1版)であると言われていたりもしたが、グラフィッカーの杉森建氏がツイッターで否定した。

概要

『ポケットモンスターピカチュウ(第1世代)に初登場したポケモン。
名前の由来は恐らく「ミュウ(ミュータント<mutant>:英語で突然変異)+ツー(two:英語で2)」
150番であり、ゲーム中に入手可能なポケモンとしては最終ナンバーとなる。
(もともとはデータのみの存在であり、後に公式配布された151番ミュウが存在し、非正規ではバグで現れる152番「けつばん」などがあるにはある)

グレンタウンにて、ポケモンの遺伝子に関する研究を行っていたとある科学者によって、ミュウの子供に遺伝子改造を施す形で生み出されたが、あまりの凶暴さから生み出した科学者にも手がつけられなくなり、暴走。
ポケモン屋敷を半壊させて姿をくらませ、その後はハナダの洞窟に潜伏しており、さながらそこの主であるかの様に奥の広間で佇んでいる。
エンディング後にハナダの洞窟への進入が可能になり、最深部にて捕獲可能。

X・Yにおいても登場し、「ポケモンのむら」の奥に存在する「ななしのどうくつ」にただ一匹佇んでいる。こちらもエンディング後に進入可能になり、入ってすぐにその姿を確認することができる。
なお、ブロックルーチンによりこの個体は色違いにはなり得ない。
戦闘後、メガシンカに必要なミュウツナイトを拾うことができる。

桁外れの性能を持つ所謂禁止級伝説なのであるが、後の作品のポケモンが古代に神として崇められたりする文字通りの「伝説のポケモン」なのに対し、こちらは純粋に現代の科学力で秘密裏に作り出したという異色の経歴を持っている。

初期の時は「とくこう」が群を抜いて高かったが、BW2で登場したホワイトキュレムに「とくこう」を抜かれ、「とくこう」歴代3位に下がってしまった。しかし・・・
ポケナガではケンシンの(ランク2)ベストリンク。

ゲームのミュウツー

『 N E、W・・・?』
Mewtwo's Story  ミュウツーの話


ポケモン屋敷で発見されたとある科学者の遺した日記には、以下のことが書かれている。

にっき 7がつ5か
ここは みなみアメリカの ギアナ
ジャングルの おくちで
しんしゅの ポケモンを はっけん

にっき 7がつ10か
しんはっけんの ポケモンを
わたしは ミュウと なづけた

にっき 2がつ6か
ミュウが こどもを うむ
うまれた ばかりの ジュニアを
ミュウツーと よぶことに・・・・・・

にっき 9がつ1にち
ポケモン ミュウツーは つよすぎる
ダメだ・・・・・・
わたしの てには おえない!


この日記には、ミュウツーはミュウが産んだ子供と書かれている。
一方図鑑では、ミュウツーは一人の科学者がミュウの遺伝子を組み替えて作りだしたとある。
両方を事実と仮定するなら科学者の手によってミュウが遺伝子操作された子を人工的に孕み、
それによって生まれたジュニアに対してミュウツーと名づけられたということになるか。
半年の間の研究で何があったのかについては記載されている部分が現状でほとんどない。
ただしポケモン屋敷の日記を見る限り、誕生した日は間違いなく2月6日である。
その後も興味を示してかミュウツーを生んだ科学者の弟子らが屋敷を訪れたりと、
残された研究施設の残骸から究極のポケモン誕生の秘密を探ろうとする研究員が絶えない。

なおポケモンスタジアムなどでは攻撃の際にかめはめ波のポーズをしている。

アニメのミュウツー

ミュウツーの逆襲』のミュウツー

みんな一人じゃないんだよ、って
あるきつづけて


劇場版アニメミュウツーの逆襲や一部のノベライズでは主役級を張っている。
CVは、映画版(「ミュウツーの逆襲」)、アニメ版(「我ハココニ在リ」)、ともに市村正親が担当した。ちなみに幼少時代の声優はドラマCD(ミュウツーの誕生)は瀧本富士子が、映画版(ミュウツーの逆襲・完全版)は森久保祥太郎が担当していた。

アニメ作品の「ポケットモンスター」としてはニャースを除いて初めて人語を操ることができるポケモンとして登場。
原作の悲劇的な出自にアレンジを加えられ、ミュウのまつ毛の化石より採取された遺伝子から培養されたクローン生命体という設定。
ロケット団の最強のポケモンをつくるという研究の成果として、生み出された。
また、その研究の中心人物であるフジ博士には、クローン技術を研究することで亡くなった娘のアイを蘇らせるという目的があった。
培養液の中でのアイツーや他のクローンポケモン達との悲劇的な経験に加え、誕生した自分を兵器として利用する人間の身勝手さに辟易し、人間すべてを不信するに至る。

ただし、図鑑説明にある凶暴な性格はアニメなどでは描かれず、理性的であくまで人間に対して強い憎しみを抱いている姿で登場しており、その悲しい過去に加えて自分の生命体としての在り方に苦悩し、答えのない自問自答を繰り返している虚無感と哀愁を漂わせるポケモンとして描かれている。
完全版では、幼個体での回想シーンなどが追加されており、幼個体の姿は成体と身体的な特徴は何も変わらないが、身長が低く顔も幼い。

続編の「我ハココニ在リ」では、「ミュウツーの逆襲」の際に生み出したクローンポケモン達とピュアーズロックという山の頂上に住んでいた。
そこでサトシ一行やロケット団と再会する。
一度はサカキに囚われるが、サトシ達の協力もありロケット団を撃退。
心に抱えていたものを全て吹っ切れたのか、コピーたちを世界に旅立たせてから自らも旅立ち、とある大都会で「謎のポケモン」という都市伝説となり語り継がれる。

『戦慄のミラージュポケモン』のミュウツー

ドクター・ユングの開発したバトルシステム「ミラージュシステム」から作り出されたミラージュポケモンとして登場。ピカチュウがこれまで戦った伝説のポケモンの記憶をデータ化され、更にオーキド博士の全ポケモンのネットワーク(ホウエンまで)により「我ハココに在リ」に登場したミュウツーを筆頭候補に挙げられ全ての技を使える最強のミラージュポケモン。
ある意味新たに作り上げられたミュウツーで、逆襲・我ココの個体とは別物である。オリジナルの記憶は残っておらず、性格も声も違う。性格はほとんど無いようなものであるが。
データ上の存在のため体の一部を作り変えることが可能。劇中ではEXEなロックマンよろしく左手をレックウザの顔にしてはかいこうせんの発射口にした。
また体表に様々なポケモンの顔を浮かび上がらせてさまざまな攻撃を一斉発射し、サトシ一同のポケモンを一網打尽にした。
ついでに肉弾戦も強く、カイリューステゴロでギタギタにしたシーンはある意味必見。
加えてミラージュポケモンはタイプ相性も操作可能なので耐性面でも敵無し。はっきり言って天井知らずの強さを誇るバケモンである。
しかしミラージュミュウに動きを封じられ、ピカチュウのまだ公式データにはなかった技「ボルテッカー」の前に敗れた。

『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』のミュウツー

CVは高島礼子
ミュウツーの逆襲のものとは別個体。
声もあってか女性的で柔和な印象のミュウツーである。

かつてはとある研究所で研究材料として造り出され実験体とされていたが、やがてその施設を壊滅させ逃亡し、途中傷で倒れていたところをポケモン達に救われたことから優しさなどを知るようになった。
そのことからポケモンに対しては素直な優しさを見せるが、当初は人間に対して憎しみこそは抱いていないものの、欲の為に生み出されて実験体扱いされた経験から不信感を示してややそっけない態度を取っていた。

自身と同じく人間達によって造り出され、故郷に帰りたがっているゲノセクト達の存在を知ってからは彼らを救おうとするも、自分以上に人間不信かつ排他的なゲノセクト達に敵と見られてしまう。
最後は、特に排他的な反応を見せる赤いゲノセクトを宇宙まで連れ出し、自分達が皆地球の一部である事を理解させることで和解した。

本作ではメガミュウツーYミュウツーの覚醒した姿として登場している。
なお、覚醒の経緯は前日譚となるスペシャルアニメ「ミュウツー ~覚醒への序章~」において描かれている。

『ポケットモンスターTHE ORIGIN』でのミュウツー

ゲーム「ポケットモンスター赤・緑」を原作とした特別編。今作は「ゲームを忠実に再現」ということで言葉は一切話さない
ハナダの洞窟最深部に住まう「見たこともないポケモン」として登場し、捕獲に向かったグリーンを圧倒する。
グリーンの話を聞いて捕獲に向かったレッドの手持ちも圧倒し(ゴーストタイプのゲンガーや伝説のポケモン・フリーザーすら一撃で倒した)、初代最強の名に恥じない強さを見せつける。
使用技は「ねんりき」や「バリアー」のほか、「スピードスター」「じこさいせい」も使用。ちなみにねんりき以外はすべてゲームで覚えているわざである(ゲームではねんりきではなくサイコキネシス)。
また今作ではフジ博士とシオンタウンのフジ老人は同一人物らしいことがほのめかされており、「見たこともない姿でエスパータイプの技を使う」という話から、フジ老人はミュウツーではないかと推測している。「生きていた」ということから、研究所から逃亡してそのまま行方知れずだったと思われる。

『ポケットモンスターSPECIAL』でのミュウツー

すぺ


ロケット団の科学者だったカツラミュウの一部からバイオの力で作り出したポケモン。
念で生み出したスプーン形状の鋭利な武器で戦うことが多い。
自分を中心にサイコウェーブで竜巻を作り出し、敵を自分の方へ飲み込んで竜巻根本の圧力でねじ切る大技も使える。
だが、念の力の凝縮体がスプーン、拡散状態が竜巻なので、スプーンと竜巻を同時に出すことは出来ない。
バリアーで自分の周りを球体に囲って防御、そのまま突撃攻撃する「バリアボール」という技も使えるが、こちらは足場程度の一部分ならば竜巻と併用可能。

第1章で誕生。
培養槽を破って逃げ出し、ハナダの洞窟近くの平原で暴れるが、レッドの協力によってカツラの手に渡る。
ミュウツーの体内には、ミュウの細胞サンプル不足による不完全を補うためにカツラの細胞が注入されて溶け込んでおり、またカツラもその時ミュウツーの細胞に右腕を侵食されているので、2人の間には共鳴しあう不思議な絆がある。

第2章では、四天王の野望を止めるためにカツラの手持ちとして戦うことになる。
普段は特殊な培養液で満たした培養槽か同じ液を入れたマスターボールの中に入っている。
戦闘では捕獲された時と同様に圧倒的な力を見せつけた。
だが前述のカツラの右腕に侵食したミュウツー細胞の絆のせいで、ミュウツーがカツラから離れたり3分間以上ボールの外に出て戦ったりするとカツラの身体に負担がかかるため、長期戦が不可能。
カツラを心配して自分の意思でマスターボールへ戻ったことも。

第3章では、カツラがエンテイの炎でミュウツー細胞を焼き消した事によりカツラとの絆は無くなってしまったが、自由に動けるようになり旅立った。絆の跡は、消滅から2年経った後でもミュウツーの感情の起伏に少し反応している。

第5章で再登場。
自分のようなロケット団に利用され苦しむポケモンをこれ以上出さないと誓った彼は、ナナシマでデオキシスを利用し暴虐の限りを尽くすロケット団と戦うためにレッドたちと組んで戦う。
テレパシーを送って人と会話する能力を身につけているが、ミュウツー自身はまだ「人間は基本的に信用できない」と考えており、マスターのカツラ以外だと普段は、過去に全力で戦闘または共闘して力を認めたレッドイエローにしかテレパシーを送ることはない。一人称は「オレ」。

ポケスペには珍しくアニメ版の設定を輸入しており、上記の劇場版「ミュウツーの逆襲」よりミュウツーの出生はミュウのまつ毛から作り出された事になっている。
同作で登場した「ミュウツーの力をセーブする拘束具」もデザインそのままで使用されたが、此処では「M2バイン」という名前で呼ばれ、ミュウツーの念の力を完全に奪って体を徐々に締め付け他のポケモンの力も技も受け付けない文字通り「拘束具」であった。

ポケモンバトルでのミュウツー

性能は非常に強力。
まず「とくこう」の種族値154は前述した通り全ポケモン中3位、「すばやさ」、「HP」も高い数値を誇る。
特に「すばやさ」は種族値130と並のポケモンだけでなく、伝説ポケモン中でも上位ランクに位置し、伝説戦でも先手を取り優位に立ち回ることが可能。
今となってはほぼオマケだが「こうげき」も並のアタッカーレベルで高く、第4世代では「じばく」を用いた戦法も存在した。

初代においては伝説ポケモンであることに加えエスパータイプが優遇されていたこともあって、満場一致で最強のポケモンであった。
エスパータイプであることを差し引いても初代では「とくぼう」と「とくこう」が「とくしゅ」で一括りのステータスになっていた為、種族値合計は現行仕様に換算して744もあり、アルセウスの720を上回っていた。当然「とくしゅ」の種族値は1位であった。
技もサイコキネシスを筆頭にはかいこうせん」「ふぶき」「じこさいせいなど、当時は驚異だった技を多数覚えた。
特に初代のドわすれ(ミュウツーはレベル81で習得)は当時「とくしゅ」を2段階上げる技で、前述の仕様上「とくこう」と「とくぼう」が同時に2段階上がる(現在の「めいそう」2回分)という壊れ性能で、ただでさえ強いミュウツーをさらに凶悪にした。
ちなみにHP種族値106・「とくぼう」種族値154は現行システムのルギアホウオウと等しく、さらに火力と「すばやさ」が上回っていること、当時の最高クラスの恵まれた技を覚えることを考えると、いかに初代のミュウツーが恐ろしい存在であったか分かる。
このような理由から戦略がどうこう関係なく『とりあえず入れておく』のが定石であった。
逆に言えば、ミュウツーが解禁されたルールではいかに被害を抑えて相手のミュウツーを倒すかが勝敗の鍵となる部分もあった。
その強さを買われ、「ポケモンスタジアム2」に『ミュウツーを倒せ!』(こちら6匹VSミュウツー1匹)まで登場した。

第2世代ではエスパータイプの強さに調整が入り、あくタイプはがねタイプの登場、「とくこう」「とくぼう」の分離(「とくぼう」が実質154→90にダウン)といった煽りを受け、初代の壊れ性能は若干落ち着くこととなる。それでも依然ステータスは高く、最強のポケモンであるのは間違いなかった。
ミュウツー自身かくとうタイプの技「じごくぐるま」を覚えられたため、上記2タイプを出されても対抗手段がないわけではなかった。

しかし、第3世代になり特性「あめふらし」の圧倒的火力を誇る伝説ポケモンカイオーガが登場し、依然最強クラスではあるもののかつて程の圧倒的な立場ではなくなってしまった。また、「とくこう」種族値1位の座も新たに登場したデオキシスのアタックフォルムに明け渡すこととなる。

第4世代においては物理特殊分化によるあくタイプ技の強化、先制技の普及、アイテム「こだわりスカーフ」の登場とギラティナダークライというシンオウ伝説・幻という絶対的な壁の登場で向かい風が吹いた。せっかく「すばやさ」が高くても迂闊に動くと先手を取られて倒されかねない事態に見舞われた。
加えて技威力のインフレにより高威力技が次々増え、伝説以外のポケモンですら次々と威力100~150の技を手にする中、ミュウツーは一致技最大威力が「サイコキネシス」(威力90)止まりのままであり、火力でゴリ押しというスタイルからの脱却を余儀なくされた。
実際変化技は様々に覚えた為それらを駆使して戦えないことはなかったが、それでも他の伝説ポケモンが火力偏重なのと比べると今一つインパクトに欠け、伝説の中では中堅クラスに落ちてしまった。
しかし、第4世代後期に行われた公式大会では高い「すばやさ」を生かし、ユキノオーと組んで先制で「ふぶき」を繰り出す「ノオツー」というコンボが流行し、再評価されることとなる。

第5世代では、これまで与えられていなかった専用技サイコブレイクを習得した。
威力は「サイコキネシス」を上回る100で、特殊技だがダメージ計算時に相手の「とくぼう」ではなく「ぼうぎょ」で計算を行う。いわば強化版「サイコショック」であり、火力の底上げに加え、特殊アタッカーの宿命であった「ハピで止まります」が少なくなった。
(そもそも「トリック」や「めいそう」もあるミュウツーにハピナスが出てくるかと言われればやや疑問だが)
何より禁止級のポケモンは「とくぼう」より「ぼうぎょ」が低いポケモンが多く、同じ威力の特殊技よりも「サイコブレイク」の方がより大きなダメージを与えることができる。
また、特性の「プレッシャー」に仕様変更があり、「あめふらし」「ひでり」「ターボブレイズ」「テラボルテージ」「プレッシャー」との効果の発動順が「すばやさ」依存になった。
これにより、これらの特性をもつポケモン(すなわち、ほとんどの伝説ポケモン)との「すばやさ」の上下関係がわかり、「こだわりスカーフ」の所持が見破れるようになった。
これは「こだわりスカーフ」による奇襲に弱いミュウツーにとっては嬉しい仕様だが、こちらの「こだわりスカーフ」の有無もバレるので、単純強化というわけでもない。
夢特性は「きんちょうかん」。「すばやさ」に関係なく先に出るため判定に使えない上に、ミュウツーに活かせる技が少ないので、ミュウツー単体で見ると若干噛み合わないように思える。
しかしダブルバトルでは、半減実を封じることで相方の「りゅうせいぐん」や「けたぐり」で相手のドラゴンバンギラスを確実に仕留めたり、「ラムのみ」「カゴのみ」を封じることで「ダークホール」で2体とも沈黙させたりできるため、かなり強力。
2012年末に行われた伝説解禁ダブルバトル大会「クリスマスカップ」では堂々の使用率1位。
元祖最強の貫禄を見せつけた。

ちなみに、特性「きんちょうかん」のミュウツーは「神速のゲノセクト」の映画の際に配布された個体のみ。
また、特性「プレッシャー」ではあるが「エレキボール」を覚えたミュウツーが、2011年9月26日から10月31日まで「ポケスマ!」連動企画として配信されていた。

第6世代では、新システム「メガシンカ」で前述したメガミュウツーX・Yの2形態へ進化する。
元のスペックが最強クラスなだけに、極めて強力な性能を誇る。詳細は当該記事にて。
元のミュウツーはというと、サブとして使っていた特殊技の威力が軒並み下げられてしまったため総合的な火力はやや低下。
だがタイプ一致のエスパー技は据え置きになったため、「サイコブレイク」が通る相手であれば問題なく戦える。
アイテムの自由が利くので、火力強化アイテムを持たせて「サイコブレイク」を中心とし攻めるスタイルや、高い「すばやさ」を盾に「たべのこし」を持たせて変化技を駆使しじわじわ攻めるスタイルなど、一通りのことができる上にどれもこれも強力。
器用万能とは正しくこのポケモンのことをいう。
だが「技スペースは4つしかない」ので、1匹だけでできることに限りがあるのが弱点といえる。

…が、続くORASでは一転して立場は苦しい物となった。通常ミュウツーの主な逆風として


といった所。インフレの加速もあるが、やはりORAS伝説に対処しにくいのは非常につらい。
また、XYから居たメガガルーラメガクチートが増えているのも逆風。
そして、GSルールでは手持ちに入れられる伝説ポケモンは2体までということで、少ない枠の中で環境を支配する力が求められたため、ミュウツーは枠から漏れてしまうことが多かった。
もっとも、これはミュウツーに限った話ではなく、ORAS伝説(またはゼルネアス)によって環境から駆逐されたポケモンは多い。

とは言え、器用さではまだまだ最高峰。
壁張りやおにび等で相手を翻弄出来る事が出来るのは健在。上記のポケモン対策にゴツゴツメットを持ち、バリアーやおにび、リフレクター+自己再生を備えた物理受けミュウツーで突破するという荒業も可能であったり、なんだかんだでまだまだ強い。
しっかり役割を決めればミュウツーも応えてくれるだろう。
元のスペックが高いため、第7世代で巻き返してくれることも十分に考えられる。

スマブラでのミュウツー

大乱闘スマッシュブラザーズDX」でもプレイアブルキャラクターとして登場した。
隠しキャラクターの1人であるが、その解禁状況が「対戦のべ時間が20時間を超えるor対戦ゲームの試合を700回おこなう」という骨の折れるものであった(もっとも、延べ時間というのはすべてのプレイヤーの合計なので、時間無制限&プレイヤー4人全員を人間操作に設定して対戦画面放置で寝てる間に解禁できたのはナイショ)。

CVは後述の「逆襲」と同じく市村正親。星になったときはアニメのイメージからは想像できない拍子抜けした悲鳴が聞ける。

DXでは、イベント戦にも敵として出ているが、中でもホントの最終決戦というイベント戦が印象的。ミュウツーの他に、なんとギガクッパガノンドロフと組んで登場する。ミュウツーは遠距離からシャドーボールを撃ってくる妨害がかなり鬱陶しい存在となる。他二キャラが近距離メインなのに対し、ミュウツーは遠距離で援護してくるのが特に厄介。ギガクッパが大きすぎて気づきにくいのもポイント。かといってミュウツーばかり気に取られてると、超火力のガノンドロフ、そしてギガクッパの餌食となる。このイベント戦をクリアすると終点が解禁される為なんとしてでも倒したい。

しかし、続編にあたるスマブラXでは、世代交代の流れもあってか、限られた参戦枠をルカリオに譲り、スマブラの舞台から姿を消してしまった。国内のみならず、海外で非常に強い人気を獲得していたキャラクターだけに、リストラを惜しむ声が絶えなかった。以後も復活を希望するユーザーが多かったが、その願いもむなしく最新作のスマブラ3DS/WiiU が発売され、いよいよ今回も参戦は絶望的……かに思われたが…

2014年10月24日に、YouTube公式チャンネル、及びニコニコ動画で生放送された「スマブラWiiUがスゴい50の理由」のラスト、なんと、3DS版とWiiU版両方を買った場合(後日有料での配信も予定)、ミュウツーがプレイヤーキャラとして使用可能になるとのアナウンスがなされたのである。
3DS/WiiU両機種で使用可能



特典に応募したプレイヤー(現在は締切になっている)は2015年4月15日から無料で、それ以外のプレイヤーは、2015年4月28日から有料でダウンロードできる。
有料版の価格は3DS・WiiU版それぞれの単品が417円、3DS・WiiU版のセットが509円(いずれも税別)。
今作でのCVは藤原啓治

ちなみに、日本版の参戦ムービーは「ミュウツー参戦!」であるが、海外版の参戦ムービーでは「Mewtwo Strikes Back!」と表示される(『ミュウツーの逆襲』の英題)。

性能は、ゆるやかな動きが特徴で、移動は浮遊によるもの。
更にアイテムを念力で持ち上げるという異例のキャラ。
強攻撃や一部の空中攻撃は長い尻尾を使う攻撃が多く、スマッシュ技には暗黒を纏う技が多い。復帰性能が非常に高く、距離が長い上、空中の軌道もあいまって妨害もされにくい。

単発火力に優れ、必殺技のシャドーボールを始め、先端を当てると強い横スマッシュのシャドーブラスト、発生が早く持続長めで、溜める時にかなり滑るため滑り込みに使いやすい連続ヒットの上スマッシュギャラクシーフォース、発生こそ遅いがふっとばしがかなり強く、後隙が非常に少ない為、ガノンドロフの上スマッシュのように釣り出しにも使える下スマッシュのシャドーボムといずれも非常にバースト力が高い技を兼ね備える。
また、シャドーボールの存在からありとあらゆる距離でバーストが実用的な為、バーストに関しては文句なしと言った所。

そしてスマブラのミュウツーを語るに外せないと言ったらやはり個性的で強力な投げ技。
相手を浮かした後、小さなシャドーボールを5発放つ、ダメージ蓄積や距離操作、乱闘で使いやすい前投げシャドーマシンガン、超能力で後ろに投げ捨てる強力な後ろ投げサイコスロー、超能力でミュウツーの周りを振り回し上に飛ばす、動作が長いが最強クラスのふっとばし力を持つ上投げワールスロー、超能力の代わりに尻尾で叩きつける、追撃に使いやすく打撃判定のある下投げテイルビートと、投げに関しても文句なしと言える。

しかし、空中技は癖の強い技が多く、使いこなすのが非常に難しい。
電撃を纏いながら攻撃する空Nのボディスパークこそ使いやすい(それでも判定が弱いので積極的には使いにくい)が、それ以外は、威力が高く発生が早いが持続も短く範囲の狭い、前方を引っかく空前シャドースクラッチ、発生が遅いしなる尻尾で攻撃する空後エアテイル、打ち上げ追撃用にしては発生が遅い上方向に尻尾を振り回す空上サマーソルトアタック、発生が早めだがタイミングをクリティカル判定の部分を掴みにくい、下方向に蹴りつける空下メテオキックといずれも曲者揃い。さらにミュウツーの独特なジャンプの性質が使いにくさをさらに助長させている。しかしこれらを使いこなさないとミュウツーの力はフルに発揮できない。

欠点として、体が大きいためコンボ耐性が低い。
身長の高いキャラの宿命ではあるが、この欠点が後述の最大の欠点をさらに露呈させてしまう。

その最大の欠点は浮いているという性質のせいで非常に体重が軽い。どれぐらい軽いかというとプリンの次に軽い。プリンの重量は全キャラ最軽量なので全キャラ中二番目に軽い。DXの頃はゲムヲより重かったのでまだマシだったが今回は異常に軽すぎると言える。その為重い一撃には非常に弱い。

基本的な動きは、常にシャドーボールを溜めて様子を伺いつつ、近づいてきたらシャドーボールを投げるもしくはガードでキャンセルし、掴みで追撃を狙ったり、発生の早い下強→空前のようにコンボを繋げたり、空Nで上から差し込む、場外に追い出してその優秀な空中機動で追撃をしたりする事が主な立ち回り。リーチが長く連射性能の高い下強のアンダースラップがとにかく使いやすいので、やや使いにくい弱攻撃の代わりにこれを振っていきながらプレッシャーをかけていきたい。ダッシュ攻撃のダークトーチも使いやすいのでこれも不意打ち気味に使える。変則的な行動も可能で、下スマによる釣り出しやかなしばり、ねんりき等、相手の行動を制限させたり心理戦を強要する技も兼ね備えるのでこれらも使っていきたい。
しかし、ふとした事であっという間に逆転されてしまう事も多く、特に速いキャラが苦手なので苦戦する事も多い。上述の身長の高さとそれに釣り合わない体重を持つ為常に慎重な立ち回りが要求される超上級者向けのファイター
その分逆転出来る技もあるので、ガンガン攻めるよりはダメージを蓄積させつつ機会を伺って一撃を叩き込む方が良いだろう。

登場演出は闇の中からワープして出てくるという演出。DXの頃には存在しなかった。

アピールは、上アピールがDXと同じく笑いながら高速回転する物、横アピールが闇のオーラを纏い気合を高める物、下アピールがこちらに向かって手から闇のオーラを光らせながら突き出す物がある。

勝利ポーズは、上入力が腕を組み、背中を向いてこちらに振り向く。「私はなぜここにいるのか...」「Hum...」
左入力は下アピールのように闇のオーラを手から光らせ突き出す物。「私は負ける訳にはいかない...」「Haaaaaa...!!!」
右入力は空中で一回転した後、闇のオーラを体から出す。「愚かな...!」「Hahahahahahahaha...」
ちなみにDXの頃は空中で一回転した後気合を入れるような動作をしていた。

日本版はセリフを喋り、DXでもお馴染みのセリフを話す。ただし、上入力以外はDXとセリフの順番が入れ替わってる。
海外版はセリフを一切喋らない。その為DXの頃と違い別に収録したと思われる声が使われている。上入力以外はforで使われなかったDXの勝利ボイスを意識した声を出す。海外版の勝利ポーズの声優は不明。

必殺技

B:シャドーボール
両手のひらを向い合せ構えつつエネルギーを溜めた後、上下に揺れながら前進する球を放つ。シールドを押せばキャンセルが可能だが、最大まで溜まっても自動でキャンセルされない。

ミュウツーの要と言える技。溜めないとほぼ全く吹っ飛ばないが、最大まで溜まると25%のダメージと圧倒的なふっとばし力を持つ。その上特殊な軌道のおかげでジャストガードしにくい。ふっとばしで言えば全キャラ最強と言っても過言ではない。溜めないシャドーボールもマリオやルイージのファイアボール並みの連射速度がある為使いやすい。
しかし、空中で使うと反動でものすごい勢いで後退する。その為崖外で使うと反動で自滅という事もしばしば。だが、この反動を利用して滑り込み上スマッシュに利用したり相手の技を回避する、反転Bを使い復帰に利用する事にも利用可能。また、シールド削り能力も高く、ジャスガを除き二発当てれば確定でガードクラッシュする。これらを上手く使いこなせれば牽制、撃墜、接近、回避、復帰、シールド削りのあらゆる場面で使える万能技に化ける

欠点はこの高すぎる威力のせいで反射合戦になると不利になりやすい事である。自身の反射技のねんりきの発生が遅いのもあるが、軽すぎる体重のせいで相手に二回返されると0%からでも大抵バーストしてしまう(逆もまた然り)。また、シールド削り能力の高さのせいでジャストガードしないとシールドが割れる。故に反射持ちには不意打ち以外使いにくい。

横B:ねんりき
前方に念力を出して相手を浮かび上がらせ地面に落下させる。また、飛び道具反射技でもある。DXの頃は何故か攻撃判定を奪えなかったが、forでは反射技として機能するようになった。
相手を浮かび上がらせる効果は一見強いように見えるが、動作が長いせいで地上では当てても反確。よって地上では反射技として使用するのがベスト。だが発生が遅いので信頼は出来ない。
空中なら反確を貰う事は少なく、空中ジャンプが残ってれば空前がヒットしやすいので、当てにくい事を除けば貴重な空中掴み技として利用可能。
が、この技の最大の価値は空中で使うと連続使用一回目だけ自身も浮かび上がる事が可能である事だろう。マリオのスーパーマントと違い空中制動が落ちない為正真正銘復帰技として使える。この技の存在価値がこれにあると言われる事も。

ちなみになんでサイコキネシスじゃないのかと言われる事もあるが、掴み技の名前がサイコキネシスなのでこうなったと思われる

上B:テレポート
その場から消えた後指定した方向に腕を組みながら出現する技。攻撃性能は無い完全な復帰技。空中で出現するとしばらく水平に飛び、その後しりもち落下となる。好きな方向、ある程度好きな距離で復帰出来るのでかなり自由度が高い。相手の攻撃をかわすのにも使えるので用途は多い。テレポート持ち恒例の崖キャンセルも健在。着地狩りに弱いミュウツーだが、相手の反対に入力したりすることで誤魔化す事も可能。

下B:かなしばり
眼の色が一瞬緑に光り、光線を出し相手を混乱させる技。正面の相手にしか効果が無い。空中の相手に撃つと少し吹っ飛ぶのみで混乱は起きない。また、相手が最後に使った技を使えさせなくする効果も無い。
かなり特殊な技。判定が一瞬で後隙も大きいので使いにくいが、当てればフルホールドスマッシュが当てれたりするのでワンチャン目的で使うのが基本。主に突進してくる相手に向かって撃つと効果的。
また、実戦での難易度は高いが踏みつけジャンプから即座にかなしばりを当てるコンボもある。

ちなみに飛び道具なのでむらびとのしまうでしまわれ、そして取り出されて混乱させてくる。むらびとを相手する時は注意。

最後の切りふだ:サイコブレイク
メガミュウツーYにメガシンカした後すぐに、巨大な念力の詰まった貫通性の球を放つ。当たると相手は拘束され、脳内に対して物理的と思われる電撃らしき衝撃を相手に叩きつけ、ふっとばす。球が消える、もしくはヒットが終わるとすぐにメガシンカが解除される。
メガシンカとは言うが、内容的にはロックマンスペシャルとほぼ変わらない一発系の飛び道具。球のスピードは速めで大きいので、少しジャンプしながら撃つと当たりやすい。
ちなみに見た目に反し切り札にしてはあまりふっとばしは強くない。よって大量撃墜を狙うにはそこそこダメージが溜まってる事が必要となる。

ポッ拳でのミュウツー


ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENTにおいても、2016年3月発売のWiiU版から参戦。
シナリオ中でダークミュウツーを撃破することによってミュウツーに戻り、使用可能になる。
同年5月2日からAC版でも使用可能になった。

遠近ともに強力な技を持ち、バランスよく攻めることができる。
元のイメージに違わず、全体的に高水準でまとまった万能型。
反面、ただでさえ共鳴ゲージがたまりにくい上にポケモンわざを使用すると共鳴ゲージを消費してしまうため、共鳴バーストするまで維持するのが大変。
共鳴バーストを発動するとメガミュウツーXにメガシンカする。

バーストアタックは、念力で相手を拘束し超能力を込めた拳の一撃を叩き込む「サイコディザスター」。
ゲンガーのバーストアタックと同じくつかみ攻撃となっており、ガードで防ぐことができない。
ただし、攻撃判定の範囲は狭い。

名探偵ピカチュウでのミュウツー

ストーリーとは直接関係無いがエンディングに少しだけ登場している。今後の展開に絡んでくるのだろうか?

関連イラスト

最強のオンリーワン
150/151



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ポケモン一覧 エスパータイプ 伝説ポケモン
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ダークミュウツー

ギーグ
フリーザ・・・こちらも外見が似ていることからよく話題に挙がる

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