全国図鑑	No.0909
パルデア図鑑	No.004
ローマ字表記	Hogator
ぶんるい	ほのおワニポケモン
タイプ	ほのお
たかさ	0.4m
おもさ	9.8kg
せいべつ	87.5%♂・12.5%♀
とくせい	もうか/てんねん(隠れ特性)
タマゴグループ	りくじょう

他言語版の名称

ドイツ語	Krokel
英語・スペイン語・イタリア語	Fuecoco
フランス語	Chochodile
韓国語	뜨아거
中国語(簡体字)	呆火鳄
中国語(繁体字)	呆火鱷

進化

ホゲータ→アチゲータ(Lv16)→ラウドボーン(Lv36)

概要

第9世代『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』から登場するポケモンで、ニャオハやクワッスと並んでパートナーポケモン「パルデア御三家」の内の1匹。

一見恐竜やカバに見えるが、実際は同じ御三家のワニノコ同様ワニポケモンの一種で、真紅の身体に白い補色が映えるアップルカラーが印象的。

その体構造上、視線は斜め上かつ口は開けっ放し。

いかにも呑気そうな人相に違わぬ、のんびり屋でマイペースな性格をしている。一方、食べることが大好きで、エサを見つけた途端目を輝かせて飛んでいくらしい。

焦げたものでも齧りつくが、とあるシーンでクワッスに食うのはやめておけとばかりに窘められ、焦げたオレンジを手放すが、それでも呑気な顔のままである辺り、安定のホゲータである。

お腹と背中にある黄色く四角いウロコは、外部の熱を吸収してほのおエネルギーに変換する機能がある。そのため常にじんわりと暖かく、時には高温になることも。

頭の上でゆらめいているオレンジ色のアホ毛のようなものも、体内から溢れたほのおエネルギーであり、ホゲータの感情が高ぶって興奮するとその放出量も増加する。

名前の由来は「炎＋アリゲーター」に呆けた時の擬音「ほげー」をかけたものと思われる。

ゲームでの特徴

スカーレット・バイオレット

本作の炎御三家。主人公が最初にクワッスを選ぶとネモに選ばれ、主人公がニャオハを選ぶとクラベル校長に付いていき……

また、主人公がホゲータを選択した場合は以下の通り。
- 本編でクラベル校長の手持ちがモロバレルとヘルガーとあるポケモンになる。
- ネモの手持ちが本編でニャオハになるだけでなく、DLC『ゼロの秘宝番外編』で手持ちにミロカロスとゴウカザルが追加される。

本作と『ポケモンHOME』を連携させると、隠れ特性個体を貰う事ができる。

性能

種族値

	HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
ホゲータ	67	45	59	63	40	36	310

炎御三家比較

炎御三家	HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
ヒトカゲ	39	52	43	60	50	65	309
ヒノアラシ	39	52	43	60	50	65	309
アチャモ	45	60	40	70	50	45	310
ヒコザル	44	58	44	58	44	61	309
ポカブ	65	63	45	45	45	45	308
フォッコ	40	45	40	62	60	60	307
ニャビー	45	65	40	60	40	70	320
ヒバニー	50	71	40	40	40	69	310

使用トレーナー

ゲーム版

※1：ニャオハ・クワッスの3択

※2：主人公がクワッスを選んだ場合

アニメ版

ロイ
オハラ(放課後のブレス)

漫画版

バイオレット（ポケスペ）

他作品

アンナ (web小説「きみと雨上がりを」)

アニメ版

アニポケ

第1～第7シリーズ

新無印134話
- オマケ「愛と真実の悪を貫くロケット探検団」にて初登場(CV：武隈史子)。ムコニャが捕獲を試みようとした所、ムサシが誤って「オレンのみ」を持ってしまった事で実に向かってまっしぐら、ロケット団を吹き飛ばしオレンの実を食べた。「ホゲータはくいしんぼう」(※特性ではありません。)

めざポケ8話
- オマケ「ひらめきゲット！LET'Sボケなぞ！！」で登場。

第8シリーズ

ロイのホゲータ
- CV.山下大輝
- リコのニャオハと並んでポケモン側のメインキャラクターとなる。第2話から登場。ブレイブアサギ号に住み着いていたが、後にロイのパートナーになる。詳細は当記事にて。

放課後のブレス

オハラのホゲータ
- アカデミー生でフルート奏者のオハラのパートナー。のんびりやでマイペースな性格で、食べ物を見つけると目を輝かせて夢中になってしまう。オハラの奏でるフルートが好き。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

バイオレットのホゲータ
- 第16章男主人公であるバイオレットの手持ちで登場。バイオレットがグレープアカデミー入学時に校長から貰ったポケモンとの事。

他作品

web小説　きみと雨上がりを / 楽曲　Biri-Biri

作中に登場するアンナのパートナー。選んだ理由は目があった時にビビッと来たとの事。また小説を原案とした楽曲のMVのサムネイルにニャオハと共に抜擢されている。

余談

ワニポケモンはワニノコ系譜、メグロコ系譜に続き三種目。彼らは水辺、砂漠とそれぞれのフィールドも分かれていたが、今回はほのおタイプというまさかの選出となった。

また炎御三家に爬虫類が採用されるのは、意外にも初代のヒトカゲ以来26年ぶりとなる。

そのポアっとした呑気な風貌は、3D化することで更なる魅力を引き立たせており、特にストーリー序盤で3匹を選ぶ際に、最初は他の2匹と決めていたトレーナーたちを愛嬌ある呑気な仕草で軒並み決意をぐらつかせる強力なアドバンテージとなっている。

特に女性は母性をくすぐられる模様。

発表当初はどこぞのガキ大将に似ているとネタにされていた。

しかも、歌う時は「ホゲ〜」と言うテロップが出る。

二次創作では

一人称が「ほげ」で語尾が「のね」、主人公を「ごすずん」と呼ぶ二次創作やYoutubeでのまとめ動画が散見されるが、口癖に関してはみどりのマキバオーに登場するミドリマキバオー(CVはニャース)が元ネタである。

初出は定かではないが、まとめ動画の引用元であるあにまん掲示板ではこのようなキャラクターが定着しているようだ。

ポケモン	該当地方
ヒトカゲ	カントー御三家
ヒノアラシ	ジョウト御三家(ヒスイ御三家)
アチャモ	ホウエン御三家
ヒコザル	シンオウ御三家
ポカブ	イッシュ御三家
フォッコ	カロス御三家
ニャビー	アローラ御三家
ヒバニー	ガラル御三家
ホゲータ	パルデア御三家