G1
CV:マルレーヌ・アラゴン/吹:小宮和枝
初代アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』では、ウーマンサイバトロンのリーダーにしてコンボイの恋人。架空の自動車(フューチャーカー)に変形する。
元々はエイリアルという名のトランスフォーマーだったが、メガトロンの攻撃によって負傷し、長老アルファートリンの手によってオライオンパックス(昔のコンボイ)と共に現在の姿に修復された。「シークレットパワー」という時間を止める能力を持つが、これは使用と共に自身の生命力を使い果たしてしまう危険性を孕んだ諸刃の剣でもある。
ちなみに彼女は第40話「アルファートリンを捜せ!」の1回限りの登場であり、その後の去就は不明。
パワー・オブ・ザ・プライム
2018年にリリースされた玩具シリーズ『パワー・オブ・ザ・プライム』では、同シリーズのスタースクリームの仕様変更品としてエリータ・ワンの玩具が発売された。
スタースクリームと同じく戦闘機に変形し、さらに同じシリーズや『コンバイナーウォーズ』(ユナイトウォリアーズ)互換性のあるトランスフォーマーを四肢に変形させて、合体形態エリータ・インフィニットとなる。
実写映画版
CV:グレイ・デリスル/吹:勝生真沙子
実写版2作目『リベンジ』に登場。パープルカラーの「MVアグスタ・F4」というバイクに変形するオートボット。
同じくオートバイに変形する女性型トランスフォーマーであるアーシーとクロミアの二人の武器が銃なのに対し、彼女は右腕に装備されたブレードを武器に戦う。
劇中では意識が統一されている為、三人まとめてアーシーと呼ばれている。
玩具は映画公開時に発売されたクロミアのカラーリングを変更したもので、ハズブロの『ハント・フォー・ザ・ディセプティコン』(日本では『オートボットアライアンス』としてタカラトミーより発売)のラインナップの1つとして発売された。
アニメイテッド
CV:クリー・サマー/吹:柚木涼香
『アニメイテッド』ではディセプティコンの女戦士・ブラックアラクニアの過去の姿として登場。
それまでのエリータ・ワンはゲストキャラ(G1)であったり、設定ではしっかり名前があるとはいえ実質モブキャラ(実写)でしかなかったため、人によっては真っ先にアニメイテッド版を思い浮かべるだろう。
触れた相手の能力を一時的にコピーし自らの能力と成すことができる。オートボットだった頃はオプティマスプライムとセンチネルプライムでチームを組んで惑星探査を行っていたが、巨大蜘蛛の惑星で蜘蛛に襲撃された際に体が蜘蛛の毒によって変貌してしまい、蜘蛛にトランスフォームする半有機ロボット生命体になってしまう。
この時、愛人関係であったオプティマスに見捨てられ(実際は助ける事はもう不可能だと悟ってしまったセンチネルが止め)事から彼に対して愛憎入り混じった感情を持っている。